なぜ「フクロウが羽ばたく送風機」を考えたのか(note公式アカウント)
ブランド担当が運営するnote公式アカウント(https://note.com/sharp)では、様々なテーマで記事を掲載しており、こちらでもその一部を紹介しています。今回は、先月12月に掲載したなぜ「フクロウが羽ばたく送風機」を考えたのかの記事をご紹介します。
私、フクロウに囲まれて育ちました。
両親が無類のフクロウ好きなもので。
旅先のお土産屋さんでしょ?まちの雑貨屋さんでしょ?陶器屋さんも危険地帯。両親がどこかでフクロウの置物を見かけたらもう最後、その子はわが家に迎えられる。
「なんでフクロウなん?」と母に聞いたことがある。そしたら「フクロウは、不苦労で、福朗で、福老だからね。幸運を運ぶ鳥なんよ」と、うれしそうにフクローフクローと連呼された。
ホーホー、なるほど。ギリシャ神話やローマ神話ではフクロウは知恵の女神の従者だし、シマフクロウは世界で神として崇められているもんね。
という話は大人になって知ったのだけれど、子どもの頃から家中そこらじゅうフクロウが飾られていて、私の深層心理にはフクロウがぐりぐりと刷り込まれていった。
しかもフクロウは家の中だけじゃない。実家が山奥にあったので、家の周りにはめっちゃフクロウがいた。夜、窓を開けたらホーホーホー、そこらじゅうで鳴いていた。姿は見えない。隠れっぷりは、さすが森の賢者。あれ、賢者ってゴリラだっけ?
ゴリラはいないがフクロウは(どこかに)いる山奥で育った少女が、
シャープに入社して、
生物模倣「ネイチャーテクノロジー」の研究に没頭し、
そしてこのたび「フクロウが羽ばたく送風機」を考えました。
これって偶然だけど必然ですよね? つうか運命ですよね?
そんなうちのフクロウが、IT・エレクトロニクス技術の総合展示会「CEATEC 2023」にコンセプトモデルとして仮デビューしました!かっこ仮!めざせ商品化!
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