シャープ特選工業が大阪府内の聴覚支援学校にキャリア教育を実施!
シャープ特選工業では、早川徳次創業者の障がい者支援の想いを受け継ぐ社会貢献活動として、障がいのある方々の就労の一助となるキャリア教育支援活動をESG・品質推進部とともに実施しています。
(【職場見学コース(来社型)】【職場体験実習コース(来社型)】【出前授業コース(訪問型)】の3コースで展開中)
世界3大墳墓の一つ、仁徳天皇陵古墳(大阪府 堺市)のすぐそばにある大阪府立 だいせん聴覚高等支援学校さまからは毎年、3コースすべてにお申し込みいただいており、12月14日に【出前授業】、12月19日に【職場見学】、1月15日~19日に【職場体験学習】を実施しました。
【出前授業】では、聴覚障害のある働く先輩として高橋さんが講師となり、高等部2年生10名の生徒に手話を使いながら、「障がいがありながら働くということ」をテーマに授業を行いました。ワークショップの梱包体験では、作業手順や役割を話し合う体験を通し、円滑なチームワークにつながるコミュニケーションの重要性を生徒たちに実感してもらいました。
ご参加いただいた先生から、「同じ聴覚に障がいのある方に講師を務めていただいたので、生徒たちに与える影響も大きく、非常に真剣に話を聞いていたと思います」との感想をいただきました。
【職場見学】では、安心して【職場体験実習】にご参加いただけるよう、職場の雰囲気や作業内容を知る機会を設けています。シャープ特選工業には同校の卒業生も多数在籍していることから、卒業生に質問する場を設けるなどし、実習前の緊張感を和らげる工夫もしています。
【職場体験実習】では、2名の生徒に実際の事務系や軽作業系の業務を体験いただきました。実習最終日の振り返りでは、「仕事は丁寧にすることが大切なことだとわかりました。積極的に質問をして、教えてもらったことはメモに書きました」との感想をいただき、就労に向けての一歩となりました。
これからもキャリア教育支援活動を通じて、障がいのある子どもたちの職業観や勤労観を育んでいきます。