ヘルシオお茶プレッソ特集第1弾!関係者に本音を聞きました
2014年3月27日
広報部ブログでは、4月25日に発売されるお茶メーカー「ヘルシオお茶プレッソ」の魅力を数回にわたりご紹介していきます!
独自の「お茶うす」で茶葉をきめ細かいパウダー状に挽き、茶せんで点てるように「回転はね」で丁寧にムラなくお湯とかき混ぜることで、本格的なお茶が手軽に楽しめる新しいジャンルの商品です。
今回は、商品に込めた想いや開発での苦労話など、商品企画担当とデザイナーにインタビューを行いました!
お茶メーカー「ヘルシオお茶プレッソ」
<TE-GS10A-B (ブラック系) ><TE-GS10A-W (ホワイト系) >
お茶の良さ
-なぜ、「お茶」なのでしょうか?
商品企画担当「大きく2つあります。1つは和食が長寿食として注目されていることです。もう1つはペットボトルの緑茶飲料など、お茶の健康効能を訴求した商品が多く出てきており、注目が集まってきていることが挙げられます」
-お茶は健康に良いと聞きますね。
商品企画担当「日本茶には、カテキンやビタミンA、ビタミンC、ビタミンE等の抗酸化物質が含まれています。健康寿命が日本一長い静岡県では、年間に日本人の平均の約2倍のお茶が飲まれています。手軽に楽しみながら健康になっていただきたいという想いから、企画がスタートしました」
-お茶は急須でいれるイメージがありますが、粉末にしてから飲む利点はなんですか?
商品企画担当「急須でいれたときに出る茶殻に、栄養成分の約7割が残っています。粉末にして飲むことで、普段捨てていた栄養成分をたくさん摂ることができます。私も急須でお茶をいれていたので、この事実を知ったときはショックでした」
お茶の難しさ
商品企画担当
-開発の際に苦労したことを教えてください。
商品企画担当「茶葉を粉末にする小型の臼の開発に苦労しました。石臼は茶葉やそばの実を挽く道具ですが、何を挽くかによって石臼の溝形状が違うことをご存知ですか? 茶葉には茶葉専用の石臼があります。茶葉を粉末にする際は溝形状が重要ですので、その再現が難しかったです」
-溝の形状が大切なのですね。
商品企画担当「はい。そして挽くスピードも大切です。早く挽きすぎると、摩擦熱により風味が損なわれます。栄養価も落ちてしまうんです。このスピードとお茶臼の溝形状は、お茶屋さんにご協力いただきながら研究を重ねました」
-失敗もありましたか?
商品企画担当「初めのうちはお茶にざらつきが残り、のどごしが悪かったです。試行錯誤を重ねた結果、粒子が細かく、風味の良い粉末茶ができるようになりました」
-ポイントは、粉末にする技術ということですね。
商品企画担当「はい。それからもう1つ、攪拌(かくはん)です。茶道では茶せんを使ってお茶を点てますよね。スプーンで混ぜるのとはわけが違います。ムラなく、のどごしの良いお茶をいれるためのかき混ぜや泡立てを実現するにはどうしたらよいのか、その答えを出すことに苦労しました。ヘルシオお茶プレッソは、茶せんでお茶を点てる所作を回転はねで再現しています」
-道具だけではなく、挽く、点てる等の技術を再現する必要があったのですね。
お茶の奥深さ
デザイナー
-デザインについて教えてください。
デザイナー「茶道の世界観や所作の美しさを意識してデザインをしました。茶道は「道」という文字が使われている通り、極めればとても奥深い世界です。お茶をいれる所作1つひとつに理由があり、美しさがあります。ボタン1つでお茶をいれる構造も考えましたが、それだとどうしてもコーヒーメーカーに見えてしまい、日本茶にはふさわしくないと感じました。茶葉をひいて点てる。その流れが見えるデザインにしました」
-なるほど。
デザイナー「日本文化は石庭に見られるように、左右非対称な崩しに美を感じる一面があります。そういったところも表現しています」
-デザインに日本の美意識を取り入れているのですね。
デザイナー「はい。ぜひお茶をいれる所作や時間も楽しんでいただけたらと思います」
お茶を通して
-開発を通しての感想を教えてください。
商品企画担当「お茶の持つ奥深さに触れ、お茶のことをもっと好きになりました。色々な種類のお茶を飲むと、味や香りの違いが鮮明にわかります。「苦い」と「濃い」が違うことにも気づきました。プライベートでは、粉末茶しか飲まなくなりましたね。ぜひ皆様にも実感していただきたいです」
デザイナー「以前からお茶が好きで、茶せん等も持っていたのですが、お茶を上手く点てるのは高度な技術が必要です。簡単に本格的なお茶を味わえるヘルシオお茶プレッソは、今までにないお茶の楽しみ方が体験できます。家族や友人にもおすすめしようと思っています」
-ありがとうございました。
インタビュー時に、ヘルシオお茶プレッソでお茶をいれてもらいました。
普段飲んでいるお茶とは違い、お茶の味と香りがしっかりとしています。泡もなめらかで美味しかったです。
急須でいれるお茶に比べて、茶葉の使用量が3分の1に抑えられるようなので、いつもより少し高価なお茶を
楽しむこともできますね。
(広報担当:M)
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