あなたの○○教えてください!(3)思い出の家電(27)

これまで使ってきた家電と、その思い出をみなさんから投稿していただきました。
「そういえば、うちでもそんなことあったな」などと思いつつ、ほっこりしていただければ幸いです。

わたしは「ツインファミコン」

入社当時(1984年)、日本の家庭用TVゲーム機が世界を席巻、黄金期の始まりでした。

1986年に発売のツインファミコン<AN-500>※1。シャープ(SHARP)ロゴが堂々と描かれておりました。

<AN-500B>(1986年)

ゲーム好きだった私が、社員として最も嬉しく誇らしかった商品でした。

市場では入手困難で、私は従業員販売で容易に入手できた記憶があり、知人に散々自慢してしまいました。

 

当時、私は半導体製造に関わっており、目まぐるしく変わる「ゲームROM※2」の製造納期、受注数に追われつつも、お待ちいただいているお客さまに少しでも早く届けするべく、事業所全体で納期短縮、製造キャパ向上に励んでいた思い出があります。

マスクROM全盛の時代でもありました。

<AN-500R>(1986年)

※1 ROMカセットとディスクカードの2つの方式に対応した家庭用TVゲーム機。ブラックとレッドの2色がありました。

※2 ROMは Read Only Memory の略。読み出し専用メモリー。ゲームのプログラムを記録した半導体部品。

●ファミコン、ツインファミコンは任天堂株式会社の登録商標です。

 

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