プラズマクラスター冷蔵庫6機種の新製品発表会を開催

12月7日(水)、ガラスドアやメタルドアを採用した業界トップクラス※1の奥行薄型設計の大型冷蔵庫シリーズに、本体の高さを抑えたロースタイルモデルを新たに加えたプラズマクラスター冷蔵庫6機種のメディア向け発表会を八尾事業所で開催しました。

<SJ-MF43K>(左)と<SJ-GK50K>

最初に、SAS事業本部キッチン事業部 事業部長の池上さんより、当社の冷蔵庫事業について説明し、食品ロス削減などの社会課題に対応しながら、「おいしく冷蔵&調理、おいしく冷凍&解凍」を実現するキッチン事業部のビジョンを表明しました。次に、国内冷蔵商品企画部 部長の永田さんより、冷蔵庫全体の市場動向について説明し、2023年度以降はさらに社会のニーズを意識した商品提案の必要性があることを強調しました。

引き続き永田さんから、新製品の特長を紹介。『食材をきれいに使いきる』をコンセプトに、余った食材をメモし、メニュー提案をする「使いきりレコメンド」や、庫内の整理整頓を促す「フレキシブルポケット」などの食品ロスを抑える機能や、食材の栄養素をキープ※2しながら保存できる「快速冷凍」について説明しました。また、「節電25」モードやセンターピラーレスドアの採用など、当社独自技術によって省エネや環境配慮にも取り組み、毎日の暮らしの中にサステナブルを取り入れられる冷蔵庫を提案することを説明しました。最後に、少人数世帯が増加している近年の傾向を踏まえ、 小柄なシニア層や女性にも使いやすく、上段の奥まで手が届きやすいロースタイルモデル(容量429L) を追加した新たなラインアップを紹介しました。

    

池上さん
永田さん

主な特長

1. AIoT機能を活用し、食材の使い忘れを防ぐ新機能「使いきりレコメンド」や、
  省エネをサポートする「AIoT使い方ナビ」に対応
2. 冷却スピードを高めることで食材の栄養素をキープする「快速冷凍」機能を新搭載
3. 調味料などの収納に便利な「フレキシブルポケット」や収納面積がアップ※3した

  ボトルポケット*1のほか、冷蔵室ドアには当社独自の「そっとクローズ」機構を
  採用*2

4. 業界トップクラスの奥行薄型設計の大型冷蔵庫シリーズに、上段の棚の奥まで手が
  届きやすいロースタイルモデルを新たにラインアップ

*1 GK/MFシリーズ *2 GKシリーズ

 ※1 国内家庭用冷凍冷蔵庫(定格内容積401L-450L、451L-500Lクラス)において。
     2022年12月7日時点。当社調べ。
    ※2 2023年度機種<SJ-GK50K>にて「快速冷凍」と「通常冷凍」のビタミンC溶出量を
     比較。詳細はニュースリリースをご覧ください。
    ※3 GK/MFシリーズのみ。 

     

本シリーズは「食材をきれいに使いきる」をコンセプトに、「食品ロスを抑える」「食材のおいしさを大切につなぐ」「環境配慮」を提案します。

  

食品ロスを抑える

AIoT機能を活用し、食材の使い忘れを防ぐ新機能「使いきりレコメンド」を搭載。冷蔵庫に残りがちな食材を「COCORO KITCHEN」の「使いきりメモ」に登録すると、賞味期限に合わせて指定した日や一定期間経過後に、登録した食材を使ったメニューをスマートフォンや冷蔵庫の音声で提案してくれます。

さらに「フレキシブルポケット」を新搭載。整理しづらいチューブ型の調味料などの小物をきれいに整理できるほか、野菜室に設置して使いかけの少量の野菜を保存するなど、用途に応じて活用できます。

  

食品のおいしさを大切につなぐ

冷却ファンの回転数を高めることで、下段冷凍室の冷却スピードをアップした「快速冷凍」機能を新搭載。食材を冷凍する過程で形成される氷結晶が大きくなる前にすばやく冷凍※4することで、食材の細胞を傷つけず、にんじんのビタミンCの流出を約51%抑制※5するなど、通常冷凍時と比べ食感を損なわずに保存できます。

また、ウォーターオーブン「ヘルシオ」や水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」と連携※6すると、約2,400種類の豊富なメニューから「使いきりメモ」に音声で登録した食材を使うメニューを選択できます。

 ※4 2023年度機種<SJ-GK50K>における「快速冷凍」と「通常冷凍」の最大氷結晶生成帯
            (-1℃~-5℃)の通過時間を比較(当社試験)。外気温20℃、ドア開閉なし、10mm厚の
              冷凍負荷150gの場合。「快速冷凍」:26分、「通常冷凍」:136分。
    ※5 2023年度機種<SJ-GK50K>における「快速冷凍」と「通常冷凍」のビタミンC溶出量の
              比較。【試験依頼先】株式会社総合水研究所【試験成績書】FB230113【試験結果】ビタ
              ミンCの流出を約51%抑制。「快速冷凍」:0.59mg/100g、「通常冷凍」:1.21mg/100g。   
    ※6  無線LAN対応機種。2022年12月7日時点。

  

環境配慮

本体搭載のセンサーなど25項目の省エネ技術により運転を制御する「節電25」モードを設定すると、通常運転に比べ最大約25%の節電効果が得られます。

また、冷蔵室ドアには、当社独自構造の「センターピラーレス」形状とホタテの凹凸形状を応用したパーツを採用。密閉性を高めることで、冷気漏れを防ぐだけでなく、一般的なフレンチドアに搭載しているヒーター内蔵のセンターピラーが不要なため、高い省エネ性を実現しています。さらに、ドアを全開にしなくても横からサッと取り出せる「側取そくどりポケット」により、食品を取り出す際の冷気漏れも抑えます。

その他にも、さまざまな便利な機能を搭載しています。

・緊急時に備える蓄電池連携を強化
・まとめ買いに適した「メガフリーザー」
・庫内を清潔に保つ「プラズマクラスター」を搭載。

  冷蔵室には、SIAA取得の抗菌※7ハンドルを採用

 ※7  冷蔵室抗菌加工ハンドル【試験依頼先】(一財)ボーケン品質評価機構
             【試験成績書】JNLA2020K1167 他【試験方法】JIS Z 2801 抗菌性試験
             【抗菌方法】銀イオンによる【試験結果】99%以上の抗菌効果 

<関連リンク>

・ニュースリリース
プラズマクラスター冷蔵庫6機種を発売

・製品サイト
冷蔵庫製品サイト

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