空気清浄機、正しく使えていますか？設置や使い方のポイント教えます！

2022年12月7日

空気清浄機の正しい使い方、そんなもの聞かなくてもわかるよ！という声が聞こえてきそうですが、本当ですか？本当に正しく使えていますか？「絶対大丈夫！」と胸を張れる方は案外少ないんではないでしょうか。改めて聞かれると、ちょっと自信ないかもな～という方は、ぜひ読んでください。いよいよ寒さが厳しくなる時季を迎え、窓を開けた換気が億劫になる中、ますます存在感が増す空気清浄機がそのチカラを存分に発揮できるようになるかもしれませんよ！

どんな空気清浄機を選べばいいの？

使い方の前に、まずは空気清浄機の選ぶ際のポイントをご紹介します。
空気清浄能力は「吸い込み風量」と「フィルター性能」で決まります。厚生労働省は「換気の悪い密閉空間」の改善方法として「風量5m³/分」＆「HEPAフィルター搭載」の空気清浄機の使用を推奨しています^※。「吸い込み風量」はカタログや製品のWEBページなどでご確認ください。「HEPAフィルター」はシャープのほとんどの空気清浄機にも搭載しており、静電気を帯びた繊維で微小粒子をしっかり吸着できます。また、乾燥する冬場は加湿機能付きの空気清浄機がオススメです！

※　厚生労働省「換気の悪い密閉空間」の改善方法：https://www.mhlw.go.jp/content/000698868.pdf

例えばこちらは当社の加湿空気清浄機＜KI-RX100＞の製品ページの一部です。【仕様／寸法】のページで風量などの情報をご紹介しています（https://jp.sharp/kuusei/products/kirx100/spec/）ので、空気清浄機選びの参考にしてくださいね。

空気清浄機がやってきた！

そうやって選び、新たに家に迎え入れた空気清浄機。段ボール箱から出して、早く使いたい～！という気持ち、とってもよくわかります。でも！落ち着いてください。まずは、箱から本体や付属品を取り出します。そして大事なのが付属のフィルターをビニール袋から取り出すこと。早く使いたいと焦るあまり、ビニール袋を外すのを忘れないようにしてくださいね。そしてビニール袋から取り出したフィルターを、取扱説明書に従ってとりつけます。

空気清浄機の能力をさらに引き出す設置場所は？

「フィルターもつけたし、さあ電源入れるぞ～」ちょっと待った！置き場所はそこでいいですか？実は空気清浄機には、その能力を最大限に発揮するベストポジションがあるんです。それは「エアコンの風と衝突しない場所に設置すること」。

エアコンの風と空気清浄機の風が衝突すると、気流が乱れ、粒子が飛散してしまいます。衝突を防ぐことで、部屋を循環する気流が生まれ、粒子を効果的に捕集することができるのです。また、壁際から3cm～30㎝の場所に設置し、空気清浄機の背面にある空気の吸い込み口をふさがないようにしてくださいね。

エアコンの運転に合わせて空気清浄機の位置を変えるのはめんどくさいなーと思われるかもしれませんが、効果的に空気清浄するためにも、ぜひ試してみてください！

運転のポイントは？

冬は加湿が重要というのはよく聞きますが、具体的にはどういうことでしょうか。実は湿度60％の環境下では、湿度30%の環境と比較して、人の周囲に浮遊する飛沫粒子が減少することがわかっています。そのため、加湿は常にONにしておくことをおすすめします。また、同じ室温でも湿度が高いと体感温度が高くなるので、加湿を活用することで暖房の省エネにもつながります。