プラズマクラスター冷蔵庫新製品発表会を開催しました

2月20日(火)、大容量ながら、キッチンにすっきりと収まる業界トップクラス※1奥行63cmの薄型設計プラズマクラスター冷蔵庫新製品のメディア向け発表会を東京と大阪で開催しました。あわせて、太陽光発電システムと連携する「Life Eee コネクト」サービスをご紹介しました。

「Life Eee コネクト」の展示。冷蔵庫は新製品の「Fit63シリーズ」

東京会場では、まず、SAS事業本部 国内キッチン事業部 副事業部長 兼 冷蔵商品企画部長の永田さんより、2024年度の国内冷蔵庫市場は回復基調と予測しており、当社は大容量ラインアップの拡大により、さらなる伸長を目指すことを表明しました。また、新製品では奥行薄型設計に加え、省エネや食品ロス削減の取り組み強化により、SDGsへ貢献していくことを説明しました。

次に、同 冷蔵商品企画部 課長の外賀さんより、新製品の特長を紹介。500Lゾーンにも業界トップクラスの奥行薄型63cm設計を拡大し、新たに「Fit63シリーズ」として展開することを説明しました。また、従来の「節電25」に加え、無線LAN接続するだけで最大約30%※2の節電を実現する「つないでもっと節電」や、当社の太陽光発電システムと連携し電気代の節約に繋げる「Life Eee コネクト」(ソーラー家電連携)など、省エネ性能の追求やゼロエナジーホームに向けた取り組みを紹介しました。

さらに、冷凍室の収納性を高める新採用の「タテ置き名人」や食品の鮮度を保つ冷凍モードなどの食品ロス防止につながる機能、イネの葉を応用したネイチャーテクノロジーを採用することでお手入れ性を向上させた構造などを、実機を用いながら紹介しました。

また、SESJゼロエナジーホームプロジェクトチーム 部長の高尾さんが「ソーラー家電連携」に対する質疑応答に対応しました。

大阪会場では、SAS事業本部 国内キッチン事業部 冷蔵技術部長の藤岡さんと同 冷蔵商品企画部 主任の蓮沼さん、SESJゼロエナジーホームプロジェクトチーム 参事の星出さんが出席しました。

※1 国内家庭用冷凍冷蔵庫(定格内容積501L-550L、451L-500L、401L-450Lクラス)において。2024年2月20日現在。当社調べ。
※2  つないでもっと節電ON(自動製氷一時停止モード時)と通常運転(自動製氷運転時)との比較。電力の消費を抑えた運転をするために、食品保存に影響を及ぼさない範囲で、庫内温度を約2~3℃高めに設定します。設定温度「中」、新鮮冷凍「切」、周囲温度35℃、ドア開閉なしでの1日当たりの消費電力量から算出。<SJ-MF55M>:通常運転(自動製氷運転時)1.663kWh→つないでもっと節電ON(自動製氷一時停止モード時)1.164kWh。JIS C 9801-3:2015測定基準とは異なります。使用環境(温度調節・周囲温度・ドア開閉頻度・食品の量など)により節電効果は変わります。

永田さん
外賀さん
高尾さん
藤岡さん
蓮沼さん
星出さん
冷蔵庫新製品メイン展示 左:ダークメタル系、右:ホワイト系
冷蔵庫新製品ラインアップ展示


■キッチンにすっきりと収まる業界トップクラスの奥行63cmの薄型設計

新製品全機種で業界トップクラスとなる奥行63cmの薄型設計を採用。従来、70cm前後※3の奥行があった500Lゾーンにおいても、新製品<SJ-MF55M/MF51M>は63cmの薄型設計を実現しています。システムキッチン(標準的な奥行65cm)と並べてもすっきりと設置できます。
また、奥に置かれた食品や小鉢のような食器にも手が届きやすく、庫内の奥まで見渡しやすいので、庫内のスペースを有効活用できるうえ、食品の使い忘れなどのムダ抑制にも役立ちます。

※3  当社従来機種550Lクラス(2019年製<SJ-GA55E>、奥行74.5cm)、従来機種500Lクラス(2023年製<SJ-GK50K>、奥行68.4cm)。

