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雑誌「美術の窓」企画で、超写実画家の島村信之先生と「構造色」について対談!

超写実画家 島村信之先生(左)の
絵画作品「ニジイロクワガタ-メタリック-」 2015(ホキ美術館所蔵)

● 構造色について、詳しくはSHARP Blog 「構造色って何?『8Kインタラクティブミュージアム』の新技術について聞いてみた!」をご覧ください。

冒頭の画像、昆虫が苦手な人ごめんなさい。実はこれ、本物ではなく絵画なんです。昆虫に興味のある人は思わず見入ってしまい、苦手な人は思わず目を背けたくなるようなリアリティーがありますよね。

こちら、超写実画家の島村信之先生の作品です。島村先生は、学生時代にフェルメールの絵画をご覧になり衝撃を受け、それ以来「光」のなかに佇む女性や昆虫など、繊細な表現で精緻な絵画作品を多く制作されている、現代の写実画家です。

島村先生の絵画作品(ホキ美術館所蔵)
左から、「籐寝椅子」2007、「レッスン」2008

今回、島村先生が、高精細8Kの映像で美術品などをすみずみまで鑑賞できるシャープの「8Kインタラクティブミュージアム」ビュアーシステムに使われている「3DCGで構造色を表現する技術」にご興味をお持ちになったことをきっかけに、担当のシャープマーケティングジャパン株式会社BSデジタルイメージング営業推進部の本山との対談が、月刊誌「美術の窓」(生活の友社)の企画で行われました。

島村先生(右)と、「8Kインタラクティブミュージアム」を担当する本山との対談の様子

対談の概要

初めに、本山より「8Kインタラクティブミュージアム」の紹介と、「3DCG」や「構造色」を再現する取り組みについて、重要文化財「油滴天目」を再現した事例を通じて説明しました。

8Kインタラクティブミュージアムについて説明する本山
「構造色」を持つ重要文化財「油滴天目」(中国・南宋時代、九州国立博物館蔵)
出典:ColBaseをもとにトリミング作成

島村先生からは、「構造色」を作品で表現する場合、どのような課題があり、どうやってクリアしていくか、普段の描き方なども例に挙げながら話されました。

「構造色」の描き方を説明される島村先生

お二人の対談を通じて感じたのは、3DCGも写実画も作者の感性が入り込む余地がありつつ、手を入れすぎると嘘っぽくなるため、加減がとても重要で、かつ、作り手の腕の見せ所でもあるということでした。

今回、当社「8Kインタラクティブミュージアム」の開発話などから島村先生が「構造色」を絵で表現するときのヒントを探る目的で対談が実現しましたが、果たしてどのように感じられたのでしょうか。この対談の模様は、「美術の窓」8月号、「光のコントロール」にて掲載されます。詳しくはぜひ本誌でご覧ください。

(広報C)

 

 

関連情報

8Kインタラクティブミュージアムについて

島村信之先生について

「美術の窓」(生活の友社)

ニュースリリース

見る角度や光の当たり方により色が変化する「構造色」を高精細8Kの3DCGで表現する手法を開発

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構造色って何?「8Kインタラクティブミュージアム」の新技術について聞いてみた!

 

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