ヘルシオ炊飯器で、毎日のご飯をより美味しく健康に
2014年3月25日
新製品「ヘルシオ炊飯器」3機種を発売します。
当社は2012年10月に、業界で初めて※1「かいてんユニット」を搭載し、洗米による栄養素の保持※2と炊飯中の炊きムラを抑える匠の技を搭載しました。
本機は従来の匠の技に加えて、新たに「匠の米粒返し技」を追加することで、1粒1粒を大きく、ふっくらと炊き上げることができます。
ヘルシオ炊飯器
<KS-PX10B-R(レッド系)><KS-MX10B-W(ホワイト系)>
●<KS-PX10B-R(レッド系)>の写真はイメージです。
ヘルシオ炊飯器の開発者に、インタビューを行いました!
<以下インタビュー内容>
-開発の経緯を教えて下さい。
開発者「美味しいご飯を食べて頂きたいという想いはもちろんですが、そこに『健康』というキーワードを追加できないかと考えました。しかし、炊飯器で健康をアピールできのか確証がありませんでした。そこで食事についての調査を実施すると、健康について大変苦労されていることがわかったんです」
-苦労といいますと?
開発者「健康を意識して玄米を炊くご家庭はありますよね。でも長続きはしないそうなんです。その理由は、家族から『ご飯くらい白いのを食べさせて』との意見が出るほど、玄米が定着していないことが1つの要因でした。この結果を受け、『白いご飯で健康になる』という切り口から、企画がスタートしました」
-健康は大切ですね。
開発者「はい。かいてんユニットで洗米をすることで、白米表面にある栄養素が豊富な『サブアリューロン層』の削れを抑えることができます」
-美味しいご飯について、どうお考えですか?
開発者「お米はシンプルでありながら非常に奥深いものです。弥生時代からある食べ物ですが、研究し尽くされていない未知の食材だと私は思っています。美味しいご飯とは、甘み、コシ、ねばり、ツヤ、香りなど、五感で味わうものです。それらを機械で計測して開発を進めていますが、最後は必ず食味をして判断しています」
-美味しいご飯を炊くコツはあるのでしょうか?
開発者「ある料理人の方は、水が沸騰した際に一度ふたを開け、かき混ぜるという炊き方をしています。そうすることで、ご飯がふっくらと炊き上がるそうです。しかし、ふたを開けることにより、熱が逃げて高火力が出せない課題もあります。本機はふたを開けることなく、かいてんユニットが釜底から大きくかき混ぜることができるので、ふっくらした大粒の美味しいご飯を炊き上げることができます」
-開発の際、苦労したことを教えて下さい。
開発者「本機の内釜には、発熱効率を上げる『ダイヤカット形状』が施されています。美味しいご飯を炊くポイントの1つは高火力なので、発熱効率を上げるための形状の決定には試行錯誤を重ねました」
-ご飯に対する考え方は変わりましたか?
開発者「開発にあたって様々なご飯を食べるようになり、種類や炊き方によってこんなにも違うものかと驚かされました。外食をする際も、ついついご飯に目がいってしまいます。(笑) ご飯へのこだわりは強くなりましたね」
-最後に、メッセージをお願いします。
開発者「すべてのお客様に満足していただけるよう、開発を進めてきました。美味しいご飯を食べると私は幸せを感じます。この気持ちをお客様にお届けできるよう、これからも開発を進めていきたいと思います」
-ありがとうございました。
ヘルシオ炊飯器の開発者
インタビューをする中で、開発者のご飯に対する強い想いが伝わってきました。
美味しいご飯。その言葉の裏には、古来より研究されてきた様々な技術や知見があることを知りました。
毎日食べるものだからこそ、ご飯にはこだわりたいですよね。
(広報担当:M)
- ※1 2012年10月1日発売時点 国内家庭用IHジャー炊飯器において。
- ※2 本機を使ってお米を洗うと栄養素などが豊富な「サブアリューロン層」の削れを抑えるので、手洗いに比べてビタミンB1など栄養素の残存量が多く保持。
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