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脳の認知機能を刺激する!「頭の健康管理サービス」の使用感を介護施設で聞きました!

当社は、8月1日に介護施設支援ソリューション「頭の健康管理サービス」の提供を開始しました。これまで、介護施設などへテレビ、複合機、プラズマクラスターといった機器の提供を行ってきましたが、介護事業に関するサービスを当社から直接ご提供するのは、「頭の健康管理サービス」が初めてです。

この「頭の健康管理サービス」を、2018年11月から試験導入いただいている介護施設「癒しのデイサービス尼崎北」さま(兵庫県尼崎市、株式会社リエイ コミュニケア24さま運営)を訪問させていただきました。定員62名の大規模なデイサービス施設です。

「頭の健康管理サービス」を生活機能訓練に活用する様子を実際に見せていただき、施設長の岩井さまや機能訓練指導員の畠中さまに、導入後の感想や利用者の様子などを伺いましたので、ご紹介します。

癒しのデイサービス尼崎北

癒しのデイサービス尼崎北

 

施設内の様子

施設内の様子

 

「頭の健康管理サービス」とは?
開発の背景は、「高齢者が、介護が必要になっても住み慣れた地域や住まいで尊厳ある自立した生活を送ることができる社会」の実現を目指した介護・高齢者福祉政策に、厚生労働省が取り組んでいること。一方、介護現場では深刻な人手不足により、均質かつ各個人に適した生活機能訓練の提供が課題となっていること。また、2018年4月に介護保険法が改正され、介護サービスの基本報酬が実質的に減少していることなどから、介護サービスの業務効率化がより重要となってきたためです。

「頭の健康管理サービス」は介護施設などで行われている「生活機能訓練」の一連の業務をシームレスに支援できる日本初※1のサービスです。「計画書原案作成」「入所時面談アセスメント」「計画書完成・本人同意」「訓練実施・結果保管」「計画書に評価記載」「本人・家族に説明・同意」といった一連の作業を支援することで業務の効率アップを実現し、介護報酬の加算申請に活用できます

 

※1 2019年7月17日現在。シャープ調べ。ICT(情報通信技術)を利活用した介護施設支援サービスで、「アセスメント」から「訓練計画作成」「おすすめ訓練提示」「訓練結果の記録・管理・見える化」まで、一連の生活機能訓練に関わる業務を支援するソリューションとして。

 

業務効率アップ

一連の作業をICTの利活用で支援して業務の効率アップを実現!

 

「頭の健康管理サービス」では、導入前には機能訓練指導員が作成していた訓練計画書が、アセスメント結果を入力することで自動作成されます。

訓練に使う認知機能を刺激する「頭の健康ゲーム」は、東北大学 加齢医学研究所 所長 川島隆太教授監修の「スピード勝負」など、全部で20種類。簡単なレベル1から難しいレベル8までランク分けされているため、利用者のレベルに合わせたゲーム内容で、楽しく訓練できます。

ICカードをカードリーダーにかざすだけの簡単な操作で個人認証を行い、ゲーム結果を個人毎にデータとして保存でき、評価結果が自動で作成さるため、管理・分析・見える化までが自動で行われます。

 

インタビュー
機能訓練指導員の畠中さまには、実際に「頭の健康管理サービス」を使っていただいているスタッフの方々の感想を、また、施設責任者である岩井さまには、利用者の様子などを伺いました。

スタッフの皆さま

スタッフの皆さま
(中央が機能訓練指導員の畠中さま、右が施設長の岩井さま)

 

(畠中さま)ご利用の皆さまにはまずアセスメントを受けていただき、結果に応じた訓練を行いますが、最適な内容を選ぶのはなかなか難しいものです。しかし、今回試験導入した「頭の健康管理サービス」でアセスメントを行うと、ご利用者の状態にあった効果的な訓練を自動で抽出してくれるので助かっています。

また、導入前は、機能訓練指導員のみが生活機能訓練を行っていましたが、「頭の健康ゲーム」の操作は簡単なので、何人かのスタッフに実施方法を覚えてもらい、指導員が不在の時でも生活機能訓練の要素を採り入れたレクリエーションとして気軽に実施できるようになりました。

訓練後には結果が「見える化」され、利用者やご家族に数字で示してくれるのがわかりやすく、利用者のモチベーション向上にもつながっています。

40インチBIG PADに向かい「頭の健康管理サービス」による「生活機能訓練」を行う様子

40インチBIG PADに向かい「頭の健康管理サービス」による「生活機能訓練」を行う様子

 

(岩井さま)「頭の健康ゲーム」は利用者の方に喜ばれており、今後も継続利用したいと思います。介護業務にあたるスタッフは慢性的に不足しており、時間帯によっては機能訓練指導員の手も借りなければならないほど日常業務に追われています。今後は、一度にもっと大勢の人が参加できるように、大型のディスプレイでレクリエーションとして利用できれば助かります。

「頭の健康管理サービス」を介護報酬の加算申請の対象とするには、1人ずつ訓練を行い、個人ごとにデータを管理する必要がありますが、今はまだ「頭の健康ゲーム」を実施できるスタッフが少なく、毎日は実施できていません。スタッフ全員が使えるようになってほしいと思っています。介護業務との両立の課題はありますが、できるだけ訓練回数を増やして、大きな成果が現れてくることを期待しています。

 

今回、介護の現場を見せていただき、ニュースなどで聞き及んでいたものの、あらためて介護士不足を痛感しました。そんな中、岩井さま、畠中さまには、業務の合間をぬって、笑顔でインタビューに応じていただきました。

一方で、「頭の健康ゲーム」が始まりますと、利用者の皆さまがワイワイおしゃべりしながらゲームをする姿が実に楽しそうでした。レクリエーションを単なる遊びで終わらせるのではなく、生活機能訓練に結び付けることの素晴らしさに気付きました。私もゲームを体験してみましたが、画面をタッチするだけの直感的かつ簡単な操作で、言葉遣いも分かり易く、多くの方に使っていただけるシステムだと思いました。

レクレーション

レクリエーションとしておしゃべりしながら「あとだしジャンケン」を実施しているところ

 

当社は、介護施設支援ソリューション「頭の健康管理サービス」のご提供を通して、介護する方とされる方のどちらにとっても快適な介護環境の実現に貢献してまいります。
(広報担当:C)

 

●「頭の健康」「BIG PAD」は、シャープ株式会社の登録商標です。

 

製品情報
https://jp.sharp/business/solution/atama-kenko/

ニュースリリース
https://corporate.jp.sharp/news/190717-a.html

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