隈研吾建築都市設計事務所デザイン監修、プラズマクラスター空気清浄機新製品の発表会を開催しました。

9月26日(木)、隈研吾建築都市設計事務所(本社:東京都港区、以下、KKAA)デザイン監修のもと、外装に本物の木材を使用した家具のような佇まいで、さまざまな上質空間に溶け込むプラズマクラスター空気清浄機<FU-90KK>のメディア向け発表会を、「東京エディション虎ノ門」で開催しました。

左から、SAS事業本部 副本部長の永峯さん、建築家・隈研吾氏、社長の沖津さん、プラズマクラスター・ヘルスケア事業部 国内PCI商品企画部 部長の花房さん

冒頭、シャープ株式会社社長の沖津さんよりブランド事業中心の事業構造への変革を図る中、これまで独創的なモノづくりにより数多くの日本初、世界初となる商品提案を続けてきた当社の歴史を踏まえ、「シャープらしさ」を早期に取り戻すことを最大のミッションと捉えていることを説明しました。そのうえで、自身が白物家電の事業責任者時代にスタートした今回の共同プロジェクトが発表に至ったことについて、隈研吾氏へ感謝の言葉を述べられました。

続いて、Smart Appliances & Solutions(SAS)事業本部 副本部長の永峯さんとプラズマクラスター・ヘルスケア事業部 国内PCI商品企画部 部長の花房さんより、新製品の開発経緯や商品化に至るまでの道程、新製品の特長等を説明。プラズマクラスターの「自然に近い」原理が、隈氏が建築で目指す考え方に通じると共感いただき、今回のプロジェクト開始に至った事をはじめ、本物の木材を使用する提案を受けた際の驚きや実現に向けた開発時の苦労などを紹介するとともに、大風量ながら基本性能も充実した空気清浄機の特長を説明しました。

 その後、ゲストとしてお招きした隈研吾氏からご挨拶をいただき、プラズマクラスター空気清浄機の外観をデザインしようと思った経緯、そしてその中での苦労、シャープとのコラボレーションで感じたこと、今回の製品に使われた技術などを紹介していただきました。

沖津さん
永峯さん

花房さん
<ゲスト>隈研吾氏

質疑応答の様子
フォトセッションの様子

発表会の後半部分では、隈研吾氏、今回製品の外装の木材部分の製造をしていただく岡崎木材工業代表取締役の岡崎氏、永峯さん、SASデザインスタジオ奈良さんによるトークセッション、また隈研吾氏への個別インタビューなどを行いました。

<ゲスト>岡崎氏
奈良さん
トークセッションの様子
隈研吾氏 個別インタビューの様子

■プラズマクラスター空気清浄機<FU-90KK>の主な特長

1.日本の伝統的意匠「簾虫籠(すむしこ)」や「障子」から着想し、本物の木材を外装に採用

本機はKKAA監修のもと、日本の伝統的意匠である「簾虫籠(すむしこ)」や「障子」から着想を得た細かな木の縦格子を外装に採用。幾つかの角度を付けて配置した縦格子は、どの方向から見ても同じ見え方となるようにこだわりました。動作状態を確認する表示部も控えめな明るさとするなど、家具のようにさまざまな上質空間に溶け込む高品位なデザインを実現しています。

2.一品一様のオーク無垢材を木工職人が一本一本選定。美しい木目と品質耐久性を両立

縦格子にはホワイトオークの無垢材を採用し、一品一様に表情の異なる格子を木工職人の手で一本一本丹念に組み上げました。また、天面は6枚の突板を異なる角度で貼り合わせる工法により、木の反りや割れを極力抑え、美しい木目と品質耐久性を両立しました。時間が経つほどに増していく木の色の変化を楽しみながら、家具のように愛着を持って長くお使いいただけます。

3.プラズマクラスターやHEPAフィルターを搭載。大風量の空気清浄機として基本性能も充実

空気清浄機としての基本性能も追求しました。シャープの独自空気浄化技術「プラズマクラスター」を搭載したほか、今回のデザインコンセプトに連動し、キレイな空気を4方向に放出できる風路を新開発。花粉やアレル物質、ウイルス、菌などを捕集する静電HEPAフィルター、2つの脱臭機構でさまざまな臭いに対応するダブル脱臭フィルターと合わせ、40畳(66m2)まで対応可能な大風量モデルとして高い空気清浄能力を発揮します。

会場の様子
TV局の取材の様子

<関連リンク>

ニュースリリース

プラズマクラスター空気清浄機<FU-90KK>を発売

製品サイト

KKAA(隈研吾建築都市設計事務所) 空気清浄機:シャープ (jp.sharp)

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