行政キオスク端末としてシャープ製マルチコピー機<MX-3631DS>が自治体に導入開始!
2021年5月27日
シャープのマルチコピー機<MX-3631DS>が、茨城県の下妻市役所など自治体向けに導入開始されました。
これまで、対面で証明書を発行していたところにマルチコピー機が設置され、便利なコンビニでの証明書交付と同じように、自治体でも非対面での証明書発行が可能になりつつあります。今後、全国の自治体にも広がっていく予定です。
※コンビニ交付とは、コンビニエンスストアでの証明書交付サービスのことです。今回、下妻市はコンビニ交付サービスも開始しました。
この新しいマルチコピー機<MX-3631DS>について、シャープマーケティングジャパン株式会社ビジネスソリューション社の担当者に話を聞きましたのでご紹介します。
自治体向けに導入されたマルチコピー機の特長を教えてください。
自治体向けには「証明書発行モデル」、「証明書発行+コピーモデル」の2タイプがあり、写真は「証明書発行+コピーモデル」です。
見やすく操作しやすい、大画面15インチカラー液晶タッチパネルを採用し、操作画面のデザインを一新。従来のキオスク端末と比べてより分かりやすく、さらに「画面チルト機能」を搭載し、車いすをお使いの方にもご利用いただきやすいように進化させました。
操作画面では、証明書発行種別や手数料を分かりやすく表示し、さらに多言語に対応していることで、来庁者/職員双方の負担を軽減します。
他にも手数料の支払いの際、一度に投入可能な紙幣の数を増やしたり、コピー原稿の取り忘れ防止機能を搭載したりしています。
「画面チルト機能」について説明していただけますか?
車いすをご利用の方が、ご自分で操作画面の角度を変え、見やすくできる「画面チルト機能」を搭載しています。また、料金投入口は、車いすご利用の方にも千円紙幣や硬貨を入れやすい高さに設置しています。
一度に投入可能な紙幣の数を増やしたのはなぜでしょう?
従来のマルチコピー機では、千円札を一度に1枚までしか使用できませんでしたが、システムを見直し、一度に4枚までの投入(投入は一枚ずつ)を可能としました。多くの証明書を一度に印刷することができます。
「操作画面の多言語対応」について教えていただけますか?
近年、日本語に不慣れな外国の方が住む自治体も多くなってきており、日本語、英語、中国語〔簡体字・繁体字〕、韓国語、スペイン語、ポルトガル語の7言語に対応しました。
また、コピー機能に関連する表示は、さらにロシア語、インドネシア語、タイ語、タガログ語を加えた11言語に対応しています。
最後に、行政キオスク端末を導入された自治体の声をご紹介します。
Q.行政キオスク端末としてマルチコピー機を導入したいと思われたきっかけ、目的は何ですか?
A.窓口業務の負担軽減、マイナンバーカード利活用の促進が以前からの課題であり、これらの解決策として検討した結果、密を避ける対策としても有効であると判断し、導入を決めました。導入までの準備期間が短い中で、スケジュールや操作方法の疑問などに対し、丁寧かつ迅速に対応いただき、大変助かりました。
Q.設置後の効果や反響はいかがですか?
A.効果が出てくるのはこれからだと思いますが、庁内において非対面での証明書発行に期待しています。また、操作を始めるポータル画面に証明書種別と金額が表示されることについては、利用者が証明書発行時に、戸惑うことなく操作ができると好評です。
―― ありがとうございました。
新しい生活様式に向け、窓口業務の非対面化が注目される中、セルフ操作で各種証明書の発行ができ、また、車いすをご利用の方や外国人の方の利便性も考え、これまでよりさらに人にやさしくなった「行政キオスク端末」です。
来庁者/職員の双方の負担が軽減できる上に、密を避ける行動につながるのはうれしいですね。今後、全国の自治体への導入が楽しみです!
(広報C)
■ニュースリリース
関連記事