「環境広場さっぽろ2019」にて、太陽光で発電した電気でスマートフォンを充電する「ソーラー充電スタンド」を展示
2019年8月29日
8月12日(月)から2日間、北海道札幌市にある札幌ドームにて、「環境広場さっぽろ2019(主催:札幌市様、特別協力:株式会社アドバコム様)」が開催されました。
イベント会場の様子
「環境広場さっぽろ2019」は、未来を担う子どもたちやそのご家族向けに、豊かな地球環境を次世代に引き継ぐことの大切さを伝える体験型のイベントです。「環境とSDGs」をテーマに、札幌市をはじめ、252社・団体が環境への取り組みを展示したほか、環境について楽しく学べる講演やワークショップ、ゲームなどが多数開催されました。
今年の来場者は、約26,000人。小さなお子様連れのご家族が多く見られ、会場は活気に満ちていました。
SDGsを楽しく学べるワークショップ
ウインタースポーツ体験「スケート」の様子
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、Sustainable Development Goalsの略で、地球上の誰一人として取り残さないことを誓い、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成される国際的な目標です。
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されています。
持続可能な開発のための2030アジェンダと日本の取り組み
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/000270587.pdf
テープカットの様子
左より、株式会社アドバコム 代表取締役 臼井純信 様
北海道放送株式会社 常務取締役 松本哲也 様
札幌市環境局長 平木浩昭 様
株式会社札幌ドーム 常務取締役 吉田圭吾 様
今回、イベントの特別協力社であるアドバコム様「エコチル」ブースにて、当社の「移動可能型ソーラー充電スタンド」を展示いただきました。
「移動可能型ソーラー充電スタンド」は、太陽光のエネルギーで発電し、本体に搭載した蓄電池に蓄え、スマートフォンや携帯電話を充電することができます。
背面には、A1サイズまでのポスターを掲示することができます。この日は、「環境にやさしいモノやコト」をテーマに、来場した子どもたちが描いた絵を飾りました。
「移動可能型ソーラー充電スタンド」は、今回のようなイベントや商業施設などで、無料の充電スポットとして利用できるほか、万が一の災害発生時には、地域の避難場所へ移動することにより、長期停電時においても、スマートフォンなどの充電に活用いただけます。
来場された方からは、「外でも気軽にスマートフォンの充電ができるのは嬉しい」「防災時の備えとして、自治体などにもっと導入してほしい」とのお言葉をいただきました。
イベント開催にご尽力された株式会社アドバコム様が目指すSDGs
イベントの特別協力者であるアドバコム様は、北海道、東京都、横浜市などの2,000以上の小学校へ、毎月約76万部無料配布する環境情報紙「エコチル」を発行しています。「子どもたちに、もっと環境に関心をもってもらえる機会をつくろう」「地域社会と学校、家庭をエコでつなぐプラットフォームになろう」をテーマに掲げ、2006年に創刊されました。2018年度の新エネ大賞新エネルギー財団会長賞や、その他多くの環境貢献に関する賞を受賞しています。
当社の「移動可能型ソーラー充電スタンド」の展示も、アドバコム様のご協力によるものです。
環境情報紙「エコチル」
https://www.ecochil.net/
株式会社アドバコム 代表取締役の臼井様に、「環境広場さっぽろ」やSDGsへの想いを伺いしました。
開会式で挨拶される株式会社アドバコム 代表取締役 臼井純信 様
ー今回の「環境広場さっぽろ」の見どころを教えてください。
次世代を担う子どもたちを中心として、様々な展示やワークショップ、ゲームなどを出展いただきました。環境、スポーツ、キャリア教育など、様々な体験を通して、環境について学び、考えてもらうきっかけになると思います。
ー環境情報紙「エコチル」が今後目指していくものはどんなことでしょうか。
現在届けられていない地域にも広げていきたいと思っています。最近では、フィリピンにも発行しており、その他の国や地域にも情報を配信していくつもりです。「エコチル」は、教材にも活用できるよう工夫しています。お子さまが学校で読むだけではなく、家に持ち帰っていただき、親子で環境について話し合うきっかけになることが大切だと思っています。
SDGsの普及に向け様々なセミナーや講演会などに出演されている札幌市環境局の佐竹様にもインタビューをさせていただきました。
札幌市環境局 佐竹輝洋 様
ー札幌市はSDGsの取り組みを積極的にされていますよね。
札幌市では、2018年3月に「第2次札幌市環境基本計画」を策定し、SDGsの実現に向けて様々な取り組みを行っています。同年6月には、SDGs未来都市として内閣府に選定いただきました。本日も札幌市民や学生の皆さんが多く参加されていますが、今回のようなイベントや活動が拡がっていくように、札幌市としてもバックアップしていきたいと思っています。
ー非常に多くの子どもたちが参加していますが、反応はいかがですか?
本当に様々な企業や団体に参加いただいて、楽しみながら環境やSDGsについて学んでいただいているワークショップなどをご用意いただきました。そのため、子どもたちはとても楽しそうに学んでいたと思います。このような場を今後も広げていきたいと思っています。
ー当社の「ソーラー充電スタンド」に期待することは何でしょうか。
「ソーラー充電スタンド」は、太陽光で発電した電気で身近なスマートフォンを充電できるので、環境について考える良いきっかけになると思います。災害時に利用できることも、とても重要なことです。ぜひ自治体や施設への導入を拡げていただきたいと思います。
SDGsの取り組みが盛んな札幌市のイベントで当社の製品を展示いただいたことは、大変光栄なことです。これからも製品の普及を通して、SDGsの実現に貢献できたらと思います。
(広報担当:M)
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