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光の輝きと、引き締まった黒の映像美。「どっちかより、どっちも」を選んだ『AQUOS XLED』紹介します!

2022年3月15日

Author:広報U

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こんにちは、広報Uです。

みなさん、LEDとはなにか、ご存じですか? 聞いたことはあるけれど、詳しくはわからないという方も多いと思います。LEDは「発光ダイオード(Light Emitting Diode)」という半導体で、照明器具、テレビ・モニターなどのディスプレイの光源など、光を発する製品の基幹部品として、わたしたちの生活になくてはならないものです。当社の液晶テレビでも多くの機種でLEDをバックライトに採用しています。 液晶テレビの詳しい構造については、こちらのサイトをご覧ください。

そして今回、テレビ用のバックライトにこれまで使用してきたLEDの約1/10サイズにあたるmini LEDをバックライト部に数多く敷き詰めることで、映像の表現力を飛躍的に高めた新しいブランドのテレビを2021年12月に発売しました。 それが『AQUOS XLED(アクオス エックスレッド)』です。

この新ブランド『AQUOS XLED』 の特長を、担当者へのインタビューとともにご紹介します。

企画担当の西本(左)と小坂 それぞれ担当した機種(4K機と8K機)とともに

―『AQUOS XLED』のバックライトに採用しているmini LEDとはどういったものなのでしょうか?

『AQUOS XLED』では、光源として従来比約1/10サイズのmini LEDを採用しています。小型化することにより、65V型4Kテレビの<4T-C65DP1>の場合、従来機1のバックライトのLEDと比べて約72倍の数のmini LEDを高密度に配置しています。

※1 当社4K液晶テレビ<4T-C65DN1>(2021年発売)との比較において。新製品<4T-C65DP1>は、約8,000個のmini LEDを使用しています。8Kテレビや画面サイズにより、数値が異なります。

―LEDを小さくすることでどういったメリットがあるのでしょうか?

これまでの液晶テレビでも、映像の各部分の明るさに応じてバックライトの輝度を制御する「ローカルディミング」という技術がありましたが、mini LEDを採用したことでこの明るさ制御の最小単位をより細かく分割し、精密に制御できるようになりました。そうすることで、明るいところはより輝き、暗い部分はより暗く引き締まった黒となり、メリハリのあるシーンを再現することができるようになりました。

さらに、映像と連動して微細なエリア毎に分割駆動する「アクティブmini LED駆動」により、明るくしたい場所に電力を集中させることでコントラストを高めることができ、ピーク輝度2当社従来機1比 約3倍(同)の明るさを実現しました。月の輝きや夕日のきらめきなどを美しくクリアに映し出します。

※2 画面の一部を明るく表示する場合の最大の明るさ

アクティブmini LED駆動 効果イメージ

これに加えて、『AQUOS XLED』には「フレアブライトネス」という新機能を搭載しました。映像信号をブライトネス解析回路が解析し、液晶やmini LED制御にフィードバックします。このフィードバックにより、映像の局所的な明るさやコントラストを当社独自のバックライト最適制御に反映し、まばゆいばかりの輝きや締まった黒などをさらに際立たせています。

―なるほど、単純にmini LEDを使ってたくさん並べるだけではなく、長年のテレビ開発で培った色表現やコントラスト効果を高める機能を組み合わせて、さらに際立つ映像表現を実現しているんですね。
―「アクティブmini LED駆動」や「フレアブライトネス」以外にも大きな特長があるんですよね?

はい、広色域かつ純度の高い3原色を生む「量子ドットリッチカラー」です。「量子ドット」と呼ばれるナノサイズの半導体による光波長変換技術を採用し、mini LEDバックライトの純度の高い青色光から、3原色の青はそのままに、純度の高い緑と赤の光を生成します。再現できる色の幅が広がり、鮮やかな映像を表現することが可能となりました。

【他にもある、AQUOS XLEDの特長】

新開発 高画質画像処理エンジン「Medalist Z2X<DX1ライン>」/「Medalist S2X<DP1ライン>」

画像処理エンジン「Medalist」をさらに進化させ、『AQUOS XLED』に最適化しました。映像本来の美しさを復元する機能「オブジェクト プロファイリング」で、映像が本来持っている精細感やコントラスト、輝きや色合いの情報をリアルタイムで復元します。

精細感復元

解像度の低い映像も、信号を解析してもとの被写体が本来持っている精細感を推測して、微細情報を復元。クリアで高精細な映像を表現します。

リアリティ復元

対象画素とその周辺情報を広範囲に分析し、もとの被写体が本来持っている形状を推測。アップコンバートの過程で損なわれやすい情報を復元して、リアリティある映像を表現します。

スマートアクティブコントラスト

HDR形式など入力フォーマットに応じて明暗描写を最適化。暗くつぶれがちな映像も、明るくコントラスト感の高いメリハリのある映像を実現します。

輝き復元

輝度信号を解析して、映像が本来持っている明るさを推測して復元。光の煌めきや、自然界の眩しさなど、リアリティ溢れる輝きを再現します。

―AQUOS XLEDの魅力を伝えるキャッチコピーはどのように誕生したのでしょうか?

どのような言葉で「AQUOS XLED」の世界観を訴求すれば伝わるのか、表現方法には相当頭を悩ませました。2か月ほど時間をかけて議論を重ね、「どっちかより、どっちも」という言葉にようやく辿り着きました。液晶テレビよりさらに明るい「鮮烈な光の輝き」と、有機ELテレビのようにメリハリのある「際立つ黒の締まり」、両方の強みを持ち合わせる「AQUOS XLED」の特長をわかりやすく表現できていると思います。

―今後、『AQUOS XLED』『AQUOS OLED』『AQUOS 8K 4K』の3つの柱でテレビのラインアップを提案していくわけですが、どのような選びかたがおすすめですか?

普段ご覧になるコンテンツやテレビを置く環境によって選んでいただくのがよいと思います。明るいリビングでスポーツやテレビ番組を視聴される方であれば『AQUOS 8K 4K』の液晶が良いですし、照明を落とした少し暗めの部屋などで映画を視聴される方は『AQUOS OLED』がオススメです。『AQUOS XLED』はコンテンツや視聴環境を選ばず最大限に美しい映像を観ることができるので、「どっちも」見たいという方はぜひ『AQUOS XLED』をお選びいただきたいです。

―ありがとうございました。

『AQUOS XLED』はシャープがこれまでテレビ開発を通じて培ってきた先進の技術で画質、音質、デザインを変え、みなさまにexcellent experience(すばらしい体験)をご提供します。その美しい映像をぜひ体験してみてください。

広報U

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