奥行比較 左:新製品<SJ-MF55M >、右:2017 年発売<SJ-GX55D>


■最大約30%の節電が可能な「つないでもっと節電」機能を新搭載

製氷コントロールや外気温を感知するセンサーなど25項目の省エネ技術により、最大約25%※4の節電効果を得られる「節電25」と無線LAN接続を組み合わせることで、通常運転に比べ最大約30%の節電が可能な「つないでもっと節電」機能を新たに搭載しました。冷蔵庫の開閉時間帯などユーザーの使用状況をクラウド上のAIが学習し、各家庭の生活パターンに応じた省エネ運転を行います。

※4 「節電25」モード(自動製氷一時停止モード時)と通常運転(自動製氷運転時)との比較。電力の消費を抑えた運転をするために、食品保存に影響を及ぼさない範囲で、庫内温度を約1℃高めに設定します。設定温度「中」、新鮮冷凍「切」、周囲温度35℃、ドア開閉なしでの1日当たりの消費電力量から算出。<SJ-MF55M>:通常運転(自動製氷運転時)1.663kWh→「節電25」モード(自動製氷一時停止モード時)1.247kWh。JIS C 9801-3:2015測定基準とは異なります。使用環境(温度調節・周囲温度・ドア開閉頻度・食品の量など)により節電効果は変わります。

 


業界初※5太陽光発電システムと連携する「Life Eee コネクト」サービスに対応

住宅用太陽光発電システムで発電した電気を蓄電池などにためて、効率よく活用する動きが拡大しています。本シリーズは、当社のクラウドHEMS※6サービス「COCORO ENERGY」により太陽光発電システムと連携させることで、余剰電力に応じた冷蔵庫の運転制御を実現しました。AIがユーザーの生活パターンや気象情報などから、余剰電力量があるタイミングを予測し、そのタイミングで消費電力量の多い除霜運転を行うことで、電気代の抑制を図ります。

※5 家電を制御するHEMSサービスにおいて。2024年2月20日現在。当社調べ。
※6 Home Energy Management Systemの略。住宅で使用するエネルギーを管理・制御するシステム。 

  

■冷凍食品を“縦置き”で効率よく収納できる「タテ置き名人」を搭載<SJ-MF55M/MF51M>

冷凍食品市場の拡大や、ホームフリージング活用の増加に対応し、冷凍室の収納性を向上。<SJ-MF55M/MF51M>では、サイズの異なる冷凍食品や使いかけの冷凍食品も効率よく“縦置き”ですっきりと収納できる「タテ置き名人」を新たに採用。<SJ-MF46M/MF43M/MW46M>には、可動式の仕切りで、ケースをフレキシブルに4つに仕切れる「4切り名人」を搭載しているので、食品のサイズ・形状に合わせて上手に整理することが可能です。冷凍室内が整理でき、使いたい食品も見つけやすくなるので、時短にも繋がります。

タテ置き名人 右:食品収納事例

■シャープ独自の「ネイチャーテクノロジー」を採用

イネの葉の、葉先に向かって狭まる葉脈により葉表面の汚れが水滴と一緒に落ちる形状を応用し、野菜室と冷凍室のケース底面に凹凸を施したことで、拭き取りやすく、ゴミを集めやすくなります。<SJ-MF55M/MF51M>

 

野菜室底面比較 左:従来、右:イネの葉形状

フレンチドアタイプの冷蔵室ドア開閉部には、ホタテ貝の凹凸を模した形状をドアパッキンの手前に採用。空気抵抗を大きくし、ヒーターの消費電力量を低減します。
<SJ-MF55M/MF51M/MF46M/MF43M>
一本一本が透明で中が空洞となっているシロクマの毛は、光を錯乱させるため白くみえます。その構造をLEDランプカバーに応用することで、LEDライトを広く拡散し、奥まで明るく見やすい庫内を実現しています。

 

■大型冷蔵庫デビュー記念キャッシュバックキャンペーン

大型冷蔵庫デビュー記念にともない、4月21日(日)までの期間中、対象冷蔵庫のご購入で最大20,000円キャッシュバックキャンペーンを実施中です。

 

<関連リンク>

・ニュースリリース

プラズマクラスター冷蔵庫 5機種を発売

業界初、太陽光発電システムと連携し家電の電気代を抑制する「Life Eee コネクト」サービスを冷蔵庫に拡大

購読登録しませんか?