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IoTを追いかけていたら、見たこともないCOCOROBOを発見

2015年8月31日

Author:sharp-admin

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「モノのインターネット」と呼ばれるIoT(Internet of Things)。

パソコンやテレビだけではなく、掃除機や洗濯機などの家電から、インテリアや洋服に至るまで、
あらゆるものをインターネットに繋げて新たな価値を創造しようという技術です。

例えば、もしズボンがインターネットに繋がっていたら、椅子に座るとテレビとエアコンが付き、
ズボンの汚れの成分によって洗濯機のモードを変えてくれるかもしれない。

今回は、IoTへの応用も可能なシャープの新しい取り組みをご紹介します。

 

見たこともないCOCOROBOの正体とは?

20150831-a-5

 

社内のあるイベントに潜入したところ、見たこともないCOCOROBOを発見!

緑のボールをこのCOCOROBOに見せると、床を掃除しながらボールに近寄ってきます。
ちゃんとボールを目で追いかけてくれるところが、私の心をくすぐります。
可愛い。

20150831-a-4小さなスポンジを集めるゲームをしているCOCOROBO

 

これは、COCOROBOの新製品ではありません。
現在発売しているCOCOROBO<RX-V200>に、少し手を加えたものになります。

その鍵を握るのは、8月26日(水)に公開された「COCOROBO API」
APIとは、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(Application Programming Interface)の略で、
ソフトウェア開発のためのツールです。

「COCOROBO API」を使うと何ができるのか?
詳細を知るために、開発部門にお邪魔しました。

用意してもらったのは、こちらのCOCOROBO<RX-V200>とスマートフォン。

20150831-a-2

 

スマートフォンの画面を見ると、「Api Sample App」とあります。
公開している「COCOROBO API」のサンプルアプリということですね。

20150831-a-3

 

アプリには、「発話」や「gohome」、「室温」などのボタンがあります。
それらのボタンをタップすると、COCOROBOをラジコンのように自由に動かせたり、
好きな言葉をしゃべらせたり、室温や湿度などのセンサー情報を取得することができました。

「I can speak English」と入れてみましたが、このCOCOROBO、
私よりも英語ができるようです。(ちゃんとしゃべっていました)

これは正に、COCOROBOのコントローラー!
と思いましたが、それだけではないようです。

このアプリはあくまでベースであり、誰でも自由に改造することができます。
つまり「COCOROBO API」とは、
COCOROBOを自由にカスタマイズできる開発キットなんです。

先ほどお見せしたボールを追いかける可愛いCOCOROBOは、
この仕組みを使ってイベント用に特別に作られたデモンストレーションだったのですね。

例えば「COCOROBO API」を使って、COCOROBOとシャープペンシルを繋ぐことができたら、
自分の部屋とお掃除ルートを紙に書くだけで、COCOROBOがお掃除してくれるようになるかもしれません。

自由なアイデアを形にする力が、「COCOROBO API」にはあります。

 

SHARP Cloud Labs Developer

「COCOROBO API」の公開は、社外パートナー様とのコラボレーションを促進する
「SHARP Cloud Labs Developer」プロジェクトの一環として行われています。

社外のパートナー様と連携し、新しい製品やサービスを生み出すことで、
これまでにない新たな体験を提供することを目的としています。

プロジェクトの詳細やAPIのダウンロードは、こちらのサイトをご覧ください。

developer_link

 

独立した機能を持ったモノが、インターネットを通して繋がり、新たな価値を創造していく。
社外パートナー様とシャープが繋がることで、楽しさや便利さ、驚きや感動といった
心を動かす製品やサービスが出来上がっていくのだと感じました。

なんだか面白そうなIoT、あなたも参加してみませんか?

(広報担当:M)

 

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