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スポーツトレーニングや運転中にも効果あり!シャープの「プラズマクラスター」

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突然ですが、この動画は何をしているところだと思いますか?

 

実は、プラズマクラスター技術の効果を検証しているところです。

2000年に登場したシャープ独自の空気浄化技術「プラズマクラスター」。

除菌や消臭、静電気除去などに効果があることはご存知の方も多いと思いますが、それだけではありません。

プラズマクラスターイオン(Plasmacluster Ion 以下、PCI。)を浴びると、スポーツトレーニング中には運動効率がアップしたり、運転中には疲労からくるストレスの抑制や集中の維持をしたりといった効果が実証されているのです。

 

みなさんも、「気持ちの良い空気の中ではストレスが少なく、集中できる」といった経験をされたことがあるかもしれませんが、PCIが、人の気持ちや運動効率にも影響を与えるとしたら、ちょっとすごいと思いませんか?

また、それをどうやって実証したのか気になりませんか?

 

そこで今回は、そういったプラズマクラスター技術が人に与える効果をどうやって検証したのか、簡単に紹介したいと思います。

 

まずはスポーツトレーニング中の効果を実証した試験から!

 

被験者としてご協力いただいたのは、オリンピック金メダリストを輩出した鹿屋体育大学(鹿児島県)水泳部の、全国大会にも出場する男女10名。

 

 

PCIの有る環境と無い環境で、HIIT※を実施してもらい、トレーニング量を測りました。同時に、その間どういった心理状態にあったのかを、主観的なアンケート調査や客観的な脳波データから分析しました。

その結果、PCIの有る環境の方が、より前向きな気持ちで、より強度の高いトレーニングをこなせたという結果が得られたのです。これは先日、海外の権威ある学術雑誌”Applied Sciences”にも査読付き論文として掲載されました!!

 

High Intensity Interval Trainingの略。一般的に「20秒程度の高強度の運動」と「10秒程度の休憩」をワンセットとして、6〜8セット行う方式のトレーニングとして知られる非常に高負荷のトレーニング。内容にもよりますが、4分間のHIITで1時間の持久走に相当すると言われています。

 

この試験では思い込みによる影響を無くすため、被験者には試験環境内のPCIの有無を知られないように試験環境をセットしています。

ところが、最善のパフォーマンスを発揮できるよう、普段から環境の変化に敏感なトップアスリートの方々が被験者なので、PCI有りのときに、「今日の空気は気持ちいい気がする」「普段よりトレーニング効果が出ている気がする」と言われることも。そんなとき、PCIによる空気の違いを感じてくれて嬉しくなる半面、公平な試験の為にバレてはいけないと、試験担当者はニヤニヤしてしまうのを隠すのに必死だったそうです(笑)

 

ちなみに・・・

ジムで普段から鍛えている社員が試したところ、8回には遠く及ばず3回目で力尽きたとのこと。

 

 

・・・やはり一流の選手はすごいですね。

 

 

さて、次に紹介するのは運転中の試験です。

 

 

この写真は、試験で走行した実際の高速道路です。キレイに晴れていて快適なドライブ日和に見えますね。でも、目の前にはたくさんの行先表示や分岐があり、運転には常に集中力が必要とされます。また、集中力を切らすことなく運転をしようとすることで疲労やストレスも溜まります。

もし、プラズマクラスターが、運転中の疲労やストレス、集中力に良い影響を与えることができれば、運転を生業にしている方、ドライブが趣味の方など、さまざまなドライバーの方々の役に立つのではないかと考え、PCI有りの状態と無しの状態で運転をしてもらい、その間の心理状態を脳波計から分析し、PCIの効果を検証しました。

 

この試験でも上で述べたアスリートの試験と同じように、思い込みによる影響を無くすため、被験者たちにはPCIの有無を知らせていません。さらに、測定者・分析者にも知らせない二重盲検法という試験方法で行いました。

その結果、PCI有りのとき、運転中の疲労感によるストレスの抑制や、集中の維持効果があることが実証されました。

 

実際に一般道や高速道路を走行する試験なので、事故渋滞や天候不良などで再試験となってしまったことも。その調整にも苦労したそうですが、条件を揃えるために走行中の会話はもちろん音楽やラジオも禁止としたのが、被験者や測定者にとっては何より辛かったそうです。(苦笑)

 

最後に、この試験、驚くのはその走行距離。

合計すると約7500㎞(東京からモスクワくらい)も走行したことになるそうです。

事前試験を含めると、総日数は111日、のべ131人の被験者のご協力により、その総走行距離はなんと約18000㎞(地球約半周、東京からブラジリアくらい)!

そう考えるとこの試験の大変さが伝わりますね。

 

試験結果の詳細は、弊社の「プラズマクラスター技術サイト」で紹介しています。

また、ほかにもさまざまな実験を重ね、肌保湿や水虫菌抑制、育毛効果まで実証していますので、ご興味のある方は、ぜひこの機会にのぞいてみてください(https://jp.sharp/plasmacluster-tech/)。

 

(広報担当:A)

 

スポーツトレーニング中の効果についての論文掲載情報
『Applied Sciences』:https://www.mdpi.com/2076-3417/10/12/4198

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