進化した客室インフォメーションサービス「Inforia(インフォリア)」を「第16回ホテル・レストラン・ショーin関西」に出展
9月18日(水)から20日(金)の3日間、インテックス大阪(大阪府大阪市)で開催の外食・ホテル・レジャー業界向けの商談専門展「第16回ホテル・レストラン・ショーin関西」に、客室インフォメーションサービス「Inforia」を出展し、宿泊施設の業務効率化やコスト削減などに貢献する、新機能やオプションサービスを初披露しました。
「Inforia」は、客室に設置されたテレビやタブレット、宿泊ゲスト(以下、ゲスト)のスマートフォンを介し、ゲストへの情報発信やゲストからのリクエストの受付などを、非接触・非対面でおこなえるクラウドサービスです。スタッフとゲストとのコミュニケーションを最適化し、おもてなしをサポートすることができます。これまで、32施設(2024年9月18日現在)で採用いただいています。
■主な出展内容
1.お部屋ごと・時間帯ごとに表示を切り替えられる「ルーム表示カスタマイズ機能」
客室からの食事の注文ができるこれまでのルームオーダー機能にプラスして、特定の客室のみに、特別なルームオーダーメニューを表示したり、時間帯に合わせて表示を変更したりすることができる新機能を搭載しました。ホテル側でカスタマイズする機能なので、追加の費用は掛かりません。もちろん、日本語のほか英語、中国語(繁・簡)、韓国語にも対応しています。
2.【初公開】新オプションサービス「ブラウザフォン機能」
本年11月より提供を開始するInforiaの新オプションサービス「ブラウザフォン機能」です。客室内のQRコードを、宿泊ゲストが自身のスマートフォンで読み込むことで、フロントスタッフなどに電話がかけられます。各室に用意していたルームフォンの廃止や、PBXなどの設備費用の削減が見込めます。
3.【参考出展】生成AIを活用した音声案内機能
Inforiaのオプションとして、「ChatGPT※」を用いた音声案内機能を参考出展しました。
客室のテレビに接続した専用のリモコンやスマートフォン(ブラウザフォン機能)などを介してゲストから音声で受けた質問に対し、「ChatGPT」から導いた回答を音声で返答します。
施設周辺の人気の観光スポットやイベント情報など、ゲストの要望に応じたご案内が可能です。今回は日本語に加え、英語にも対応しました。
※ OpenAI社が開発・提供する大規模言語モデルです。
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企画を担当する通信事業本部 モバイルソリューション事業統轄部 ロボット・ソリューション推進部の小西さんに話を伺いました!
初日から、多くのホテル関係者の方々にご来場いただけております。テレビやタブレット、スマートフォンなどのマルチデバイスに対応可能なInforiaですが、今回、「ルーム表示カスタマイズ機能」により、客室ごとに特別なルームオーダーメニューを表示することができるようパワーアップし、サービスの幅を広げました。
また、新オプションサービス「ブラウザフォン機能」をラインアップに加え、宿泊ゲストのスマートフォンから客室のテレビ画面などに表示のQRコードを読み込むことにより、宿泊ゲストのスマートフォンからフロントスタッフなどに電話がかけられる機能をお選びいただくことができるようになりました。宿泊施設側での内線電話の導入・運用コストの削減が可能となります。操作画面は日本語のほか英語、中国語(繁・簡)、韓国語にも対応しています。
参考出展の、ChatGPTと連携した音声案内機能は、日本語につづき英語対応を行いました。商用サービス化するためには中国語、韓国語などの対応も必要になると考え、実用化に向けた開発を継続中です。
今後もソリューション提案を通じて、ホテル業界のお客さまの支援に取り組んでまいります。
●「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
製品サイト
https://k-tai.sharp.co.jp/business/hotels_information/
ニュースリリース
客室インフォメーションサービス「Inforia」を「第16回 ホテル・レストラン・ショー in 関西」に出展