オススメの一冊(12)成瀬は天下を取りにいく

みなさんから募集した、とっておきの書籍を紹介します。ご自身の参考や、ご家族に紹介したくなる一冊とめぐり会えるかもしれません。

成瀬は天下を取りにいく

宮島未奈 著 (新潮社)

滋賀県の膳所(ぜぜ)を舞台に、主人公である成瀬あかりの、中学生から大学入試までの青春時代を描いたお話です。

営業終了前のデパートに通い続けてTVの中継に映ったり、同級生とM-1にチャレンジしたり、ひたすら自分の信念に基づいて、人とはかなり違った道を突っ走る成瀬さんは非常に痛快で、ある意味かなりうらやましく思いました。

彼女は200歳まで生きると豪語しており、私をはじめ普通の人はその行く末を見ることはできないわけですが、彼女ならほんとに200歳まで生きるのではと思えてしまいます。

 

「本屋大賞2024」を受賞しております。ぜひ皆様にもお手に取って頂ければと思います。また、今年1月に続編「成瀬は信じた道を行く」が発刊されました。こちらもおすすめです。

 

 

 

 

 

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