グリーンフロント堺 社会貢献活動 「堺 第7-3区 共生の森」植樹会を開催(2時間だけの森のカフェレストラン開催)

5月26日(日)、恒例の「堺 第7-3区 共生の森」植樹会と草刈りが、晴天のもと開催されました。グリーンフロント堺からは57名の参加があり、総勢110名で実施されました。

この活動は、大阪湾岸に緑の森を創り出す活動を推進しているNPO(特定非営利活動法人)グリーンベイOSAKAが主催している活動で、今年で15年目です。 地球温暖化防止のための取り組みとして、当社を含めグリーンフロント堺全体で協力して行っているものです。

前回11月に植樹した苗木は3本しか生き残っていませんでした。厳しい状況です。少し離れた場所に協力団体のTEAM KIOUETAI ※1が前回植樹した苗木は育っていました。今回はその横にTEAM KIOUETAI が新たに32本の苗木を植樹しました。

※1 「大阪・咲洲(さきしま)から万博につなげる100プロジェクト」の1つ。関西一円で苗木を育て、人々に植樹体験を提供する活動を行っています。

TEAM KIOUETAI による植樹の様子
(小さなお子さんが一生懸命に植樹していました)

今回、グリーンベイOSAKAは草刈を行いました。

各々に別れ、草を刈る様子
大きな木に絡まったツタなどを刈るの様子

良い知らせもありました。今年初めて、5年ほど前に植えたレモンの木に果実がたわわに実っていたことです。ちょっとした感動がありました。

はじめて、20個ほどのレモンが実りました

また今回、TEAM KIOUETAIより仮設トイレの準備があり、遠くまでトイレに行く必要が無くなり、快適な会となりました。

仮設トイレ

草刈作業の後、大阪府みどり課の職員の方から、大阪府の「おおさか生物多様性応援宣言」や「堺第7-3区共生の森づくり」の取り組みを紹介する展示と説明がありました。

大阪府の第7-3区共生の森づくりの取り組み自体は20年目で、のべ80,070本の植樹を行ってきたこと、森が広がるにつれ、希少な野生の動植物が生息・育成する地域になってきていることなどが紹介されました。

堺第7-3区共生の森づくりの取り組みについてなどの紹介展示

 

また、天王寺動物園の職員の方より、森に棲むタヌキの話や動物園の動物についてなどのお話をしていただきました。骨の標本から動物の名前当てクイズなどもあり、お子さん達が大いに盛り上がる場面もありました。

骨の標本を見て、何の動物かを当てるクイズの場面

その間、「森のカフェレストラン※2」が開催され、アジアンカレーライスやアイスコーヒー、デザートなどが振舞われ、楽しいひと時を過ごしました。

※2 公益社団法人国土緑化推進機構(緑の募金中央事業)の助成で実施しました。

コーヒーとクッキーを提供
「森のカフェレストラン」会場の様子
毎回、好評のカレーライス、今回は辛さ控えめなアジアンカレーでした
(器とスプーンが竹パルプ製です)

帰り道、特定外来生物「オオキンケイギク」を見かけました。昨年はポツンとみられただけでしたが、今年はあちらこちらに増えていることに気付かされました。

特定外来生物「オオキンケイギク」

埋め立て地には、まだ植樹できる場所が空いているように見えるのですが、事務局の方のお話ではそろそろ草刈りがメインの活動になるとおっしゃっていました。堺事業所としては引き続き協力し、地球温暖化防止として、また、発生が予測されている南海トラフ地震による津波へ備える防波林として少しでも役立てればと考えています。

半年後にも開催される予定ですので、興味のあるかたは、ぜひ、ご参加いただければと思います。

 

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