複合機の進化でオフィスの「働き方改革」を応援します!
2019年10月25日
当社では、オフィスの「働き方改革」応援をコンセプトに複合機の開発を進めており、2018年末以降に発売してきたデジタルフルカラー複合機11機種に、本年10月10日に発売したデジタル複合機3機種、12月20日発売予定の1機種を加え、合計15機種の製品ラインアップが勢ぞろいします。
働き方改革とは?
厚生労働省の定義※1によると、「働き方改革」とは、働く人びとが個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を選択できるようにするための改革のことです。
※1 厚生労働省:「働き方改革」の実現に向けて(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html)
近年、日本が直面している少子高齢化や生産年齢人口の減少に伴う人手不足、テレワークなど働くスタイルの多様化に、大企業だけでなく中小企業も対応していく必要があると言われています。
対応方法は大きく分けて2つ、「働き手を増やすこと」と「労働生産性を上げること」です。これらのうち「労働生産性を上げる」ための取り組みとして、「在宅勤務などのテレワークなら働ける」方々への環境整備があげられます。
テレワークが導入できれば、子育てや介護などをきっかけに働くことをあきらめていた方々が、継続して働けるケースも増えるのではないでしょうか。また、フルタイムで働く人にとっても、通勤回数を減らすことができれば負担の軽減になります。
テレワークを導入しやすい仕事環境とは?
テレワークを導入しやすい仕事環境を実現するためには、「オフィス内外で働く人たちの効率的な連携」と「オフィス内の情報セキュリティ確保」が重要です。
当社のデジタル複合機はこの2つに対応し、「働き方改革」に貢献します。
・クラウドサービスの利用によるオフィス内外の効率的な連携
テレワークで働く人、すなわちテレワーカーがオフィス内で働く人と連携するには、情報共有が必要です。テレワーカーが接続する社外のインターネットからオフィス内ネットワークへのアクセスを可能にすればこの課題は解決できますが、一方でこのようなオフィス内ネットワークには高度なセキュリティ対策が必要で、外部環境に応じたアップデートも続けなければならず、コストもかかります。
当社の新しい複合機は、タッチパネルからの簡単操作でGoogle DriveTMなどのクラウドサービス上に直接スキャンデータを保存できるので、特別なネットワーク環境を構築しなくても、テレワーカーとの間で容易に情報を共有できます。さらに、クラウド上のデータを直接印刷できるので、テレワーカーから受け取ったデータを素早く確認でき、効率的な連携を実現します。
・オフィス内の情報セキュリティ確保のための2系統LAN回線
複合機を来訪者用など誰でもアクセス可能なネットワークに接続する場合、複合機を踏み台にした不正アクセスによりオフィス内の情報が漏洩する恐れがあります。このような情報漏洩を完全に回避するためには、ネットワークを来訪者用と不正アクセスの困難な社内用の2つに分け、それぞれに複合機を設置する必要がありました。
当社の新しい複合機では、2系統のLAN回線※2を持つことで、1台で双方のネットワークに接続し、それぞれのネットワークから使用することができます。ネットワークを物理的に分けることでオフィス内のデータを保護しつつ、1台の複合機を共有することで運用コストの削減も同時に実現できます。
※2 2つ目の有線LAN回線を使う場合、LANアダプターが必要です
また、来訪者用と社内用の分離ではなく、2つの部門がお互いに独立したネットワークを構築する場合にも、複合機を共用できます。
複合機はビジネスデータの出入り口としての役割が大きくなり、業務の効率化やセキュリティ確保が、今後ますます重要になります。
複合機の導入・入れ替えの際には、ぜひシャープをご指名いただき、オフィスの働き方改革を進めていただければと思います!
(広報担当:C)
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