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AQUOS PHONE ZETA SH-01Fの開発者に聞く「心おきなく、3日間。」への想い

2013年11月21日

著者:sharp-admin


スマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」が、株式会社NTTドコモ様から11月7日に発売されました。

約5.0インチ フルHD IGZO(イグゾー)液晶ディスプレイ※1と省電力駆動ICを組み合わせて進化した表示システムで、省エネ性能を約20%(当社比)※2向上しました。さらに、3000mAhの大容量バッテリーの搭載などにより、充電を気にせず3日間の使用が可能※3となります。


AQUOS PHONE ZETA SH-01F

今回は、「3日間」という長時間使用の秘密を探るべく、開発者にインタビューを行いました。

<以下インタビュー内容>

-まず、「電池持ち」についての考えを聞かせてください。

開発者「昨年11月に発売された「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」モデルで、「電池持ち」を大々的に訴求しました。「心おきなく、2日間。」というCMを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。その効果により、お客様や販売店様に「IGZO液晶ディスプレイ=電池持ち」というイメージが定着したと考えています。スマートフォンの価値として、「電池持ち」が認められたと感じました。今後も、このイメージを大切にしていきたいと思います」

-昨年のCMは衝撃的でしたね。

開発者「はい。今回は、TVCMで『心おきなく、3日間。』と訴求しています。進化しているんです」

-長時間使用を実現したことで、お客様にどのように楽しんでもらいたいですか?

開発者「約5.0インチの大画面ですので、特に動画を楽しみたいというお客様も多いと思います。技術的な話になりますが、従来の液晶は、1秒間に60回の表示書き換えを行っていたのに対し、IGZO液晶ディスプレイは、表示内容に合わせてその書き換え回数を減らすことができます。例えば、一般的な動画の場合、1秒間に30回表示内容が変わるので、その分だけ省エネ化が図れます。より書き換え回数の少ないアニメなどの動画では、更に消費電力を抑えられるわけです。電池持ちを気にせず、大画面で動画コンテンツを楽しんでいただきたいです」

-長時間使用の実現のために、苦労したことも多かったのではないでしょうか。

開発者「スマートフォンは、ユーザー層も用途もまだまだ広がっています。現時点での利用シーンが、1年後も同じとは限りません。開発段階において、どのような使い方で、どのくらい電池が持てばお客様に満足いただけるのかをイメージしなければなりません。技術の進化やお客様の使い方の広がりの中で、どこを目指すべきか、その答えを出すことに苦労しました」

-その答えが、「3日間」だったわけですね。

開発者「はい。SH-01Fでは、実使用時間で98.9時間を実現することができました」

-98.9時間という数字を見たときは、どんなお気持ちでしたか?

開発者「正直ほっとしました。開発を含めチーム全体として、一つになって最後の最後まで粘り強く取り組んできた成果ですから」

-最後に、メッセージをお願いします。

開発者「今回は電池持ちについて話しましたが、本機の良さは他にもたくさんあります。大画面でありながら約139gを実現したフォルムや、夜景に強いカメラ、スリープ状態でスマートフォンの両サイドを握るとセンサーが認識して画面を表示するグリップマジック、片手でも楽に操作ができるクイックランチャー機能など、とても語りきれません。ぜひ店頭で、実物を見ていただきたいと思います」

-ありがとうございました。


長時間使用への想いを熱く語る開発者

インタビューの中で感じたことは、お客様にどのように使っていただきたいか、楽しんでいただきたいかという視点で開発しているということでした。電池の残量を気にせず、動画やアプリなどを思いっきり楽しんでいただきたいという開発者の想いが伝わってくるインタビューとなりました。「自信を持ってオススメします」の一言がとても印象的でした。
(広報担当:M)

  • ※1 IGZO液晶ディスプレイは、(株)半導体エネルギー研究所との共同開発により量産化したものです。
  • ※2 従来機種(SH-06E)との比較。
  • ※3 一般に想定されるスマートフォンの利用(一日につきWeb閲覧など約40分、メールや電話を約20分、ゲームや動画、音楽を約15分、その他アラームなどを約5分の計約80分間/日の利用)があった場合の電池持ちの時間(シャープ調べ)。
    また、実際の利用状況(連続通話や動画を大量にダウンロードした場合など)によっては、それを下回る場合があります。
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