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新AQUOS 4K進化のポイントを商品企画担当者に聞きました!

2019年9月10日

著者:広報C

この夏、液晶テレビAQUOS 4Kとして新たに3ライン8機種(BN1ライン 70/60/50/45V型、BL1ライン 55/50/45V型、BJ1 40V型)が加わりました。

当社の事業ビジョン「 8K + 5GとAIoTで世界を変える」の8KやAIoTの技術が活かされている新機種の特長や進化のポイントについて、国内TV事業部 商品企画担当の(しとみ)(以下、蔀さん)に詳しく聞きましたので、ご紹介します。

AQUOS4K<4T-C60BN1>

商品企画担当の蔀さん、液晶テレビAQUOS 4K<4T-C60BN1>と別売の外付けUSBハードディスク<4R-C40B1>

 

ラインアップ

【主な特長】

  •  1.BS4K・110度CS4Kダブルチューナー内蔵
  •  2.Android TVTMの最新プラットフォームAndroidTM 9 Pie を採用
  •  3.新開発エンジン「AQUOS 4K Smart Engine PROⅡ」を搭載
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    ―― 特長の1点目、「BS4K・110度CS4Kダブルチューナー内蔵」ということは、別売の外付けUSBハードディスク<4R-C40B1>(以下、外付けHDD)を追加すれば、新4K衛星放送(以下、4K放送)を見ながら別の4K放送を1番組、裏録画できるということですね。

     

    4K裏録画説明

     

    (蔀)そうです。もう少し詳しく説明しますと、新製品のAQUOS 4Kは4K放送を見ながら、別の4K放送と地上/BS/CSデジタル放送(以下、フルHD放送)の2番組を同時に裏録画できます。また4K放送を見ながら、フルHD放送の2番組も同時に録画できます。

     

     外付けHDDの追加で可能となる、視聴と裏録画の組み合わせ例
      4K(またはフルHD)視聴 + 4K裏録画   + フルHD裏録画
      4K(またはフルHD)視聴 + フルHD裏録画 + フルHD裏録画

     

    昨年12月に始まった新4K8K衛星放送は、高精細で色彩やかな映像がご覧いただけます。実際にご覧になった方からは、「本当に美しい」「立体感を感じる」などの声をいただいています。ぜひともその映像をより多くの方々に体験いただきたいと考えています。

    新4K衛星放送は、本年9月にBS日テレ、2020年12月にはWOWOWを加え、全18チャンネル(一部有料チャンネル)となる予定です。これまでのフルHD放送のチャンネルを含め、見たい番組がますます増え、録画の機会も増えることでしょう。

     

    ―― なるほど、機会を逃さず安心してお楽しみいただけるということですね。

     

    ―― 次に特長の2点目ですが、「Android TV の最新プラットフォーム Android 9 Pie」を搭載すると、何ができるようになるのでしょうか?

    (蔀)「Android TV の最新プラットフォーム Android 9 Pie」を搭載することで、最新のアプリやサービスをお楽しみいただけるようになりました。当社は、一昨年から、従来よりもネットサービスをさらに楽しむことのできる Android TV をプラットフォームにした4K/8Kテレビを商品化しています。当社の Android TV 非搭載モデルと比べて、アプリサービスの利用割合が2倍近くに増加していて、様々なアプリやサービスを楽しむお客さまが、今後さらに増えてくると予想しています。このニーズの変化にタイムリーに対応するため、Android 9 Pie を採用しました。

    7月中旬には、発売済みの機種も含めて、新たに民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」にも対応しましたので、ドラマの見逃し配信はもちろん、地方のご当地番組なども大画面でお楽しみいただけます。

    前のバージョンから操作画面は大きく変わりませんが、テレビ側の処理スピードが上がったことで、リモコンのマイクを使った番組検索や Google Home などに搭載されている Google アシスタントに対応している家電操作もより快適になりました。

    マイクはここ

     

    ―― 最新のAndroid 9 Pieを搭載することで、新しいアプリやサービスに対応。また、テレビ側の処理スピード向上により、番組検索や家電操作の操作性がアップしたのですね。

     

    ―― 特長の3点目、「新開発エンジン『AQUOS 4K Smart Engine PROⅡ』を搭載」は、具体的には何を強化したのですか?

