シャープ法人向けショールーム(東京)をリニューアル!
2024年11月11日
昨今、人手不足や人件費の高騰などにより、オフィスのDXや工場、物流のスマート化、リテール業界の省人化の動きなどが進んでおり、これに伴うさまざまな社会課題が発生しています。
このような課題に対し、当社が提案するソリューションの数々をご覧いただける法人向けショールーム(東京都 港区 芝浦)を11月11日、リニューアルオープンしました。
改装を担当したシャープマーケティングジャパン株式会社ビジネスソリューション社(SMJ-BS)マーケティング部の岡野に新しいショールーム「3X3 Hub(スリー バイ スリー ハブ) SHARP Interactive Showroom」(以下、3X3 Hub)ついて聞きました。
3X3 Hubはどんなところでしょうか?
3X3 Hubは、法人のお客さまやご販売店さまに商品をご覧いただき、さらに体感していただくためのショールームです。シャープ独自の強みを生かした製品・ソリューション・サービスをトータルでご提案しています。
3X3 Hubという名称にはどんな意味をこめているのでしょうか?
「3X3 Hub」は「『Smart Office』『Smart Retail』『Smart Logistics』の3つのゾーンと『DX』『CX』『GX』※1の3つのトランスフォーメーションの『X(掛け合わせ)』で実現する、シャープのさまざまな製品、ソリューションが集結する『Hub(ハブ)』で、お客さまの課題解決へのヒントや新たな発見をご提供する」というコンセプトをもとに名付けました。
※1 DX:Digital Transformation の略、デジタル技術を用いて業務フローの改善や新たなビジネスモデルの創出などを実現する取組み。CX:Communication Transformation の略、経営資源の可視化とデータに基づく予測により、機動的にアクションする仕組みを実現する取組み。GX:Green Transformation の略、脱炭素社会を目指す取り組みを通じて経済社会システムを変革させ、持続可能な成長を目指す取組み。
エントランスとそれに続く3つの展示エリアを、商談にいらっしゃるお客さまの目的に合わせて、使い分けます。
それでは実際にショールームをご覧いただきましょう。
Entrance
エントランスでは、大型のLEDディスプレイ(162V型×2面)がお客さまをお迎えし、当社のさまざまなソリューションを迫力のある映像でご覧いただくことができます。
新製品発表会にもこのエントランスを利用しますので、今後、プレスリリースなどの会見の場としてご覧いただくこともあるかと思います。
①Smart Office
シャープが目指すスマートな会議の在り方をご提案しています。
Smart Officeゾーンはさらに3つのコーナー「Discussion Hub」「Board Meeting Space」「COCORO OFFICE Space」に分かれていて、働く人や働き方にあわせたより良い職場環境とオフィスの在り方を進化させる商品をご提案する場になっています。
「Discussion Hub」では、スマートなリモート会議ソリューションによるスムーズなコミュニケーションをご提案します。360度カメラで参加者全員を映し、プレゼンテーションなどで立ち上がった人も自動的にフォーカスします。タッチディスプレイBIG PADや、Web会議サービスTeleOfficeなどを利用し気軽に集まって情報共有ができるシステムを展示しています。
「Board Meeting Space」では、重要な決定や課題解決策を導きやすい会議環境をご提案します。話し合いのテーマに関する情報やとりまく状況を正確に表現できる大型ディスプレイを見て参加者による意思決定をうながします。また、会議を録音して文字におこし、要約することで、会議に集中できるスマート会議ソリューション「議事録作成支援アプライアンス」(参考出品)も体験していただけます。
「COCORO OFFICE Space」では、当社のCOCORO OFFICEソリューションを展示しています。業務効率化を実現するバックアップサービスから、オフィス環境を守るセキュリティ関連商材まで、多様な業務内容にあわせたご提案をしています。
また、さまざまなオフィスの印刷ニーズに応えるための各種複合機を展示しており、ご販売店さま向け勉強会なども開催しています。
②Smart Retail
Smart Retailゾーンでは、店舗や公共施設向けのソリューションを展示しており、「Back Office/Control Room」と「Retail Gallery」の2つのコーナーにわかれています。
「Back Office/Control Room」では、快適さと生産性を向上させるバックオフィスをご提案。例えば、デジタルサイネージソフト(e-Signage S)やカメラを用いた属性分析などにより、現場の状況を掴みやすいバックオフィス環境をご紹介します。
また、バックオフィス業務として道路交通法で義務化された白ナンバー事業者のアルコールチェックに対応したアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」の展示も行っています。
「Retail Gallery」では、店頭をイメージして、レジなどのPOSシステムや、効果的な集客・宣伝が可能なディスプレイなどを展示しています。一部レストランチェーンでご利用いただいている搬送ロボットも展示しています。
③Smart Logistics
Smart Logisticsゾーンでは、「Backyard」「Parking」の2つのコーナーで、ファクトリーソリューションを中心に、物流革新や省人化のご提案をしています。
「Backyard」では、スマートグラスを使って、効率的かつ正確に物品を選べるピッキング支援システムや、物流倉庫や工場などでの省人化や効率化のための自動搬送装置(AGV)もご紹介しています。その場で、AGVの実際の大きさなどを体感していただくことができます。
『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視』サービスは工場設備のメーターなどの巡回点検を効率化するサービスです。実際にメーターの情報をスマートフォンのカメラや監視用カメラを使って撮影し、AIが読み取ることで検針を行うデモが体験できます。巡回点検の手間や、目視確認や手書き記入によるヒューマンエラー防止などが見込めます。
製品サイト:AIoTクラウドの『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視』サービス
「Parking」では、センサーやカメラを使ったコインパーキングシステムをご紹介。ロック板や発券機設備、ゲートが不要でさまざまな駐車場の悩みを解決する駐車場ソリューションをご提案します。
こちらのデモでは、車が駐車場に入ると、在車センサーが車に反応し、精算機に情報が送信されます。続けて精算機がネットワークカメラに撮影を指示し、その撮影データから精算機が入庫情報を生成して管理システムに送信します。この情報をもとに精算機で支払うまでの、一連の流れをご覧いただけます。
いかがでしたか?「3X3 Hub」には、業務用の機器やソリューション提案が盛りだくさんの展示となっています。
倉庫や工場などで使う自動搬送車(AGV)や、駐車場ソリューション(コインパーキングシステム)などさまざまな製品やソリューションをシャープが販売していること、ご存じない方もおられたのではないでしょうか? 法人向けショールームを見学したい方、BtoB関係のご用命、お問い合わせなどありましたら、お気軽に、以下からお問い合わせください※2。
(広報C)
※2 3X3 Hub(SHARP Interactive Showroom)のご見学は法人限定の完全予約制です。
必ず事前に見学日時をご予約ください。ご見学では、営業担当や担当説明員が随行いたします。
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