お客様の笑顔が私の喜び。シャープ製品のアフターサービスを支えるスペシャリスト達。
2018年2月26日
皆さまのご家庭のさまざまな電機製品、 調子はいかがでしょうか? 長くご愛用いただく電機製品には調子が悪くなることもあり、そんな時は製品をお預かりしたり、ご訪問させていただいたりして、サービスマンが対応しています。
すぐに解決することもあれば、一筋縄ではいかないこともあります。また、部品がすぐに揃わないことも。どんな状況でも、できるだけお客さまをお待たせしないよう、サービスマンたちは日々技術を磨き、経験を積み、奮闘しています。
さて、今回はそんなサービスマンたちが技を競う社内の「技能コンテスト」をご紹介します。このコンテストは、当社製品のアフターサービスを担当するシャープマーケティングジャパン株式会社カスタマーサービス社の主催で、全体のレベルアップをはかるとともに、サービスマンたちのモチベーションアップを狙っています。
技能コンテストの予選会には、次世代を担う入社10年前後の中堅社員56名が参加しました。全国の予選会を勝ち抜いた精鋭14名が、2月8日(木)に八尾事業所で開催した本選に駒を進めました。それぞれの拠点の仲間たちから、たくさんの応援メッセージが届けられていました。
競技内容は、修理の基本作業から始まり、1人で作業するヘルシオオーブンレンジと、ペアで行うドラム式乾燥洗濯機の修理。正確かつ安全な作業が行われているか、また作業時間は適切か、家電に関する知識は十分かなど、総合的に審査します。作業内容は、事前に参加者に知らされていません。会場にずらりと並べられたヘルシオオーブンレンジとドラム式乾燥洗濯機が、参加者たちを待っていました。
予選を勝ち抜き、全国から集まったサービスマンたち。この中には前回の優勝者もいれば、雪辱に燃えているという人も。日々スキルを磨き、再びこの本選で顔を合わせることができました。
競技が始まりました。
まずは修理の基本作業。リード線の圧着と絶縁抵抗測定をします。間違うと事故につながるため、確実に作業する必要があります。持ち時間はたったの30秒!てきぱきと作業をこなしていきます。
次に1人で行う作業の部。ヘルシオの核となる部品、エンジンユニットの交換を行います。50分の制限時間内に終わらせなければ、減点となります。緊張からか参加者たちの表情は硬いですが、落ち着いて作業を進めていきます。
審査員は長くサービス部門で修理に携わってきた社員や、修理に関する研修を担当する社員が務めます。審査員たちも真剣な眼差しで作業を見守ります。
そしてペアで行う作業の部。ドラム式乾燥洗濯機の作業を2人1組で行います。今回用意した機種は発売から日が浅く、修理したことがある人は誰もいませんでした。与えられた課題はDDモーターの交換。2人で行う作業のため、声をかけあい、手際良く分担して、協力しながら進めなければなりません。実は、このペアは当日、くじびきで決められました。初めて顔を合わせる相手とペアを組み、息の合った作業ができるのか、腕の見せどころです。
最後にクイズ形式で家電製品の知識を競いました。
審査が終わり、結果が発表されました。満足のいく成績だった人も、残念な思いをした人も、さらにスキルアップしてまたこの会場に戻ってきてください!
製品がお客さまの手に渡って終わりなのではなく、それからずっとお客さまと当社の関係は続きます。ご愛用いただいている製品を長く使っていただきたい、次もまた当社製品をお選びいただきたい。そして、当社の製品がお客さまの生活に少しでもお役に立てますように。その気持ちがサービスマンたちを後押ししているように見えました。カスタマーサービス社のスローガンは「お客様の笑顔が私の喜び」。お客さまのお宅を訪問するサービスマンたちは、日々こんなふうにがんばっています。どうぞご安心ください。
(広報担当:Y)
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