ずっと一緒に暮らしたいから。愛猫の健康管理をシャープのペットケアモニターがお手伝いします。【設置編】
2020年5月15日
今日は当社の猫用システムトイレ型「ペットケアモニター」をご紹介します。電機メーカーのシャープがペット用品?そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。実はこのペットケアモニター、若手社員グループの発案から始まったものなのです。新製品のアイデアを競うコンペがあり、選ばれた企画のうちのひとつがこのペットケアモニター。2015年から事業化が始まり、何度も企画を練り直し、2018年夏、ようやく商品化しました。
ペットケアモニターでできること
猫は自分の弱みを見せない動物だと言われていて、体の不調を上手に隠してしまうそうです。もしかしたら、飼い主さんが気付くころにはかなり体調が悪くなっているかもしれません。猫には泌尿器系のトラブルが多いため、食事やトイレの様子に気をつけるなど、猫を飼っている方は工夫されているのではないでしょうか。そのトイレに着目したのがこのペットケアモニターです。
ペットケアモニターは、いわゆる猫用のシステムトイレと使い方は同じ。足元がすのこ状になっているトイレで、おしっこはすのこの下の吸水シートに落ちます。一般的なシステムトイレと違うのは、シートに落ちるおしっこの量や回数、そしてトイレの滞在時間などを、アプリで記録できるところ。そのデータを長期間にわたって把握することで、猫の体調の変化に気づくことができるのです。今回、一か月ほど我が家で使用してみたので、その様子をご紹介していきます。
我が家の「ちゃーちゃん」です。「わたし、ペットケアモニターを使うことになりました」
スマートフォンアプリと連携する猫のトイレ
まずは、スマートフォンアプリ「COCORO PET」をダウンロードして、トイレと無線LANで接続します(詳しい操作方法は取扱説明書または製品サポートページでご確認ください)。そして、名前や誕生日、性別などの猫の情報を登録してアプリの準備は終わりです。
※アプリで情報を管理するために、月額330円(税込)のサービス料が必要になります。
次にトイレ本体を準備します。体重やおしっこの量を計測するセンサーの上にトイレ部分をセット。トイレの下段のトレーには吸水シートを、上段にはチップを敷きます。
これがセンサー部分です。黒い保護用スポンジは必ず外して下さいね。
そして吸水シートを敷くトレー。
一番上は、チップをのせるトイレ部分です。
我が家のちゃーちゃんはちょっと大きめの専用チップが苦手なようで、なかなかトイレに入ってくれませんでした。そこで、使うことにしたのが検証済の市販の小さなチップ。小さいため、すのこの下に少し落ちてしまいますが、担当者に聞いたところ少しぐらいなら尿量の計測には問題ないとのことです。
左が専用チップ。右は今回使用した「花王 ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ小さめの粒」。その他の検証済のチップについての最新情報はこちらでご確認ください。
「もう入っていいの?」「どうぞ~」
「見ないで!」「失礼しました・・・」
今回は設置までをご紹介しました。次の【使用編】では、実際にどんなことができるのか、また 使ってみた感想などをお届けします。お楽しみに!
(広報担当:Y)
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