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“8K+5GとAIoTで世界を変える”シャープの8Kカメラ付きスマホ「AQUOS R5G」に迫る【上】

2020年3月、当社製5Gスマートフォンの第一弾、「AQUOS R5G」を発売しました。
今回、開発担当者を代表して通信事業本部 パーソナル通信事業部所属の4名に、製品コンセプト、気になる8Kカメラやその楽しみ方、こだわりのポイントについて聞きました。【上】、【下】2回に分けてご紹介します。

「AQUOS R5G」を手に

「AQUOS R5G」を手に
開発担当者を代表して、左から システム開発部の岡坂さん、
商品企画部の龍さん、漆館さん、システム開発部の井手さん

「AQUOS R5G」の特長
・5G通信規格に対応 
・8Kカメラを搭載、8K動画撮影が可能(フォーカス再生、AIライブストーリーPro)
・動画視聴に最適な液晶ディスプレイ
 (スマートカラーマッチング、HDRエンハンサー、省電力バックライト)
・高性能 CPUとRAM、AQUOS史上最強のハイパフォーマンス
  CPU:SnapdragonTM 865 5G
  メモリ(RAM): 12GB
  内部ストレージ(ROM):256GB

 

――「AQUOS R」シリーズは、これまでどのようなコンセプトでつくられてきたのでしょうか。

(龍)写真、動画を使ったビジュアルコミュニケーションに注力し、カメラ機能を進化させてきました。2017年の初代「AQUOS R」には、まず画角90度の広角カメラを搭載しました。1年後の「AQUOS R2」には、広角の動画専用カメラと、静止画用のカメラの2つを初めて搭載し、動画を撮影しながら静止画も撮るという新たなスタイルをご提案しました。さらに2019年には、AIを使った動画のダイジェスト版を自動作成する「AIライブストーリー」を搭載した「AQUOS R3」へと発展させました。

 

「AQUOS R」シリーズのコンセプトについて語る龍さん

「AQUOS R」シリーズのコンセプトについて語る龍さん

 

――「AQUOS R5G」のコンセプトは?

(龍)「AQUOS R5G」 のコンセプトは5Gの到来に合わせ、ビジュアルコミュニケーションを飛躍的に進化させるという意味を込め、R4を飛び越えて、「AQUOS R5G」と命名しています。

 

――全社を挙げて力を入れている8Kですが、飛躍的な進化ということで、初の5Gスマホに8Kカメラを搭載したのですね。どんな戦略があるのですか? どんな苦労がありましたか?

(漆館)当社は、8Kモニターや8Kテレビ、放送用のカムコーダーなどを商品化し、さらに、コンシューマー向けに「AQUOS R5G」を販売することで、8Kのすそ野を広げ、8Kを普及させていきたいと考えています。コンシューマー向けの撮影用商品が世の中に出たことで、8Kという言葉がより普通になってきていると感じています。

初の5Gスマホに超広角の8Kカメラを搭載したのですが、難しかったのはレンズ設計です。レンズは一般的に真ん中が明るく、周辺は暗くなって解像度が落ちるという特性があるため、8Kの解像度を確保するだけでも難しいのですが、超広角ではさらに難易度が上がります。当社はこのレンズを自社で設計していることもあり、試行錯誤を繰り返し、苦労の末に作りあげることができました。これにより、超広角の8Kカメラによる動画撮影を実現できました。

8Kカメラについて語る漆館さん

8Kカメラについて語る漆館さん

 

――撮影した8K動画や静止画を使ってどんな楽しみ方ができるのでしょうか?

(漆館)8Kで撮影した動画は、USBメモリに対応したAQUOS 8Kテレビでお楽しみいただけます(対応機種:BW1、CX1シリーズ。2020年6月22日現在)。今後、ワイヤレス通信やクラウド連携なども検討していきます。

「AQUOS R5G」本体での8K動画再生には、AIが人物やペット(犬、猫)を自動認識して拡大表示する「フォーカス再生」機能があります。撮影した全体の再生とフォーカス再生、2通りの再生が楽しめます

静止画の場合は被写体にズームしてから撮影しますが、動画は動く被写体にズームを合わせながら撮影することが多いため、被写体を追うときに手振れが大きくなったり、被写体の急な動きでフレームアウトしたりするなど、失敗も多いと思います。

こんな時に「フォーカス再生」機能があると、残念な撮影を減らすことができます。なぜかというと、8Kワイド動画で、被写体を追わずに広く全体を8Kの解像度で撮影しておけば、後から再生するときに、AIを使った「フォーカス再生」によって人物やペット(犬、猫)を自動認識して、拡大表示したり、追い続けて再生したりできるからです。

 

8K動画の「フォーカス再生」の例(0:12)

 

――ほかにはどのようなことにAIを利用しているのですか?

(漆館)シーンや被写体をAIが自動認識して撮影メニューを選択する「AIオート」や「AIライブストーリーProという機能で利用しています。

※ 8K/4K(60fps)/フルHD(60fps)サイズの動画撮影時には対応していません。

 

「AIライブストーリーPro」は、撮影した動画をAIが自動で約15秒のダイジェスト動画に編集してくれる機能です。AQUOS R3に搭載した「AIライブストーリー」の進化版です。

例えば、5分程度撮影した動画に映った人物やペット(犬、猫)を自動認識してAIが自動でダイジェスト動画を作成してくれるのですが、「AIライブストーリーPro」では、プロが行うような編集機能の実現を目指して、マルチフレームを採用しました。

左から「AIライブストーリー」と「AIライブストーリーPro」の作例比較イメージ

左から「AIライブストーリー」と「AIライブストーリーPro」の作例比較イメージ

 

これは、カメラやチップセットがハイパフォーマンスだからこそできることです。「AQUOS R3」のときは、良いシーンを抽出するだけでしたが、「AQUOS R5G」では、良いシーンの中で被写体に寄ったり、マルチフレームで表示したりするところまでやっています。
こちらが、サンプル動画です。

 

「AQUOS R5G」 AIライブストーリーProサンプル(2:24)

 

比較:「AQUOS R3」 AIライブストーリーサンプル(0:55)

 

 

【上】では、「AQUOS R」シリーズのコンセプトや8Kカメラ、その楽しみ方について紹介しました。 次回【下】では、「AQUOS R5G」の開発でこだわったポイントについて紹介しますので、お楽しみに!
(広報担当:C)

 

製品情報 
https://jp.sharp/k-tai/aquos-r5g/

 

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