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画面が360°回転する、業界初※の「2wayスタイル」を実現した電子辞書~“Brain(ブレーン)”開発担当者に聞く~


2月より、カラー電子辞書“Brain(ブレーン)”2014年新製品ラインアップ4機種12モデルが発売されました。
昨年12月の発表以来、業界で初めて採用した”2wayスタイル”が多くの注目を集めています。開発の経緯や新製品に込められた想いについて、企画・ハード開発・ソフト開発それぞれの担当者に話を伺いました。

<以下インタビュー内容>

-なぜ”2wayスタイル”の電子辞書を製品化しようと考えたのでしょうか?

企画担当者「電子辞書が紙の辞書と大きく違うのは、電車の中など移動中によく使用されることです。外出先でも手軽に使えること、そして、見た目ではっきりと違いがわかるデザインでインパクトを与えたい。そうした目標からスタートし、さまざまなアイデアを検討した結果、”2wayスタイル”の発想にたどり着きました」

-新しいデザインはかなり好評だと聞いています。

企画担当者「こんなことが実現できたらいいなあ、と思っていたものが本当に商品になったというのが正直な感想です。全国の営業やご販売店様に紹介した時にも、これまでにない特長的な製品と非常にポジティブな反応を頂きました。良い商品に仕上げることができたと実感しています」


キーボードとタッチ操作の”2wayスタイル”

-”2wayスタイル”にしたことで、開発面でさまざまな苦労があったのでは?

ハード担当者「ハード面ではヒンジとセンサーの設計に大変苦労しました。従来のように、単純に「開く」「閉じる」だけではなく、画面を360度回転させたタッチスタイルの状態までヒンジを可動させ、その状態になったことをセンサーで検知しないといけない。また、デザイン面でもすっきりさせたいとの要望がある中、コストダウンも追求しないといけない。こうした課題をクリアするため、多くの会社の皆さんと何度も交渉を重ねました」

ソフト担当者「ソフト面では、ヨコ表示だけではなく、タテ表示にも対応させる必要がありました。作成する表示パターンをチェックするだけでも単純に2倍の業務量になりました」


“2wayスタイル”を実現し、デザインにもこだわったヒンジ部

-最初に試作機を見た時、手応えはありましたか。

ソフト担当者「すごく出来栄えが良くて、最初からこんなに完成度の高いものが出てくるとは思ってなかったのでびっくりしました。本体のデザインが早く固まったので、ソフト開発で何を実現すべきか、イメージしやすかったです」

-これまでの商品と大きく変わった印象がありますが、その他の特長についても教えてください。

企画担当者「紹介しきれないくらい、たくさんあります(笑)。でもイチオシは「調べる」機能ですね。コンテンツや検索方法を意識することなく、横断的に検索できます。また、これまで電子辞書ではできなかった漢字変換や複数キーワード検索もできるようになっています」

ソフト担当者「日本語の音声読み上げ(TTS)機能もおすすめです。これも今回初めて搭載した機能ですが、任意の文章を指定すると合成音声で読み上げてくれるんです」

企画担当者「英語や中国語での音声読み上げはこれまでも対応していましたが、日本語の読み上げは当社の独自特長になります。意外に思われるかもしれませんが、都心部では海外からの旅行者や日本語を学ぶ外国人の方のご購入も多いので、そうした方におすすめする機能としてとても評判がいいんです」

-なるほど。最後に皆さんから今後の抱負をお願いします。

ハード担当者「お客様が1人1台、必ず持ち歩いてもらえる、そんな電子辞書を実現できたらいいですね」

ソフト担当者「個人的には、いずれ翻訳機能も付けられればと思っています。音声認識を搭載できれば実現できるとのイメージはあるので、ソフト面でどこまで頑張れるかだと思います。この場で約束は出来ませんが(笑)」

企画担当者「これからは学校教育の環境が大きく変わると思われます。電子教科書をはじめとしたICT(情報通信技術)の導入が進んでいく大きな時代の流れに、電子辞書も対応していきたいと考えています。社会福祉に携わっている先生からは、『Brainは、高齢者の知的意欲を高めるためのツールだ』というメッセージも頂戴しています。高齢者の方にも使いやすい商品も考えていきたいと思います」

-ありがとうございました。

商品企画・開発の根幹には常に「お客様に、より良いものを提供する」との想いがあります。これまでも当社は新しい生活スタイルを提案する商品を幾つも開発してまいりましたが、今回の電子辞書も新しい価値を創造するとの熱意を込めて開発された商品だということが伝わってきました。

是非、店頭で一度実際に商品を手に取って頂ければと思います。

  • ※ 2013年12月25日現在。日本国内で販売されている電子辞書で、画面を360°回転するスタイルとして。当社調べ。
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