思い出の家電(50)
これまで使ってきた家電と、その思い出をみなさんから投稿していただきました。
「そういえば、うちでもそんなことあったな」などと思いつつ、ほっこりしていただければ幸いです。
わたしは「パソコン」
中学生の時、使っていた8ビットパーソナルコンピュータが<MZ-1500>でした。
当時は、「クイックディスク(QD)※1搭載」が友達のパソコン「X1」とかのカセットテープからのローディングと比べたら、「なんと最先端をいってることか」と思った次第です。
スペック的には「X1」の方が上なんですけどね。
当時、ソフトバンク社から「Oh!Mz」というパソコン雑誌が発売されていて、毎月楽しみに読んでいました。
1986年の11月号の記事に、ナムコ※2のアーケードゲームの移植版である「tiny XEVIOUS(タイニーゼビウス) for MZ-700/(MZ-1500)」という記事が掲載され、「おお、これはスゲー」と感動!
当時BASICしかわかっていないのに、すぐさま、夜遅くまでプログラムのソースコードをパソコンに打ち込み始めました。
そして、結果ですが、
親に「何時まで遊んでいるんだ!」と叱られ、ブレーカーを落とされて、打ち込んでいた物がパーになりました。
まあ、打ち込みが終わっていたとしても動かなかったと思いますけどね。
今となってはほろ苦い思い出です。
※1 当時、パソコンでは<MZ-1500>だけが標準搭載した記録媒体で、フロッピーディスク(FD)に似た形でした。
※2 株式会社ナムコ(現 株式会社バンダイナムコアミューズメント)
●1984年度グッドデザイン賞受賞