「2023年シャープ光学新技術展示会」を開催

無錫市でツツジの花が咲き始めた季節、中国の無錫夏普顕示科技有限公司(WSDT)は、4月21~28日の8日間、中国 無錫市、上海市、深圳市の3か所で「2023年シャープ光学新技術展示会」を開催しました。

無錫会場に、4月21日に無錫市新吴区政府にご来場いただいたのを皮切りに、シャープにとって重要な顧客・サプライヤーなど3か所合計で192社にご参加いただきました。

会場で展示技術を紹介するSDTC社長の王さん(中央)

本展示会開催によって、政府、顧客、サプライヤーがシャープグループに対する期待を膨らませるとともに、WSDTの従業員も新技術及び将来の発展について理解を深めることができました。

無錫会場に参加したシャープグループ従業員
上海会場に参加したシャープグループ従業員
深圳会場に参加したシャープグループ従業員

また、本展示会では重要顧客との会談のほか、中国の半導体・デイスプレイ市場調査会社 CINNO Research 創業者の陳麗雅 氏からシャープの新技術、新製品についてインタビューも受けました。

CINNO Research 創業者の陳麗雅氏とSDTC社長の王さん

無錫での展示会後には、シャープディスプレイテクノロジー株式会社(SDTC)社長の王さん、WSDTおよび無錫夏普電子元器件有限公司(WSEC)の幹部と、無錫市 新呉区政府関係者とで「シャープの今後の成長戦略」について会談が行われました。


無錫高新区党工委書記・新吴区委書記の崔荣国 氏から、「シャープは長年にわたり、無錫市新吴区の経済発展に貢献してきたことに感謝している。今後もシャープが継続して事業を拡大し、政府と企業が共に協力してWin-Winの状況を築き上げることを期待している。」とお話しいただきました。


これに対し王さんより、これまでのシャープへの支援に感謝の意を表明するとともに、新吴区の産業優位性を活用し、技術研究開発を強化、製品向け応用シーンを拡大すること、そして、新吴区との協力範囲をさらに広げて、企業の責任を示していくことを強調しました。

無錫市政府メンバー(写真左側)との会談の様子

■展示した光学新技術製品

今回展示した光学新技術製品は19アイテムあり、主な展示を紹介します。

表示時のみディスプレイとなるTexture Display
IGZOバックプレーンを使ったカラー電子ペーパーディスプレイ
世界最薄の超小型カメラモジュール(2mmサイズ)
屋内光発電デバイスLC-LH
人間の眼で見ているようなRealityを実現する
超高速AFカメラモジュール
VR用軽量ヘッドマウントディスプレイ(プロトタイプもしくは試作品)
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