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ホコリの50%は床以外にある? 「RACTIVE Air」が提案する新しいお掃除スタイル

2017年4月20日

著者:広報M

本日4月20日(木)に、コードレスサイクロン掃除機「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」のプレミアムパッケージモデル<EC-A1RX>を発売しました。

「RACTIVE Air」の商品企画担当にコンセプトや特長を聞いてみると、ただ軽くてパワフルなだけの掃除機を目指したのではなく、掃除の常識を変え、新しいライフスタイルを提案するシャープらしさがありました。特に掃除が嫌いな方、必見です。

 

掃除を「嫌いなこと」から、「好きなこと」に

商品企画担当

――掃除って負担の大きい家事の一つですよね。ホコリが溜まっていても、つい見て見ぬふりをすることも……。皆さん、掃除をどうされているのか気になります。

やはり負担の大きい家事ですから、家族で分担することが多く、特に夫が積極的に掃除するご家庭も多いようです。私の家庭でもそうですが……(笑)

――家具をどかしたり、広いフロアを掃除したり、力も時間も使いますよね。

本格的に部屋を掃除するには時間を使いますので、週末にまとめて掃除する方も多いと思います。でもやっぱり、週末に掃除なんてしたくないんです、本音を言えば。週末はゆったり家族で過ごしたり、出かけたいですよね。そんな考えから、平日の空いた時間に、都度掃除をするスタイルに変わって来ていると考えています。

――部屋中を一度に掃除するのではなくて、気付いた時にさっと掃除するイメージでしょうか。それって、ハンディモップや雑巾で掃除する感覚ですよね。

そうですね。例えばハンディモップで棚の上やライトを掃除すると、ホコリの一部は床に落ちてしまいます。それをまた掃除機で吸うんです。それなら、最初から掃除機で吸った方がずっと効率的です。

――部屋中の掃除をしようと思うとなかなかの覚悟が必要ですが、気になるところをさっと掃除するだけなら、気持ちも楽ですね。

生活していると、どうしてもホコリは溜まってしまうので、すき間時間を見つけて、都度掃除をしていただく。溜まったホコリを掃除する暮らしから、ホコリを溜めない暮らしを目指して、「RACTIVE Air」をつくりました。

 

床のホコリは50%? 意外と多いホコリの棲み家

室内のホコリがどこにあるか調べてみると、実は床に溜まるホコリは、全体の約50%しかないことがわかりました。

――半分が床面にあるとすると、残りの半分はどこに…?

残りの半分は、本棚やエアコンの上、テレビ台の裏など、高いところやすき間など、掃除しにくい場所にあることがわかりました。掃除しにくい場所は、無理な体勢で掃除したり、かがんだりする必要があるので、体への負担も大きいと思います。

――椅子に乗るのも危ないですしね。そこで軽さが重要なのですね?

パイプ部にドライカーボンという素材を使用しました。航空機やレーシングカーなどにも使われる、非常に軽くて強い素材です。パイプの径も厚みも小さくすることができました。

本体部分も、必要最小限のもの以外を出来るだけそぎ落とすことで、業界最軽量※1の標準質量※21.5kgを実現しました。

※1 当社調べ。2017年4月5日現在、パワーブラシタイプの家庭用電気掃除機において。
※2 標準質量は、本体(バッテリー含む)、パイプ、ヘッドの合計質量です。

しかし、それだけでは不十分です。エアコンの上などの高い位置や、家具と壁のすき間など、どうしても掃除しにくいところもさっと掃除してほしいと考え、対応したヘッドをつくりました。

この「はたきノズル」は、エアコンや棚の上を掃除する際に便利です。2ヶ所の角度を調整して使います。

――エアコンの上ってなかなか掃除しないですよね。夏にエアコンをつけると、ホコリが落ちてくることも……。(実際に掃除機をかけながら)これは簡単。

家具と壁のすき間には、「タテヨコ曲がるすき間ノズル」が便利です。ノズルが自由に曲がるので、パイプが届かないところのホコリも簡単に取ることができます。

――タテヨコ曲がるというのはどういう意味ですか?

根元を回転することができるので、曲がる方向を変えられるんです。

――ほんとだ。回転しますね。

無理に屈んだりせずに、棚やソファーの下の奥の方まで掃除することができます。

――ノズル部分が曲がるのは、想像以上に使いやすいですね。これだけ自由に動くと、今まで見て見ぬふりをしていた家中のホコリを掃除して歩きたくなります。

テレビ台の裏とか下とか、すき間ってホコリが溜まりやすいんです。曲がる部分の開発には苦労しましたが、いいものができたと思います。

――ふとん用のヘッドはいかがですか?

「ふとん掃除パワーヘッド」をつければ、ふとんも楽に掃除することができますよ。

モーターで赤いゴムブレードの部分を回転させて、ふとんのハウスダストをたたき出します。ブレードの先端に厚みを持たせることで、たたき効果を上げることができました。ふとんと触れる面は抗菌加工※3をしています。

※3 【試験機関】(一財)ボーケン品質評価機構 【試験方法】フィルム密着法 【抗菌方法】無機系抗菌剤を樹脂に練り込み。【試験結果】抗菌活性値2.0以上。(抗菌効果あり)

「ふとん掃除パワーヘッド」や「タテヨコ曲がるすき間ノズル」などのオプションは、当社の以前のコードレス掃除機でも使えます。

別売オプション品一覧
http://www.sharp.co.jp/support/cleaner/option/

 

今まで掃除できなかったところも、たくさん掃除していただきたいと思い、プレミアムパッケージモデルとしてバッテリーを2つ付属しています。片方を使っている間に、もう片方を充電しておけば、充電のし忘れを防ぐことができます。2個のバッテリーを交換して使うことで、最長60分間※4の使用が可能となります。

※4 満充電、電池初期状態でバッテリーを2個連続使用した際の当社規定条件下での最長運転時間。床面の材質、使用環境、使用状態により異なります。

 

やっぱり気になる吸引力は?

――ここまで軽くて小さいと、あまり吸わないのでは? と思ってしまいます。

吸引力を左右するモーターは、大風量ターボファンを搭載しています。小型化してもパワーは落としていません。それから、カーボンパイプを使うことで、パイプの径を小さくできたと話しましたが、それによって吸引する空気の速度を速めることができ、吸引力を高める効果もあるんです。

 

――「RACTIVE Air」のプレミアムパッケージモデルは、扱いやすい軽さと、届きやすいノズルで、気付いた時に、気付いたところをさっと掃除できることがポイントだったのですね。

負担が大きく嫌いだった掃除を、自ら進んでやるような楽しいものにしたい。「RACTIVE Air」という名前には、楽とアクティブを合わせたそんな想いが込められています。

――ありがとうございました。

 

掃除の負担を減らすだけではなく、楽しいものに変えたいとの想いは、「RACTIVE Air」を使っていると実感します。見て見ぬふりをしていたものを、探したくなる。掃除に対する感覚が変わることで、部屋もキレイになり、週末もゆったりと過ごせるなんて、いいことばかりですね。

(広報担当:M)

 

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