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「自分に正直な買い物、してますか?」CM担当者が語る!レジェンド俳優・松田優作氏起用の理由

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わっしょい!
12月5日はスマートフォン「AQUOS R9 pro」の発売日です!それに合わせて、12月6日からブランドアンバサダーにレジェンド俳優・松田優作氏を起用したテレビCMが放映開始、さらに12月9日から交通広告も展開します!

今夏にブランドイメージをガラッと変え、松田優作氏が出演する最先端技術を駆使したCMが大きな話題となりましたが、夏に続き冬も続投となりました。その意図をマーケティング担当に聞いてきました!

通信事業本部 営業統轄部 マーケティング部長の林

自分に正直な買い物をしてますか?

――今夏、ブランドアンバサダーに松田優作氏を起用し大きな話題となりました。そして今冬も続投ということですが、そもそもなぜ松田優作氏の起用だったのでしょうか。

今夏にスマートフォンAQUOSのブランドイメージを刷新することを決め、新しいブランドアンバサダーを探していました。自分らしさをちゃんと持っていて、自分の意見を持っていて、 自分が主体で物を言えるような人をキャスティングしたかったんです

――それはなぜですか?

普通、高額な買い物をするときってどうやって選びますか?

――私は商品情報を調べて、他のものと比較して自分に合ったものを選びます。

ですよね。たくさん商品について調べますよね。買う前って楽しいじゃないですか。ワクワクがめっちゃあるじゃないですか。そのワクワクを大切にしてほしいな、という気持ちがあって。

ですが、今はそんな世の中ではないのかなと。お客様とメーカーへ、2つの側面で問題提起をしたかった。お客様には、「自分の気持ちに正直になって選んでいますか、自分らしいモノ選びをしていますか、周りに流されていませんか」と。そして逆に、メーカー側には「お客様にワクワクしてもらえるような商品をつくってますか?」と自問自答してもらいたかった。

そんな裏テーマを、プロモーションを通して叶えられる人って誰だろう、と考えていったときに、松田優作さんしかいない、と決まりました。

もちろん、商品に対しては自信がありすぎるほどあるんで、何を買ってもらっても大丈夫なんですが!

――松田優作氏とスマートフォンAQUOSには通ずるものがあると。

はい、松田優作さんは演技に一切の妥協を許さず、ご自身の哲学と信念を貫かれた伝説の俳優です。ものづくりに対して一切妥協せず、こだわりぬいたAQUOSには自信しかないですし、シャープもメーカーとしてのポリシーを強く持っています。

ただ、世の中、スマートフォンもコモディティ化してきていて、このままだといくら良い商品を作っても見向きもされない。それって、お客様も商品をつくっている人も誰も幸せにならないんじゃないかなと。

と、そのような背景もあって、「振り向いてもらえる」広告を作りたかったんです。振り向いてもらってAQUOSに気づいてもらえる広告を探し求めた結果、AIや高精細3DCG、モーションキャプチャーなど最先端のテクノロジーを駆使して、松田優作さんに出演いただこう、ということになったわけです。

――なるほど。確かに松田優作さんが出演していたら誰もが振り向きそうです。

圧倒的な個性、独特な存在感とカリスマ性、そしてお茶目な一面もある松田優作さんってやっぱり唯一無二ですよね。ブランドの強いメッセージ性と個性を際立たせるには非常にぴったりでした。

シャープは日本のメーカーとしてこだわり抜いてものづくりをしています。例えば、品質の面をとっても、生産工程に1台1台防水試験などを実施する品質検査があります。しっかりとした日本らしい物作りです。そのようなバックグラウンドもこのプロモーションで伝えたかったんです。

テレビCMでは、「シックな雰囲気でブランドの世界観を伝える」。交通広告では、「キャッチーなイラストで、良い意味の違和感」を表現しています。

■哲学チックなセリフが刺さりまくり!

