秋の販促ご提案会でエリア別選択加熱技術やスマートミラーなどをご紹介しました!

Smart Appliances and Solutions事業本部

10月9日(水)、10日(木)の2日間、八尾事業所でシャープマーケティングジャパン株式会社ホームソリューション秋の販促ご提案会を実施しました。当日は、近畿エリアのお取引先、計約870名様にご来場いただきました。

SAS事業本部からは、「SHARP Tech-Day’24“Innovation Showcase”」に展示した、「エリア別選択加熱技術」「真空減圧による高品位乾燥」「急速凍結技術」「アイススラリー冷蔵庫」「ネイチャーテクノロジー/ネイチャーモーションテクノロジー」「スマートミラー」を紹介しました。

来場したお客様からは「エリア別の加熱を進化させて、食品検知の自動化に期待しています」「真空減圧乾燥技術はニーズがあると思うので、家庭用機器として実現して欲しいです」「非接触センシングが短時間で測定できる点に、近未来を感じました」などと感想や提案をいただきました。他にも、シャープが社会貢献を意識して開発していることに対して高評価を頂くことができました。

会場の様子

■エリア別選択加熱技術

複数の食品をエリア別にそれぞれ最適な状態に解凍・あたためができる技術です。一般的な電子レンジでお弁当を温める場合、一緒に入っているおひたしやサラダも、ご飯やシュウマイと一緒にあたたかくなってしまいます。選択加熱技術では、エリアごとに加熱温度を変えられます。例えば、冷凍のお弁当をあたためた場合、お刺身は解凍された状態、ご飯はあたたかく、と細かい加熱分けができるので、お弁当のバリエーションが増えます。冷凍できるお弁当が増えれば、在庫の管理もしやすく、配送の回数も減らす事ができ、バリューチェーンにも貢献できると考えています。食品ロス削減にも繋がります。

エリア別選択加熱技術

■真空減圧による高品位乾燥技術

食材の魅力を引き出す新乾燥技術です。減圧方式で乾燥させることで、一般的な熱風方式で乾燥するのに比べて、食材の鮮やかな色を保ち、スライスしなくても形を保ったまま乾燥させることが可能です。減圧することで約30度という低温でも乾燥させることが可能です。食品ロス削減にも貢献します。

真空減圧による高品位乾燥技術
上:熱風乾燥(従来技術) 下:減圧乾燥 比較

■急速凍結技術

高品質な冷凍による新たな調理・保存習慣で食品ロス低減を実現する技術です。本体下部にマイナス30度まで冷やした液体が入っており、扉を閉めると食品を置いたラックが下がり、食品を凍結させる事ができます。急速冷凍することで食品の細胞が壊れにくく、おいしさを保ったまま凍結できます。また、薄くして凍結することで冷凍庫の中で食材をきれいに整理して保管することができるため、庫内の見える化に繋がり使い忘れを防止し、食品ロス削減に繋がります。

急速凍結技術
凍結機内の様子
左:凍結後 右:凍結前

■アイススラリー冷蔵庫

暑熱対策として効果的なアイススラリーを生成する冷蔵庫です。アイススラリーとは、微細な氷と液体が融合した流動性のある氷です。飲んだ氷が融ける際に熱を奪い身体を中から冷やすことができます。

アイススラリー冷蔵庫

■ネイチャーテクノロジー/ネイチャーモーションテクノロジー

ネイチャーテクノロジーは当社独自の生物模倣技術です。生物の動きに着目したものがネイチャーモーションテクノロジーです。クラゲの動きやまつぼっくりの傘が湿度に応答して変形する動きに着目し、技術領域を拡大しています。

ネイチャーテクノロジー/ネイチャーモーションテクノロジー
左:高湿度、右:低湿度 まつぼっくりのかさの様子比較

■非接触ヘルスケアセンシング スマートミラー

当社独自の非接触ヘルスケアセンシング技術です。表面温度、血管の負荷、心拍の3つのバイタルを測定することができます。毎日計測したデータが蓄積されるので普段との違いに気づけたり、家電と連携し、エアコンや空気清浄機が動作を変えたりすることも検討しています。

非接触ヘルスケアセンシング スマートミラー
朝礼の様子
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