新しいプラズマクラスター冷蔵庫はお手入れ簡単な清潔設計。 お掃除しながら紹介します!
2022年2月25日
こんにちは、広報Uです。
ご自宅の家電、毎日使うものが多いと思いますが、中でも冷蔵庫は必ず使いますよね。そして使っているうちに、汚れたり、散らかったりしてしまうものです。大掃除のシーズンは過ぎましたが、今年は年初からコツコツ掃除してみるのはいかがでしょうか。最近、「小掃除(こそうじ)」や「キッチンリセット」というワードが話題です。毎日のルーティーンワークとして小さな汚れをこまめに掃除して、いつも清潔な暮らしをしてみませんか。
そのためには、できるだけ手間なくキレイにできる方がいい!そんな方にシャープの最新冷蔵庫がオススメです。2月10日より順次発売している新製品のプラズマクラスター冷蔵庫は、毎日のお手入れが簡単になる「清潔設計」を随所に取り入れています。
さて、みなさんは、冷蔵庫の汚れで特に気になるのはどこでしょう。私はやはり「野菜室」です。玉ねぎの皮や水菜やキャベツなどから落ちた葉っぱなどの野菜くずや、じゃがいもに付いていた土などで、気づけば大変なことに。キレイにしているつもりでも、すぐに汚れてしまうんです。野菜室をケースごとあらうのは、保存している野菜を全て取り出さないといけないのでかなり大変ですし、シンクで洗うにしても野菜室のケースは大きすぎて難しいですよね。
そんな私と同じお悩みをお持ちの方は必見。新製品の「清潔設計」で一番のオススメは「野菜室」なんです。今回、担当者の藤岡と高濱に新製品についてインタビューするとともに、実際のお手入れ方法を写真入りでご紹介します。
―今回、「野菜室」の「抗菌お手入れトレー」が新たに搭載されましたね。どのようにして生まれたアイデアなのでしょうか?
(高濱)「清潔性」についてのニーズを把握するために、まずは冷蔵庫のお手入れをしたい箇所について、アンケートを取りました。すると、「野菜室」への要望が特に高いことが分かりました。一方でお掃除の頻度は低い、ということも分かりました。野菜室は、直接口に入れる野菜を保存するので清潔に保ちたいけれど、野菜を入れたままでは、ケースを取り出したり、拭き取ったりといったお手入れがしにくいためです。そこで、野菜を取り出さずに野菜のくずや土などの汚れを手軽に掃除できるようにしたいと考え、SIAAマーク取得※1の「抗菌※2お手入れトレー」を開発しました。トレーは野菜室の手前に設置することで、取り出しやすくしています。
写真で紹介「抗菌お手入れトレー」
(高濱)また、野菜室の手前に調味料のボトルを置いている方も多いので、トレーの上に収納する配置にすることで、調味料の汚れもトレーの取り外しで水洗いでき、手軽に清潔性を保つことができるようにしました。野菜室の手前の壁とトレーは、波うった形状にしているので、調味料のボトルがフィットしますし、野菜を立てて入れたときにも倒れにくくなっています。 当初は、ダストボックスを設置する案などもありましたが、どうしても場所を取ってしまうので不採用になり、試行錯誤の末、今の形に落ち着きました。
―チルドルーム上部の棚の取り外しができるようになったことも新しいですね。開発するにあたって大変だったことはなんでしょうか。
(藤岡)チルドルームの上部の棚は、冷蔵室の中で最もよく使用する場所なので汚れやすく、定期的に拭き取っても、端のレールの部分などに汚れが溜まってしまいます。そのため、以前から、取り外して掃除をしたいというご要望をいただいていました。しかし、その下のチルドルームは密閉性を保つ必要があり、取り外しと組み立ての際に密閉構造が維持出来なくなる懸念があったため、簡単には取り外し可能にはできませんでした。
今回、密閉構造を維持したままお掃除を定期的にできるよう、いかに簡単に取り外しと組み立てができるように開発するか、という点が非常に大変でした。最終的には、チルドルームの棚とカバーを一体化して、密閉に必要な部品はそこに集約し、ユーザーが取り外しやすいツメ篏合(かんごう)を採用することで取り外しできるようになりました。当初はボタン1つで取り外せるようにするなどの案もありましたが、部品を増やせば汚れがたまる場所が増えるので、最もシンプルなものに決定しました。
写真で紹介「全段取り外し清掃」
写真で紹介「庫内の掃除」
写真で紹介「取り付け」
―他にも、清潔設計を盛り込んでいる箇所について紹介してください。
冷蔵室抗菌加工ハンドル
