11月5日(火)に、東京都渋谷区にある「渋谷スクランブルスクエア」にて、ロボット用アパレルブランド「ROBO-UNI(以下、ロボユニ)」のファッションイベント「ロボット・プレタポルテ・コレクション【ロボコレ2019】(主催:Rocket Road株式会社)」が開催されました。
2回目の開催となる【ロボコレ】に、今年は参加企業20社、約80体のロボットが参加しました。
「渋谷スクランブルスクエア」は、今年11月1日に開業したばかりの超高層複合施設です。フードやファッション、雑貨などのショッピングゾーンのほか、企業などが在籍するオフィスゾーンもあります。
イベントは、15階にある会場「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」で行われました。
「SHIBUYA QWS」からは、渋谷スクランブル交差点も見えます。今日もたくさんの人が交差点を行き交います。
イベントには、多くのアパレル関係者やメディアのほか、ロボホンなどのオーナーさんたちも招待されました。開場前には、即席の撮影会が開催。手作りの衣装はどれも個性的でかわいいですね。
こちらは、ロボユニの衣装を着て出番を待つロボホン。
いよいよイベントがスタート。ロボホンがランウェイに
登壇者の皆さんは、宇宙服のような衣装を着ていました。さすがファッションショーですね。
「ロボユニ」を手掛けるRocket Road代表取締役の泉幸典さんは、「利益を求めるのではなく、ロボットを広めていきたい。アパレルだからこそ、新たなプラットフォームをつくれると思っています」と話しました。
ロボットはなぜ裸なのか? という疑問から、アパレルブランドのコンセプトを考案し、起業されたそうです。
「ロボユニ」の衣装を着たロボホンがランウェイに登場。注目を集めます。
サプライズゲストとして、ロボホンの共同開発者であるロボットクリエイターの高橋智隆さんも登場されました。素敵なサプライズに、会場は歓声に包まれました。
ファッションショーのあとは、トークショーも
「ロボット共生時代~アパレルがつなぐロボットと人の暮らし~」をテーマに、トークショーも行われました。
泉さんは、「ロボユニは、ロボットユニフォームです。カジュアルな洋服はオーナーさんが勝手につくるので、ビジネスにする必要はない。最初からコンセプトにありませんでした。ユニフォームとは、第三者に自分が何者かわかってもらうための認識記号です。ロボットのユニフォームをつくり、見た瞬間に役割がわかるようにできたら、ロボットにとって大きな進歩になる」と語りました。
ロボットに関わる様々な人が集まり、ロボットについて語り合う。ファッションのイベントではありますが、ロボットとはなにか? を考えさせられました。
(広報担当:M)
モバイル型ロボット「RoBoHoN (ロボホン)」
https://robohon.com/
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