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新型六甲ライナーの車内の快適をプラズマクラスター技術がサポートします!

2018年8月30日

著者:広報Y

当社のプラズマクラスター技術をベースとした空気浄化システムが、神戸新交通株式会社様の新型六甲ライナー「3000形」車両に搭載されました。

新型六甲ライナー「3000形」(画像提供:神戸新交通株式会社様、川崎重工業株式会社様)

当社はこれまで、鉄道車両を製造している川崎重工業株式会社様、自動車部品サプライヤーの株式会社デンソー様と共同で、鉄道車両向け空気浄化システムを開発し、鉄道車両に搭載してきました。

そして今回、神戸新交通株式会社様の六甲ライナー「3000形」の各車両に、川崎重工業株式会社様が開発した車両用のプラズマクラスターイオン発生器が搭載されました。これには当社が提供したプラズマクラスター技術が活かされています。

 

8月31日(金)の運行開始を前に、8月17日(金)と18日(土)の2日間にわたり、沿線近隣にお住まいの方を対象にした試乗会が開催されました。その様子を少しご紹介したいと思います。

試乗会には、各日200名、合計400名の方が参加されました。お待ちかね、六甲ライナー新型車両「3000形」の登場です!「来た来た~!」歓声があがり、皆さん一斉にカメラを構えています!

普段なかなか入る機会のない車庫に、ずらりと並んだ六甲ライナー達。いちばん手前が新型車両「3000形」です。かっこいい!現在11編成ある六甲ライナーですが、これから5年かけてすべて「3000形」に置き換える予定だそうです。

試乗会に参加された方には、「3000形」に採用された、さまざまな技術について説明がありました。当社のプラズマクラスター技術もその一つ。プラズマクラスター技術は、自然界にあるのと同じ+(プラス)と−(マイナス)のイオンをプラズマ放電により作り出し放出します。浮遊ウイルスや浮遊カビ菌等の作用を抑えるシャープ独自の技術です。新型六甲ライナー「3000形」には、プラズマクラスターイオン発生デバイスを搭載した送風装置が車内2ヶ所に設置されています。

私たちにとって、乗客の皆さまの快適な空間づくりをサポートできることは、とても誇らしいことです。ところで、英語で「ぶどうの房状」という意味のクラスター。プラズマ放電によってつくられたイオンが周りを水分子に囲まれた様子は、まるでぶどうの房のように見えます。そこで、この技術をプラズマクラスターと名づけ、ぶどうのようなロゴマークが誕生しました。六甲ライナーをご利用の際、もし「3000形」にご乗車されましたら、ぜひプラズマクラスター技術を表すぶどうマークを探してみてくださいね!

 

神戸新交通株式会社様ホームページ http://www.knt-liner.co.jp/

シャープ 法人のお客様向けプラズマクラスター製品サイト http://www.sharp.co.jp/business/pci/

 

(広報担当:Y)

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