頻繁に手を触れる冷蔵室のハンドル部には、SIAAマーク取得の抗菌加工を施した「冷蔵室抗菌加工ハンドル※3」を従来機から引き続き搭載しています。
製氷皿や給水ポンプも清潔に
貯氷ケースの上にある製氷皿と給水パイプは、庫内のボタンを押すだけで簡単に自動清掃できます。さらに、給水タンクとポンプ、製氷皿は99%以上の抗菌効果があるAg+イオン加工※4を施しているため、より清潔に保つことができます。
パッキン汚れガード
また、冷蔵室上部の「ひさし」には、キッチンの気になるホコリや油煙を防いでパッキンを汚れからガードする「パッキンの汚れガード」を搭載しています。
―なぜ「清潔」をテーマに新製品開発を行ったのでしょう。
(高濱)新製品のコンセプトは「キレイ」なのですが、そこから「見た目のキレイ」「清潔性のキレイ」「食材のキレイ(鮮度保持)」と3つのテーマが挙がりました。特に「清潔性」についてのニーズが高まっているので、新製品は「清潔性」にこだわった商品にしようということになりました。既にプラズマクラスターで「見えない汚れ」に対してはアプローチを行っているため、今回は「見える汚れ」に対しての開発に取り組みました。
もちろん、「見た目のキレイ」にも力を入れ、本体デザインはもちろん、庫内も明るく見やすくなるように、冷蔵室の照明は、上部だけでなく背面にもLED照明を設置しました。明るくしたことで庫内の隅々まで見渡すことができ、せっかく買った食材の使い忘れも防げます。また、「食材のキレイ」には、鮮度や食感をキープできる「作りおきルーム」で応えられるようにしました。
―その他、こだわった点や工夫されたところはありますか。
(藤岡)新製品はこれまでよりさらに「省エネ」に力を入れました。冷蔵庫の壁の中の真空断熱材を従来のウレタンよりも分厚くし、極限まで敷き詰めることで、「容量は大きく、薄型で、省エネの冷蔵庫」にすることができました。
プラズマクラスター冷蔵庫が「省エネ大賞」の省エネルギーセンター会長賞を受賞
他にも新しい機能がたくさんあります。詳しくは製品サイトもご覧ください。
本体機能の使い方をアドバイスする「使い方ナビ」
夜間の庫内照明を切り替える「おやすみモード」を新搭載
―今後はどういった冷蔵庫を開発していきたいですか。
(高濱)今回の新製品は、みなさんが普段冷蔵庫を利用する上で感じていた小さな不満をいくつか解消できた製品だと思っています。冷蔵庫は食材を冷やすことが最大の目的なのですが、「あればうれしい」という細かなニーズはたくさんあると思います。そういったところにも応える、まさに「かゆいところに手が届く」冷蔵庫を今後も企画していきたいと思います。
(藤岡)基本的な省エネ性能に加え、フードロス削減などにも貢献できる「食品を長持ちさせる」ための細やかな温度設定などに取り組んでいきたいと考えています。いずれは、1989年の発売以来、長い間ご好評をいただいている「どっちもドア」にも負けない、シャープらしい特長を開発していきたいです。
-ありがとうございました。
いかがでしょうか。「清潔設計」なら、例えば、週末のまとめ買いの前などにちょこっと掃除することができます。こまめに掃除ができることで、常にきれいな状態を保つことができると、気分も上がりますよね!冷蔵室の全ての棚を取り外せるのは本当にビックリです。日々の生活をサポートする機能がたくさん詰まった冷蔵庫。ぜひ店頭などでご覧ください。
広報U
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※1 SIAAマークは、ISO22196法により評価された結果に基づき、抗菌製品技術協議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に表示されています。
※2 平成31年(令和元年)度「IoT等活用行動変容研究事業」の採択課題について
※3 【試験依頼先】(一財)ボーケン品質評価機構【試験成績書】JNLA2020K1167 他【試験方法】JIS Z 2801 抗菌性試験【抗菌方法】銀イオンによる【試験結果】99%以上の抗菌効果。
※4 【試験依頼先】(一財)ボーケン品質評価機構【試験成績書】20219036192-1【試験方法】JIS Z 2801抗菌性試験【抗菌方法】銀イオンによる【試験結果】99%以上の抗菌効果。
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