    (蔀)簡単にいうと画質と操作性の強化です。画質では、色域と明暗表現を進化させました。色域の進化として、8K液晶テレビ向けに開発した色再現回路を4Kテレビに応用し、色彩表現力を向上させた「リッチカラーテクノロジー」を搭載しています。フルHDの地上デジタル放送から4K放送まで、鮮やかな色彩表現で、自然な映像を表現します。

    明暗表現の進化として、映像の美しさを最大限に引き出し、表現が難しい高輝度部分をなめらかに忠実に再現する方式を実現する「HLG(ハイブリッドログガンマ)階調復元回路」を搭載しています。

    細かいことを説明すると難しいのですが、AQUOSは開発理念として以前から遠くの物をそのまま自然に、まるで実物のように映し出すことを重視しています。その理念に基づき、よりリアルに、忠実に表現することを目指して進化させました。

    そして操作性では、放送もアプリもサクサク楽しめる快適パフォーマンスを実現しています。エンジンの進化により、電源起動、チャンネル切換え、アプリ起動などの主要操作おいて従来機種よりも時間を短縮し、操作性をアップしました。

     

    ―― そのほか、こだわっていることがありますでしょうか?

    (蔀)はい、AQUOSは以前から使い易さにこだわっています。特にご紹介したいのは、「N-Blackパネル」「新・高透過率4K液晶パネル」「新デザインの回転式スタンド」の3点です。

    BN1ラインでは、艶やかな黒と低反射にこだわった「N-Blackパネル」を採用しています。特にお部屋のライトや窓から入る日差しの映り込みを抑えるので明るいリビングでも見やすいと好評をいただいています。(BL1/BJ1では、映り込みを低減する「低反射パネル」を採用)

    N-Blackパネル

     

    さらに<4T-C70/60BN1>には画面の明るさを約20%向上しながら、年間消費電力量を7%削減する「新・高透過率4K液晶パネル」を採用していますので、消費電力を増やさずにより明るく美しい映像がご覧いただけます。

    ※ 2018年モデル<4T-C60AN1>と<4T-C60BN1>との比較

     

    また、安定性は確保しながら従来機種よりもスタンドの奥行きを短くすることにより、奥行きが浅いラックにもすっきり配置できる、新デザインの回転式スタンドを採用しています(70V型を除く)。左右計30°、水平方向に画面を動かせますので、リビングのソファーやダイニングなど視聴位置に合わせて見やすい角度で楽しむことができます。テレビ背面の掃除や周辺機器のケーブルの接続も簡単に行えます。

    回転式スタンド

     

    ―― テレビ画面への映り込みを低減し、さらに<4T-C70/60BN1>では画面の明るさを向上させつつ省エネ性能を向上するとは、すばらしいですね。

     

    今回、新製品のAQUOS 4K(BN1ライン、BL1ライン、BJ1)の進化のポイントをご紹介しました。
    また、2020年度末にはチャンネル数が増えることからさらなるコンテンツの拡充が見込まれ、録画する機会も増えることを見越した新ラインアップです。

    テレビをご購入の際は、ぜひ、こだわりの詰まった新AQUOS 4Kをお選びいただければと思います。
    (広報担当:C)

     

    製品情報
    BN1ライン   https://jp.sharp/aquos/lineup/bn1.html
    BL1/BJ1ライン https://jp.sharp/aquos/lineup/bl1bj1.html

     

    ニュースリリース 4K液晶テレビ『AQUOS 4K』8機種を発売
    https://corporate.jp.sharp/corporate/news/190710-a.html

     

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