思い出の家電(48)

これまで使ってきた家電と、その思い出をみなさんから投稿していただきました。
「そういえば、うちでもそんなことあったな」などと思いつつ、ほっこりしていただければ幸いです。

わたしは「X68000」

新型ウイルスによる巣ごもりで家に居ることが多くなり、押入に眠っていた32年前のパーソナルワークステーション「X68000 XVI(エクシヴィ)」<CZ-634C>を整備し再度動かそうとしていました。

<CZ-634C/606D>(1991年)

※<CZ-634C>が本体+キーボード+マウス・トラックボール、<CZ-606D>は14型カラーディスプレイです。

 

学生の頃、友人も同じ機種を持っており非常に思い出深い機器でしたので、整備から再稼働に至る状況をSNSに掲載していましたところ、長く音信の途絶えていたその友人から友人のX68000 XVIも整備して欲しいとの依頼がありました。

一部で根強い人気があることもあり世間では整備用の資料も出回っています。部品を手配して整備してみると、無事に2台とも再稼働させることが出来ました。友人から預かったX68000 XVIを送り返すことができたときにはホッとしました。

幸いハードディスクも生きており、1ビットたりとも色褪せることのない当時のデータが表示されたときには、さながらタイムマシンのように思え感動しました。

再稼働したX68000

久々に友人との接点になったという意味ではまだ現役であって「思い出の家電」の範疇ではないのかもしれませんが、当時を思い出すきっかけになりました。

 

   

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