SHARP Blog

「そのデザインは誰かの気持ちを動かしているか。」
シャープデザインが実施する夏季ワークショップについてお伝えします!
(企画インタビュー篇)

2021年7月26日

著者:広報U

こんにちは、広報担当のUです。

当社には製品やサービスをデザインして社会へ発信するデザイン部門があります。今回は毎年夏に学生さん向けに行っているデザインのワークショップの取り組みについて取材をしてきました!また、過去に実施したワークショップの様子をお伝えします。

話をしてくれたのはワークショップの企画・運営を行っているデザイン担当の桑原と竹下です。

デザイン担当の桑原さん(左)と竹下さん

―学生向けのワークショップとはどんなことをするのでしょうか?

(桑原)当社が提示したテーマをもとに、数日間のグループや個人のデザインワーク実施後、最終日に各自プレゼンテーションをしていただきます。
(竹下)デザインワークの中でインストラクターを務める当社の現役デザイナーと接し、シャープのデザインを知っていただくとともに、デザインの分野が異なる人と意見を交わしたり、普段と違った環境で制作を進めたりすることで、新しい見方や世界に触れ、これまで気づかなかった「自分」を発見してもらいたいと考えています。

―テーマはどのように決めるのでしょうか?

(桑原)社会やユーザーとデザインの関わり方を考え、情勢の分析や、課題発見につながるテーマを設定しています。魅力的なカタチやビジュアルを創ることはデザイナーの重要なスキルですが、「コンセプトや背景をふまえて創る」ということを意識して取り組んでいただけるように配慮しています。

―当社の社員はどのようにして学生のみなさんと関わるのでしょうか?

(竹下)様々な専攻の学生さんの本来の力を出せるように、当社の各分野のデザイナーがインストラクターとして参加しています。同じ分野、違う分野、また、実務経験年数の異なるデザイナーとも意見交換できる場を設けることで、異なる視点のアプローチや考え方に触れていただきたいと考えています。

たくさんのデザイナーが協力しているんですね。

ではここで過去のワークショップの様子をご紹介します。

2019年のワークショップの様子

昨年2020年は昨今の情勢により、オンラインで開催しました。

―対面式で行うのとは全く異なりますが、どういった点を工夫しましたか?

(竹下)一方的なコミュニケーションにならないよう、また、できるだけ肩の力を抜いて話ができるように、オンライン上で“大部屋”“小部屋”を使い分けました。所々で学生さんやインストラクターに入れ替わっていただき、交流の機会を増やすようにもしました。

―それでは、最後に学生のみなさんに向けて一言お願いします。

(桑原)ご自身でも気づいていない強みを見つけて、さらなる飛躍につなげるきっかけになればと思っています。ワークショップは、いつもの環境から一歩踏み出して、悩んだり焦ったり発見したり、新しい刺激を存分に楽しんでいただける機会です。ぜひ参加してみてください。みなさんにお会いできることを楽しみにしています!

2021年夏季ワークショップ(オンライン)
日にち:9月1日(水)~3日(金) 3日間
応 募:2021 夏季オンラインワークショップより
(締め切り:7月30日(金) 18:00まで)

次回はワークショップにインストラクターとして参加した社員と、学生の時にワークショップに参加した社員にインタビューした内容をお伝えします!

広報担当:U

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