――テレビCMの方はシックで大人な作りをしている一方、交通広告の方はユニークなビジュアルですよね。

はい、二面性があるお茶目な感じも表現しようと。松田優作さんご本人も、人からツッコまれるんだけど、なんでツッコまれてるんだ、俺?みたいなチャーミングなエピソードもよく聞きますよね。結果的に愛されるキャラクターと言いますか。テレビCMは渋くカッコよくした分、交通広告ではユニークな方に振って二面性を演出しています。

林自身もこんなお茶目なポーズをする、ユニークな人。

今夏からのCMは、ブランディングを重視したCMだったんです。それまでは、商品をプロモートするための、商品を理解してもらうためのCMを中心にやってきました。例えばこの商品は、ものすごく画面が明るくて、外でも視認性が良いですよとか、カメラの性能が良くて夜景も綺麗に映るとか、パフォーマンスがいいです、みたいなことをCMでお伝えしていたんですが、今回はそうではなくて。「スマートフォンAQUOSって何?AQUOSが行きたい先ってどこ?」というのを、今夏のCM9つ、今冬のCM3つのセリフで表現しています。

――セリフ、私自身グサっときました。。。。

はい、セリフがめちゃくちゃ刺さるんですよね。ちょっと哲学チックな感じがすると思うんですけど。先ほど、お客様の買い物の仕方は流されてませんか、選び方どうですかという話をしましたが、本当は気づいているんだけれども、目をそらしてるような部分にグサッと言葉がささる。そんなセリフを中心にピックアップしました。

9つバリエーションがあるセリフ一覧(今夏CM)

また、「お前だよ」というセリフの前に、ピコン♪という通知音が入っているんです。例えば、「本当のこと」篇のセリフ、「本当のことが⾔える奴 減ってない?」の後にピコンと通知音が入って「お前だよ」と続きます。その通知をとばして来た相手にも、CMを見ている人にも本当のことが⾔える奴 減ってないか、と問題提起しているという二重の意味が込められています。

――なるほど。そんな意味もこめられていたんですね。今冬のセリフは3パターン。私は「消されても消されても それでも残ってるのが 個性だろ」のセリフがめちゃくちゃ好きです!!!!

私もそれが一番お気に入りです。ぜひ、視聴者のみなさんにもどのセリフがグサっときたか、考えてもらいたいです。

3つバリエーションがあるセリフ一覧(今冬CM)

■ネギがオモシロカッコイイ?

――交通広告のグラフィックのこだわりポイントを教えてください。

ネギですね!ネギ!!

――ネギ??

スーパーの袋に入っているのが、最初はフランスパンだったんです。それをネギに変えてもらいました。フランスパンでカッコつけるよりも、交通広告では前述の通り、お茶目さも演出したかったわけで。松田優作さんがネギ傍らに写真撮ってるなんて、庶民的!なんてオモシロカッコイイんだ!と。二面性をこちらのグラフィックで表現しています。めっちゃこだわりです。

フランスパンからネギに変わったグラフィック

――AIの使用については、世間ではいわゆる「不気味の谷」の話が話題ですが、今回のプロモーションについては何か反応があったりしますか?

私たちの事業をテクノロジーで表現したかったんです。
もちろん色々な意見があると思いますが、松田優作さんやっぱりカッコイイ、とか今見ると改めて伝説の俳優さんだったなといった意見が多かったように思います。また、若年層に対しては、やはりテクノロジーに対して比較的寛容なので、特に心配はしていませんでした。このカッコイイ人だれ?松田龍平さん、翔太さんのパパなんだ!という気づきの反応や、松田優作さん起用の意外性やかっこよさへの共感などの反応が多かった印象です。

ちなみに、テレビCMの映像についてはCG技術を駆使しており、AIではないんです。CMの顔はCGで作成、ボディはモデルの方で、合成しています。

AIを使っているのは音声のみになります。

――AIを音声にどう使ったのでしょうか。

AIには松田優作さんの声を学習してもらって。また、もともと声質が似ている方をオーディションして、その方の音声を学習させたAIで変化させていく、といったような使い方をしています。

また、CGで作成する上で、ちょっとした違和感を取り除くために、白黒の世界観にしたり、口元を動かさない、といったような演出にしています。

――松田美由紀さんの反応はいかがでしたか。

松田優作さんを思い出してもらえるきっかけになるからと、今夏からのプロジェクトを非常に喜んでいただいていると聞いています。

――今回のプロモーションでは、テレビCM・WEB動画メディア(YouTube、TVer、ABEMA)・交通広告で露出があるんですよね。媒体選定の意図は?

