【前編】コードレスサイクロン掃除機「FREED 2」 追求した“3つの重さ”とは
2015年7月10日
負担の大きい家事は、どうしても後回しにしてしまいがちですよね。
日本は靴を脱いで上がる家が多いため、床に物を置く習慣があります。
重たくて操作しにくい掃除機を引っ張り出して、物をどかして、掃除をして、また戻して……。
掃除の負担を減らすことができれば、掃除はもっと軽く、もっと自由になるはずです。
【前編】と【後編】に分けて、お掃除がしやすくなった
シャープの新しいコードレスサイクロン掃除機「FREED 2(フリード ツー)」の秘密にせまります!
さっそく、「FREED 2」の生みの親である企画担当に話を聞いてみましょう。
コードレスサイクロン掃除機 「FREED 2」
軽さと自由を求めたデザイン “マジックバランス”
広報M 「FREED 2」は、腕にかかる負担が少なく、とても楽に掃除をすることができました。その秘密はなんですか?
企画担当 秘密はバランスにあります。例えば同じ重さのものでも、持つ位置や持ち方によって腕にかかる負担は変わりますよね。そのポイントは、“重心の位置”にあります。掃除機も同じで、モーターやバッテリーの配置などにより重心の位置をうまく調整して、手にかかる負担を抑えたデザインにしています。
広報M なんだか物理の授業を思い出します……。
企画担当 床に当てる吸込口とハンドルを結ぶ軸上に重心を置く「マジックバランス」を採用することで、手にかかる重さをぐっと減らすことができました。
広報M 感じる重さが軽ければ、掃除の負担が減りそうですね。
企画担当 そしてもう一つ。優れたバランスにより、倒れることなく掃除機を自立させることができます※1。掃除中、ちょっと手を離したいときに壁に立てかけたり床に置く必要はありません。急な来客時や、物をどかして掃除したいときに便利です。
広報M お湯が沸騰したときにもよさそうですね。すぐに止めないと……。
※1 毛足の長い絨毯など不安定な場所には置かないでください。収納する場合は付属のスタンド用フックをご使用ください。
自立する「FREED 2」
軽さとデザインの意外な関係とは
広報M 「マジックバランス」の秘密をもう少し教えてください。
企画担当 バランスを考えるうえで重要な重さについて、お話ししましょう。感じる重さにはいくつか要素があります。“実際の製品の重さ”、“持った時に腕にかかる重さ”、“見た目の重さ”の3つです。“実際の製品の重さ”を軽くするために、モーターやバッテリーの軽量化を図りました。“持った時に腕にかかる重さ”については、先ほどお話しした「マジックバランス」による重心の設計を行いました。そして“見た目の重さ”も、とても大切なんです。
“持った時に腕にかかる重さ”の測定
広報M “見た目の重さ”ですか?
企画担当 コードレス掃除機のイメージといえば、やはり“軽くて掃除がしやすい”ということです。手軽にさっと掃除ができる。見るからに重そうな掃除機では、そのイメージとのギャップが生まれてしまいます。手に持たなくても軽いことが伝わらなければ、お客さまの心を掴むことはできません。いかに軽く、洗練したデザインにするか。デザイナーやエンジニアとたくさんの協議を重ねました。
広報M 手元から吸込口までの流れるようなデザインがとてもかっこいいですね。
「FREED 2」企画担当
「FREED 2」は、製品の単純な重さだけではなく、持った時に腕にかかる重さや見た目の重さを
追求した「マジックバランス」がポイントであることがわかりました。
【後編】では、ごみをしっかりと吸い込むための吸引力、ブラシ、自走アシストの秘密にせまります。
追記:
後編を公開しました!
【後編】コードレスサイクロン掃除機「FREED 2」 “強力な吸引力”を支える2つ目のモーターとは
http://blog.sharp.co.jp/2015/07/17/4540/
(広報担当:M)
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