新しいスマートフォン「AQUOS Xx2」は、私の何を起動するのか?
2015年11月20日
スマートフォンAQUOS「活きる力を起動する」
新しいコンセプトムービーでは、シャープのテクノロジーが、
人の何かを起動する様子を見ることができます。
ソフトバンク株式会社様より本日11月20日(金)に発売された
新しいスマートフォン「AQUOS Xx2」を持ち歩き、
私の何が起動するのかを確かめてみました。
頼もしい助っ人である、友人のお子さんと一緒に。
スマートフォン「AQUOS Xx2」は、私の何を起動するのか?
小雨が降る中、「AQUOS Xx2」で写真を撮りながら散歩をします。
お子さんにスマートフォンをせがまれたので渡してみると、
目に映るものすべてをパシャパシャ……。
ケラケラ笑いながら、すごく楽しそうに写真を撮り続けます。
私は、撮りたいものをじっくりと探しながら、慎重にシャッターを切るタイプですが、
人それぞれに撮影のスタイルがあることを発見。
私も色々なものを撮ってみました。
雨のしずくやボールの奥行感など、撮りたいと思ったニュアンスを、
特別な設定をせずに、手軽に撮ることができます。
「これだけキレイに撮れるのであれば、もっと色々な人、景色、シーンを撮ってみたい」
そんな気持ちを刺激され、次の被写体を探して歩きます。
「AQUOS Xx2」で撮影
「AQUOS Xx2」で撮影
今回は特に、カメラをたくさん使いました。
便利だったのが、「AQUOS Xx2」の背面にある指紋センサー。
あらかじめ人差し指にカメラを設定していたので、指でなぞると、すぐに起動することができます。
カメラが起動するまでの時間を見れば、1秒も短縮されていないかもしれません。
ただ感覚として、画面を操作する必要がないこの快適さは、とても心地良いものがありました。
カメラの秘密、そしてこの快適さについて、開発メンバーに聞いてみましょう。
「AQUOS Xx2」の技術者や企画担当に話を聞いてみよう
まずはカメラについて、技術者に聞いてみました。
―― キレイな写真を簡単に撮影することができました。その秘密を知りたいのですが。
カメラ開発担当(以下、カ) キレイな写真や動画を撮影するには、高画質レンズや画像処理エンジン、手ブレ補正など、高い性能が求められます。その一つとして、自動でピントを調整する“オートフォーカス(以下、AF)の速度”についてお話ししましょう。
カメラ開発担当
―― AFの速度ですか?
カ 例えば、駆け寄ってくる犬を撮影する際に、ゆっくりとピントを合わせていたら写真がボケてしまいますよね。ピントを合わせている間に、犬はどんどんとこちらに向かってきます。今回新しく搭載した「ハイスピードAF」は、より素早く、被写体にピントを合わせることができます。
―― 犬の表情や躍動感が撮れそうですね。ピントを合わせるにはレンズを動かすと思うのですが、どのような処理をしているのですか?
カ まずはじめに、ピントがどの程度ずれているかを数値化(位相差AF方式)します。そのずれ具合によってレンズを動かして(コントラストAF方式)、最終的にピントを合わせます。2段階のAFシステムを組み合わせることで、素早く被写体を捉えることができるようになりました。
―― 思い描いたキレイな写真を撮るには、様々な技術が必要なのですね。カメラの世界は奥深くてとても面白いです。
カ ハイスピードAFの他にも、なめらかな映像が撮影できるハイスピードカメラや、よりワイドな撮影を可能にする800万画素広角インカメラ、それらを描画するハイスピードIGZOなど、様々な技術が使われています。撮って、見て、シェアする楽しさを感じていただけたらと思います。
ハイスピードカメラの詳細はこちら
http://www.sharp.co.jp/products/aquos-xx2/camera.html
ハイスピードIGZOを含む、液晶ディスプレイの詳細はこちら
http://www.sharp.co.jp/products/aquos-xx2/display.html
次に、指紋センサーについて、企画担当に聞いてみました。
―― 指紋センサーをなぞると、ロックが解除できたり、カメラをすぐに起動させることができました。その狙いを知りたいのですが。
企画 お客さまの負担を少しでも軽くしたり、便利にしたり。そんな気の利いたスマートフォンを目指すことで、愛着や心地良さに繋がると考えています。その一つとして、指紋センサーを活用しています。好きなアプリやよく見るWEBサイトは、1日に何度も起動しますよね。登録できる5つの指紋パターンに、それぞれお好きな機能を設定することができます。例えば右手の人差し指をカメラ、右手の中指をよく見るWEBサイトのブックマークという風に。設定した指でなぞることで、ロック画面からすぐに起動させることができます。
企画担当
―― ロックを解除して、アプリを選択する手間がないのはいいですね。他にはどのような使い方ができますか?
