6件が『2022年度 グッドデザイン賞』を受賞

 

当社は、計6件において、「2022年度 グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人 日本デザイン振興会)を受賞しました。

 ・水なし自動調理鍋『ヘルシオ ホットクック』<KN-HW24G/KN-HW16G>

 ・デジタルコードレス電話機 <JD-ATM1C/JD-ATM1CL>

 ・4Kテレビ『AQUOS XLED』<4T-C65DP1/4T-C55DP1>

 ・スマートフォン『AQUOS R7』

 ・A3デジタル複合機 <BP-70C/60C/50C/40C/70Mシリーズ>

 ・8Kインタラクティブミュージアム <8Kで文化財 みほとけ調査>

今年度は2019年度以来3年ぶりにリアル開催(およびライブ配信)での受賞祝賀会・グッドデザイン大賞選出会が11月1日に実施されます。また東京ミッドタウン内で開催される「GOOD DESIGN EXHIBITION 2022」においてベスト100の展示やバナーによる全受賞作品の掲示が行われます。(10月7日~11月6日)

 

グッドデザイン賞は1957年に創設された、日本の「総合的なデザイン」の推奨制度です。
https://www.g-mark.org/

 


 

■水なし自動調理鍋『ヘルシオホットクック』<KN-HW24G/KN-HW16G>

≪審査員評価≫
ホットクックシリーズの「ハンドルとの一体感ある特徴的なデザイン」をシリーズのアイコンとし、継承していくことで一つのスタイルを確立している。 ハンドル一体型デザインの特徴を活かしながら、容量を変えずにスペース効率を向上させるなど、シリーズを重ねるごとに、機能性、設置性の向上とともに、デザインのクオリティーを高めている。これまでのユーザーの体験やノウハウを新規ユーザーが体験でき、また、豊富なメニューをスマホから検索し、機器と連動して調理するシステムは、これからの調理の方向性を示唆している。ユーザー視点をベースに基本を抑えつつ進化を遂げる企業努力にも賞賛を贈りたい。

<グッドデザイン賞サイトへのリンク>
https://www.g-mark.org/award/describe/53395

 

■デジタルコードレス電話機<JD-ATM1C/JD-ATM1CL>

≪審査員評価≫
大きな社会問題である、電話による高齢者を狙った詐欺・迷惑電話を防止するための防犯電話機。従来の防犯電話機能に加え、他と大きく違う点は球形状のスピーカーホン子機を使う点が新しい。これは心理的観点で従来の受話器を使い耳元で会話すると親密な関係が生まれ、感情が揺さぶられやすいという点に着目した結果である。ユーザーは新しい操作習得を求められるが、それをサポートする大きなボタンやコントラストの高い文字など、シンプルなわかりやすい操作体系にまとめられている。本製品の新たな試みはとても難しかったと想像しつつ、高齢者にとって重要なインフラである固定電話を安心、安全に使えるようにしようとする姿勢を審査委員一同、高く評価した。

<グッドデザイン賞サイトへのリンク>
https://www.g-mark.org/award/describe/53507

 

■4Kテレビ『AQUOS XLED』<4T-C65DP1/4T-C55DP1>

≪審査員評価≫
有機ELでは無く、LED TVであるが、そこには、画質に対する拘りが見て取れる。狭額縁化、薄型化により、画面の存在を忘れる没入感があり、美しい画質を際立たせている。音の良さをスピーカーの形状からも感じ取ることができ、LED TVの老舗としての意気込みを感じるプロダクトである。

<グッドデザイン賞サイトへのリンク>
https://www.g-mark.org/award/describe/53487

 

■スマートフォン『AQUOS R7』

≪審査員評価≫
Leica Camera社が全面監修したカメラ機能が特徴の5G対応のフラッグシップスマートフォン。被写体を直観的に画角の中心に捉え易くするカメラのセンターレイアウトやカメラアプリの即時起動、直感的な操作ができるUI、シャッター音やズーム音も新たに刷新するなど、カメラを中心に据えたハード、UI両面でのデザインの完成度が高い。また、カメラ性能だけではなく、スマートフォンという通信機器としての本質的な進化も兼ね備えている点がデザインの評価のポイントである。

<グッドデザイン賞サイトへのリンク>
https://www.g-mark.org/award/describe/53502

 

■A3デジタル複合機 <BP-70C/60C/50C/40C/70Mシリーズ>

≪審査員評価≫
ホワイト基調の製品が主流の中、様々なオフィススタイルに合う本体カラーとキュービックなデザインが特徴のデジタル複合機。グレイと黒のコンビネーションは居心地の良さと信頼感を感じさせ、置かれる環境に対して大変好ましい存在となり得るだろう。

<グッドデザイン賞サイトへのリンク>
https://www.g-mark.org/award/describe/53613

 

■8Kインタラクティブミュージアム<8Kで文化財 みほとけ調査>

≪審査員評価≫
ライトをあてて調査するという、学芸員の調査方法をデバイスを通じて追体験させることで、「仏像をまじまじと見てしまう」という新しい衝動と行動を生み出している点が高い評価へとつながった。ライトをあてる行為はまるで夜中に知らない何かを探しているような…どこかミステリアスで、どこか怖く、でもやめられないワクワクした気持ちを起こさせてくれた。超絶な技工を駆使した仏像の詳細を「教わる」のではなく、好奇心として自らが積極的に動き、裏から眺めたり、どんどん近づいて見たりする行動のデザイン。まさに見る側の興味と連動したデザインだからこそ自らが発見できるモチベーションとなる。これが文化財などを学ぶための新しい教育デザインにもなることを願っている。

<グッドデザイン賞サイトへのリンク>
https://www.g-mark.org/award/describe/54321


グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品認定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

私たちは今後も、コーポレート宣言“Be Original.”に則り、人に寄り添う製品の創出に努めてまいります。


<関連リンク>

・ニュースリリース:6製品が『2022年度 グッドデザイン賞』を受賞

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