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【新製品紹介】ますます広がるLED!

2011年9月29日

著者:sharp-admin

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一消費者としては、家庭用照明のLED化に関心が高まる昨今ですが、業務用の照明用途にもLED普及の動きが加速しているようです。

前回(2011年2月9日)発表の25Wクラス照明用LEDに引き続いて、今回は2倍の投入電力50WクラスのLEDデバイスを紹介します。

左が25Wクラス、右が50WクラスのLEDデバイスです。
違いが分かりますか?(分かりませんよね。サイズも一緒です。)

そして、どちらも演色評価数※1(Ra)83を確保しながら、90以上lm/W※2の高い発光効率を達成しています。企画・技術の担当に聞きました。

-それぞれ、どのような違いがあるのでしょうか?

どちらも、主に店舗用のスポットライトやダウンライトといった照明用のデバイスです。
今回開発した50Wクラスの商品は、投入電力が25Wクラスの倍になり、より明るい光源の照明に対応します。
現在、店舗用照明としてはメタルハライドランプが主流ですが、LEDデバイスを搭載した照明器具で、同等の明るさを低い消費電力で提供出来るように頑張っています。

-なるほど。メタルハライドランプというと、自動車用のヘッドライトに使われるHIDや、スタジアム用の水銀灯といった明るい照明ですね。これらもLEDに置き換わって行くのでしょうか?

今回発表した50WクラスのLEDデバイスが、当社では今のところ最も高出力なタイプですが、より高出力なスタジアムライト用のLEDの開発にも挑戦していきたいと思います。
また、現在のLEDでもヘッドライトの明るさは十分実現できます。あとは光の指向性など、車載用途に必要な技術仕様を満たすことができれば、LED化も十分可能だと考えています。

-心強いですね。楽しみにしています!

※1 演色評価数(Ra):試験光源と比較して色のズレを数値化したもので、数値が100に近いほど自然光に近くなります。
※2 lm/W (ルーメン・パー・ワット):ワットあたりのルーメン。ルーメンとは光束を表す単位で、光源が放つ光の明るさ。

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