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テレビとLEDのおはなし

2014年12月15日

青や赤の下敷きに太陽光を通すと、その色の光が壁に映ったりしますよね。
いろんな色の下敷きを使って、光で遊んだ経験はありませんか?

液晶テレビは、太陽光にあたる光と、下敷きにあたるフィルターを巧みに操作して、 色彩豊かな映像を作っています。
今回は、液晶テレビの太陽光にあたるLEDのおはなしです。

私たちが普段目にする光は、様々な波長(色)の光が折り重なってできています。
光の3原色である赤、緑、青の3つの光を重ねると、白になることは有名ですね。

多くの液晶テレビでは、青色LED黄色蛍光体によって白色の光を作っています。
赤と緑の光を合わせることで黄色の光になる、つまりは、青+黄色(赤+緑)で白を作っていたわけです。

しかし、この白色光では光をフィルターに通した時に、赤と緑の色が弱いという課題がありました。

当社が12月9日に発表した「高色再現こういろさいげんLED」は、青色LED緑色蛍光体赤色蛍光体により白色の光を作ります。

  
従来型白色LEDの仕組み    高色再現LEDの仕組み

今回開発した高色再現LEDは、次世代の8Kテレビの色域規格であるBT.2020に対して
80%以上のカバー率を実現しています。
表現できる色が増えたということですね。

色再現性が低い従来のLED(黄色の蛍光体)   色再現性が高色再現LED(緑と赤の蛍光体)

映像を映すという機能は昔から変わっていませんが、テレビの技術は日進月歩。
映像のリアリティ、迫力、臨場感をお客様に楽しんでいただくために、
今後は、BT.2020規格比100%の実現を目指し開発を進めてまいります。
(広報担当:M)

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