オススメの一冊(13)ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

みなさんから募集した、とっておきの書籍を紹介します。ご自身の参考や、ご家族に紹介したくなる一冊とめぐり会えるかもしれません。

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

帚木 蓬生 著 (朝日新聞出版)

世の中には簡単に解決できない出来事が満ち溢れている。しかし、人間は理解したり、早急な対処を求めたりする生き物。

そのため学校でも会社でも、いち早く正解にたどりつく力や、スピーディな問題解決能力をつけようとします。

『どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える力』 『解決しなくても、訳が分からなくても、持ちこたえていく、消極的(ネガティブ)に見えても実際には、この人生態度には大きなパワーが秘められている』という考え方は真っ直ぐ腑に落ちる内容で、シェイクスピアもその考えを有していたとあり、寛容と共感の人生の大切さを学びました。

 

 

 

 

 

購読登録しませんか?