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ドレープフロードライヤー<IB-WX1>ならサロンのドライヤー使いを自宅で再現できます!

昨年9月に発売した「プラズマクラスタードレープフロードライヤー」<IB-WX1>。店頭でもひときわ目立つコロンとした可愛いドライヤーです。このドライヤー、先日発表された「家電大賞2019」で、健康家電&美容家電部門の金賞を受賞しました。「家電大賞」は、株式会社学研プラスのトレンド情報誌「GetNavi」と株式会社インプレスの家電専門サイト「家電Watch」が共同で開催する、年に一度の家電アワードです。

今回は、開発に携わった企画開発部門の2人から話を聞き、開発の裏話や、このドライヤーの魅力、おすすめの使い方などをご紹介します。

―ドライヤー開発のどの部分を担当されたのですか?まずは自己紹介をお願いします。

(末廣) 商品企画を担当しました。3年前から美容商品に関わってきましたが、新規ドライヤー商品の一からの企画は今回が初めてでした。

(下田) 当社がプラズマクラスターつきのドライヤーを発売した2011年から開発を担当しています。このドライヤーでも構造の開発を担当しました。

―このドライヤーは早く乾かすことができるのが大きな特長ですが、乾かす時間を短くするというのがドライヤーの目標なのでしょうか?

(末廣) お客さまからの声として、ドライヤーに求めることは『早く髪を乾かしたい』というものが多いので、やはりそこは重要だと考えました。また、速乾性能の進化に加え、当社はドライヤー市場ではまだ十分に認知されていないこともあり、独自性の高い商品を開発し、商品を知っていただくチャンスを増やしたいという思いもありました。

(下田) 髪の毛を早く乾かすには、風が当たった時の髪の動きも影響しています。ヘアサロンで美容師の方が2本のドライヤーを使って髪を乾かすのがヒントになり、今回のドライヤー開発につながりました。


「ドライヤーは子供みたいなもの」とドライヤー愛を語る下田さん

―開発の過程はどのようなものだったのでしょうか。

(下田) 最初の試作機は2台を組み込んだ感じで、幅も20センチくらいと大きく、形も角ばっていたんです。

(末廣) さすがにそれは使いづらいと、即却下で(笑)。

(下田) そこから機能を上げていきながら、角を取ったり、重さのバランスを調節したり。デザイン部門とも協力しながら開発を進めて、今の形に近づいていきました。

(末廣) 東京のヘアサロンにも協力していただいて、ドライヤーの使い方であるドライワークを研究して2本のドライヤーを使った二方向からの風を再現し、乾燥時間を約25%短縮することができました。

(下田) 髪の長い社員にも試してもらい、風の出方を何度も細かく検証しました。末廣さんは最初このドライヤーが斬新すぎたのか、動かし方に戸惑って『速く乾くのが実感できない』と言っていましたが(笑)。

(末廣) 実は、今までと同じようについドライヤーを小刻みに振ってしまっていたのですが、このドライヤーは振る必要がないんです。早く乾くのを実感するためには、振らずに髪を撫でるように風をあててください。振らなくてもいいように設計しています。


もちろん自宅でもこのドライヤーを愛用中という末廣さん

―あと、もう一つの大きな特長として、センシングドライモードがありますが、どんないいことがあるのでしょうか。

(末廣) ドライヤーの熱で髪がダメージを受けることは知られていますが、55℃を越えると濡れた髪のケラチンが変性すると言われています。センシングドライモードでは、髪の表面がその温度を超えないように制御することにしたんです。

―どうやって温度を保つことができたのでしょうか?

(下田) ドライヤーを使っていて、頭の前側と後ろ側ではドライヤーと頭の距離が一定ではありません。それでも安定して温度を保つために、距離センサーを使うことで解決しました。

(末廣) このモードを使えば、小学生くらいのお子さんにも使っていただけるとのお声もいただいています。

―実際に使用されている方の感想を聞かせてください。

(末廣) 早く乾く、熱くないということで、髪を乾かすのが楽になったという嬉しいお声を数多くいただいています。また、髪がサラサラになったというご感想も多いです。このドライヤーだけでなく、当社のプラズマクラスター技術を搭載しているドライヤーでは、プラズマクラスターイオンの効果で髪がしっとり潤い、静電気をおさえて髪がサラサラになるんです。

―これからドライヤーはみんなこの形になっていくんでしょうか?

(下田) このドライヤーはひとつの完成形ですが、やりたいことはまだまだあるんです。ドライヤーはもっと進化できると思うので、形も変わっていくかもしれませんね。楽しみにしていてください。

 

―次にアプリについて教えてください。ドライヤーをアプリで制御するというのは開発段階から決まっていたんでしょうか?

(末廣) そうですね、ドライヤーを使う人の好みにさらに合わせていくということで、細かく設定できるアプリと連携するというのは当初から考えていました。

―アプリではどんなことができるんですか?

(末廣) 当社のドライヤーに搭載している「ビューティモード」では、冷風→温風→冷風というように、温度の異なる風を出すことで髪に艶を与えているのですが、風の出るループは決まったものでした。今回、アプリで制御することによって、風の出るループや時間を使う方の好みに合わせることができます。実際に使ってくださっている方からは、「お風呂上がりは暑いので冷風を長めにあてている」などといったお声をいただいています。

―アプリのバージョンアップの予定はありますか?今後できることは増えますか。

(末廣) アプリに盛り込みたかった機能はもっとあるので、そこをバージョンアップしていきたいですね。例えば、髪の長さ別のおすすめループなども付け加えていきたいです。

そして最後に下田さんが強調してくれました。

(下田) このドライヤー、ちょっとお値段が張ると思われるかもしれませんが、これだけの技術をつぎこんでこのお値段、絶対お得だと思います!


抜群のチームワークのドライヤー開発陣

―ありがとうございました。

ドレープフロードライヤー完成までの苦労を明るく語る2人の話を聞いて、たくさんの課題をチームワークで乗り越えてきたことが伝わってきました。開発陣が自信をもって当社の技術をつめこんだと胸を張る「プラズマクラスタードレープフロードライヤー」<IB-WX1>。ぜひ一度手にとってみてください。

(広報担当:Y)

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