企画 様々なアプリや機能を設定できますので、汎用性は高いと思います。私がよく使っているのは、電車の時刻を調べるアプリです。あらかじめ登録した最寄り駅から、あと何分で電車が出発するかを知ることができるのですが、1分1秒を争う朝、スマートフォンを操作している時間も惜しいですよね。そんなときに、指でなぞるだけですぐに時間を調べられるのでとても便利ですよ。
―― それは便利ですね。画面を見ずに操作ができそうです。
企画 指紋センサーと相性の良い機能として、グリップマジックがあります。開発メンバーに話を聞いてみてはどうでしょうか。
―― ということで、開発メンバーに集まってもらいました。さっそく、グリップマジックについてお聞きしたいのですが。
グリップマジック開発メンバー(以下、グ) グリップマジックとは、お客さまがスマートフォンを持ったことを判断して、あらかじめ設定した動作を行う機能になります。例えばスマートフォンを持つと画面が自動でオンになったり、寝転んでも余計な画面回転を抑えることができます。
グリップマジック開発メンバー
―― 電源ボタンを押さなくても、画面がオンになるのはいいですね。今からの季節、厚い手袋をしていても、すぐに時計を見ることができそうです。お客さまがスマートフォンを持っていることを、どのように検知しているのですか?
グ スマートフォンの左右に、近くに物があるかどうかを検知する近接センサーが入っています。スマートフォンを持つ際に、ちょうど手が当たる部分です。
―― この近接センサーによって、「物(手)が近くにある=スマートフォンを持っている」と、判断しているわけですね。
グ それだけでは不十分です。例えばバックやポケットに入っているときにも、近くに物はありますよね。そのため、ディスプレイ面と背面にも、同様のセンサーを搭載しています。4つの近接センサーと、スマートフォンの動きを見る加速度センサーの情報を合わせて、スマートフォンを持っているかどうかを判断しています。お客さまによって持ち方も色々ですし、電車や屋外など、環境による様々な影響を想定する必要があり、調整にはとても苦労しました。状況に応じて一部のセンサーを停止するなど、消費電力にも気を配っていますよ。
―― 他に苦労されたことはありますか?
グ デザインと馴染むように、スマートフォンの色に合わせて、センサー自体に着色をしています。着色することで数値にも多少の影響が出るので、品質を保つのに苦労しました。デザインや性能、機能、どれを取っても自信を持っておすすめできるものができました。スマートフォンを手にしたときにはもう、画面はついている。そんな新しい感覚をぜひ体験していただければと思います。
―― ありがとうございました。
グリップマジックや指紋センサーなど、使いやすさの詳細はこちら
http://www.sharp.co.jp/products/aquos-xx2/usability.html
写真を撮りたいと思っても、気持ちが焦ってしまい、カメラを起動できないことがあります。
せっかく急いでシャッターを切っても、ブレてしまうこともありますね。
グリップマジックと指紋センサーでパっと起動して、
ハイスピードAFでピシっとピントを合わせて、すぐに撮る。
この感覚はとても心地よく、写真が好きな人にも、そうでない人にも
写真を撮る面白さを共有したくなりました。
「ねえねえ、これ使ってみて」
そんなシーンがたくさんありました。
スマートフォンAQUOSの新しいコンセプト 「活きる力を起動する」
私の中で起動したものは、「共有」でした。
(広報担当:M)
スマートフォン「AQUOS Xx2」
http://www.sharp.co.jp/products/aquos-xx2/
活きる力を起動する AQUOS
http://www.sharp.co.jp/k-tai/brand/
公式エモパー情報サイト「emopa-rk(エモパーク)」
http://k-tai.sharp.co.jp/dash/emopa/
開発のみなさん
● IGZO液晶ディスプレイは、株式会社半導体エネルギー研究所との共同開発により量産化したものです。
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