あなたの○○教えてください!(3)思い出の家電(23)

これまで使ってきた家電と、その思い出をみなさんから投稿していただきました。
「そういえば、うちでもそんなことあったな」などと思いつつ、ほっこりしていただければ幸いです。

わたしは「ステレオカセットデッキ」

中学生のときに親に頼み込んで買ってもらったOPTONICA<RT-3050>です。

定価89,800円。当時としてはかなり高価な買い物だったと思います。

<RT-3050>(1975年)

マイクを繋いで流行の歌謡曲やフォークソングを友だちとギター弾きながら歌って録音していました。今も当時のカセットデッキとテープが残っています。とても恥ずかしくて聴くことができませんが。

操作部に電卓のような数字のボタンが付いており、曲再生の頭出しができるという画期的な機能APLD(Auto Program Locate Device)機構がありました。

西ドイツシュマーグ社製の高精度キャプスタンシャフト※1(真円度0.1μ以下)を採用することで他社高級機並みのワウフラッター※2を実現していました。

 

※1 オーディオテープの駆動機構に用いられる金属の回転軸。

※2 wow and flutter:ワウは周期の長いもの、フラッターは周期の短いもの。録音再生機器 の回転部の「ムラ」によって発生する周波数変化を表す音揺れの評価用語。

 

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