幅広く多くの方に見ていただけるテレビと、テレビCMでリーチできない層にアプローチできるWEB動画内のCMで露出していきます。また、一方で交通広告は品川の改札口の垂れ幕と、自由通路のサイネージを準備しています。品川駅はハブになっていて、JRの各路線はもちろん、新幹線や飛行機から京急でやってくる方もいて、とにかくたくさんの方に見てもらえる場所です。改札口の垂れ幕はすごく目につく場所なので、スマートフォンAQUOSのブランディングを伝えつつ、商品のキービジュアルも見せる、そんな広告になっています。

自由通路の方は距離が長くて人通りもかなり多いです。私の長い足で歩いても(笑)端から端まで1分くらいかかるんです。その自由通路でしっかりと印象付けていくことにしました。サイネージなので、目につくように黄色い背景で、さらに今夏から少し変わってクリスマス感を加えた内容になっています。

交通広告のグラフィックバリエーション

――交通広告は「レンズ越しだと 人は恋に 落ちやすい。」っていうセリフが最近の世の中を風刺するのではなく、嫌味でもなく、ただただ、タイムスリップしてきた人が感じたような、事実を述べているだけのようなニュアンスで表現しているのがとても秀逸だと思いました!

そうですね。作り手の意図は色々ありますが、受け取り方はさまざまだと思います。こういったCMやグラフィックの松田優作さんを通して、何か考えるきっかけになればいいなと思います。
また、今夏からブランドイメージを刷新したスマートフォンAQUOSをいろんな方に知ってもらって、さわって、選んでもらえたらと思います。

――実際、今夏発売した「AQUOS R9」は前モデルと比べて約3倍の売れ行きと好調のようですね。

CMだけで商品が売れるわけではありません。商品自体に魅力があって、価格設定があって、新しいデザインがあって、などいろんな理由はあると思いますが、結果的に3倍は大きな数字です。まだスマートフォンAQUOSをさわったことない!という方にもぜひお手に取ってもらえたらと思います!商品には絶大な自信がありますので!!

今後のスマートフォンAQUOSも、「シャープなんか元気そうだな、面白いことやってるな」という印象を持ってもらえる、記憶に残るようなプロモーションを仕掛けていきたいと思っています。
それを通して、スマホ選びが面倒な人にも、ぜひ「面倒なこと」をしてもらいたいと願っています!

――ありがとうございました!

以上、レジェンド俳優・松田優作氏をブランドアンバサダーに起用した理由を担当に聞いてきました!いかがでしたでしょうか。
改めてセリフを見直して、グサグサ刺さりまくったマイティー・マドレーヌですが、嫌な感じは全くせず、爽快感さえ覚えました。なんだかわかんないですけど、すごいです!!(笑)

12月6日から始まるテレビCM、12月9日からの交通広告にぜひご注目ください!

詳細は下記ページからご確認ください
ああ、松田優作に使ってほしい|AQUOS:シャープ


<12/9追記>

12/9からスタートした交通広告の品川駅自由通路を激写してきましたー!!黄色が目立ってますね!お近くに来られた際はぜひ注目して見てみてください♪


【関連リンク】

■リリース
「AQUOS R9 pro」「AQUOS R9」「AQUOS sense9」のテレビコマーシャルおよび交通広告を実施

■製品サイト
シャープ スマートフォンAQUOS公式サイト
AQUOS R9 proの特長|AQUOS:シャープ (jp.sharp)
AQUOS R9の特長|AQUOS:シャープ
AQUOS sense9の特長|AQUOS:シャープ (jp.sharp)


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