思い出の家電(40)
これまで使ってきた家電と、その思い出をみなさんから投稿していただきました。
「そういえば、うちでもそんなことあったな」などと思いつつ、ほっこりしていただければ幸いです。
わたしは「コピー黒板」
現在のBIGPADのような液晶タイプの電子黒板ではなく、
実にアナログな製品、コピー黒板「ハイこぴー」<VB-500T>(1985年)です。
ふり返ると37年も前になりますが、当時は情報システム事業本部OA事業部(生産技術)-新庄工場- に所属しており、プリンター部分の設計、生産に関わりました。
発売時、「ミーティング終わりにホワイトボードの文字が印刷できる!」のが驚き・重宝で、
これは売れるぞー!と思いました。
<VB-500T>はホワイトボードの2画面分がぐるりと1周になっており、電動で回転して裏に回る時にスキャナで情報が読み取られます。背面に感熱紙プリンターが搭載されており、A4サイズで白黒印刷され、右下の受け皿のところに出てくる仕組みでした。操作は本体操作ボタンと付属リモコンの両方から行えました。
ミーティングが終わると人数分コピーしてエビデンスとして関係者に配るスタイルが定着しました。このスタイルはネット環境が整うに従って「複合機でスキャンして関係者へメール配信」へと移り変わり、さらに「カメラ付きケイタイで画面の写真を撮ってメール配信」に取って変わられていったと思います。