こんにちは。
6月29日、当社のコーポレートサイトのトップに突如現れたe-SHOWROOM。みなさんどんなコンテンツかご覧いただけましたでしょうか。「これはなんだろう」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。私もそのひとりです。今回はこのe-SHOWROOMについてご紹介します。
まずe-SHOWROOMとは一言で申し上げますと文字通り製品・ソリューション・技術の「ショールーム」「展示室」です。Web上で製品をご紹介し、リアルの展示会や商談会に代わる新たなビジネスの場となることを目指しています。
このe-SHOWROOMを立ち上げたブランディングデザイン統轄部の米津さん、児玉さん、五十嵐さんに話を聞きました。
![](https://blog.sharp.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/632b1a665a19657800327c741730f2b5.jpg)
―なぜe-SHOWROOMを立ち上げたのでしょうか
(米津):以前から展示会や商談会といった場をデジタルトランスフォーメーション(DX)したいという思いがあり、検討していました。それに加えてコロナ禍のために展示会や商談会が中止になったことで、より早急に「WEB上での展示会」実現が必要となり、このプロジェクトを実行に移しました
―制作にあたってこだわったところはどこですか?
(児玉):ご覧いただいた方に実際の対面の場と変わりなくご理解いただくために、製品・ソリューション・技術の内容をより明確かつ丁寧にご紹介することを徹底しました。特に今回のe-SHOWROOMで取り扱う商材は家電だけではなく、エンタメやビジネス・教育など多岐の分野にわたるため、表現方法を考え、分かりやすさを徹底的に追求しました。また商材の選定からWeb上の落とし込みまで全て一貫して行うことで、課題点を見出し、改善を図っています。シャープらしい商品やソリューションの提供について、ブラッシュアップを続けながら発信していきます。
ここでオススメのコンテンツをご紹介します。
「非接触血圧測定」
![](https://blog.sharp.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/9b66824864ba7771514581b89de914fe.jpg)
この技術は、非接触で血圧を測定する技術です。カメラを通して、人の目ではわからない顔色のわずかな変化から脈波を検出します。この脈波情報を用いて、最高血圧、最低血圧、脈拍数を測定します。血圧計のようにカフを使用しないので、測定前の装着の煩わしさや衛生面の不安も軽減して血圧を測定することができます。将来的には、測定結果を蓄積し、特異点を検出する健康支援サービスや、TVにカメラを内蔵してお年寄りの見守りサービス、PC内蔵カメラと連動して使用者の体調変化を検知する働き方改革サポートなど、健康サポート事業の実現を目指して参ります。
詳しくはこちら(非接触血圧測定)
![](https://blog.sharp.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/pg00_nr1.jpg)
![](https://blog.sharp.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/pg00_nr2.jpg)
![](https://blog.sharp.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/pg00_nr3.jpg)
-オススメとして選ばれた理由はなんでしょうか。
(五十嵐):「非接触血圧測定」はカメラを通して人の目ではわからない顔色のわずかな変化から脈波を検出する技術です。スゴい技術なのに社内外にあまり知られていないのが実態です。こういった技術・ソリューションを積極的にe-SHOWROOMに取り上げていくことで認知度を高めていきたいと思い、紹介することにしました。また、このコンテンツには動画も含まれていますが、アピールポイントを分かりやすく伝えるために、シナリオ作りから撮影、編集、掲載まで、インハウス(内製)で行うことにチャレンジしました。
-作成時に苦労した部分はどこですか?
(米津):全部です(笑)先ほどもお話ししましたが、インハウスでやり切るというのは大きな挑戦で、企画・設計・取材・ものによっては撮影や編集まで手分けして行いました。公開前1週間くらいはオフィス内に怒声が飛び交うこともありましたね。
(五十嵐):e-SHOWROOMは「8K+5G」「AIoT」「Innovation」の3つのカテゴリーで情報を発信していますが、まだまだこれから新しいコンテンツを増やしていきます。さらにサイトの機能も拡充し、セミナーを開催するなど幅を広げていく予定です。
-ありがとうございました。
e-SHOWROOMはシャープが手掛ける様々な製品とソリューションを公に発表していくことで新たな発信の場を作っていくコンテンツだったんですね。今後に期待です。次回アップデートは9月初旬を予定しています。またそのころにブログ第2弾をお届けします。
広報担当:U
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