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光の力で抗菌・消臭する「+Cassius(プラスカシウス)光触媒スプレー」を車の内装に試してみました!

2023年3月17日

Author:広報C

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(左)+Cassius(プラスカシウス)ロゴ、
(中)エアゾールスプレー式<BP-PC01AU>、
(右)プッシュ式(フィンガースプレー)<BP-PC01BV>

当社は2020年7月から光触媒スプレーを販売していますが、この度、2月9日に、新コンセプトの「+Cassius(プラスカシウス)光触媒スプレー」をラインアップに追加。エアゾールスプレー式<BP-PC01AU> 3,850円(税込)※1と、携帯に便利なプッシュ式(フィンガースプレー)<BP-PC01BV> 990円(税込)※1の2製品を発売しました。

※1 当社のECサイト「COCORO STORE」において、2023年3月17日記事掲載時の販売価格

発売にあたり、企画全般を担当したスマートビジネスソリューション事業本部 商品企画部の神田に商品コンセプトなどについて聞き、また、光触媒スプレーの効果を実感しやすいという車の内装に試してみましたので、ご紹介します。

新発売の「+Cassius光触媒スプレー」を手にする神田さん

まず、今回、新たに設定された「+Cassius」というブランド名に込めた思いについて教えてください。

「+Cassius」とは、「Catalyst assisting us (私たちを支援する触媒)」の略で、私たちの生活に『プラス』したい、人々がより良い生活を送るためのお手伝いをしたい、という思いを込めて名付けました。

当社の光触媒材料には、可視光応答性能という独自特長があります。これをアピールしていくに当たり、名前とそのイメージはとても重要と考えました。今回のスプレーを皮切りに、光触媒材料、商品の新ブランド「+Cassius」を次々に展開し、アカデミックな効果検証と商品化の実績を積み重ねていくことで、このブランドを大切に育てていきたいと考えています。


改めて「光触媒」について、教えていただけますか。

光触媒は、「光が当たると表面に強い酸化力を発生し、接触するニオイ成分や有害物質※2などを酸化分解する物質」です。

当社の光触媒材料は酸化タングステン※3を主成分としていて日光はもちろん、蛍光灯、LED電球、白熱電球や、その間接光が当たる状態であれば、長く効果が持続します。メカニズムなどについてはこちらをご覧ください。

※2 すべてのニオイ・菌・ウイルスに効果があるわけではありません。ニオイ・菌・ウイルスの種類や対象物の素材、明るさなどの使用環境により効果は異なります。

※3 480nm(ナノメートル)より波長の短い光(青色)があれば応答します。

新配合の銅系抗菌剤について説明をお願いします。

従来品に銅系抗菌剤を配合することにより、消灯している部屋やクローゼットの中の靴バッグなど、日光や照明のあたらない場所でも、抗菌・抗ウイルス効果を発揮し続けます

銅に抗菌効果があり、そのため硬貨銅の器銅製や真鍮製のドアノブなど、手で触るところに広く使われていることをご存じの方も多いかと思います。

つまり、新製品は、光が当たるか当たらないかにかかわらず、抗菌・抗ウイルス効果を期待できる製品となっています。


どんなところに使うのがオススメですか?

光触媒の効果は、実験室レベルでは6カ月以上持続することを確認※4しており、なかなか洗えないもの、例えば壁紙やカーテン、カーペット、ソファー、スリッパ、車の内装などへの使用に向いています

※4 実験室で布に製品を塗布し、効果をJIS規格の測定方法にて計測、6カ月後に再び効果を確認しました。使用条件などによって持続期間は異なります。6カ月間の効果を保証するものではありません。光触媒材料としては4年間の効果持続を確認しており、現在も継続確認中です。

ガラスなどのツルツルした面にスプレーした場合は手で触るなどすると光触媒が落ちてしまう可能性がありますが、壁紙や服などの繊維であれば、水拭きなどしても光触媒はある程度残存し、効果の持続が期待できます。目安としては、消臭効果が感じられなくなったら再度スプレーしていただければと思います。

実は、車検時などの整備オプションサービスの光触媒塗布には、当社の光触媒材料が使われているものがあるのですが、利用が増えています。最近の車はUVカットガラスが使われていることが多いのですが、当社の光触媒は可視光(青色)でも効果を発揮するので効果が期待できるのです。ぜひお試しいただければと思います。

――ありがとうございました。

※5の内装に試してみました!

早速、車の中で、手が触れる機会の多いドアの内側やアームレスト、汗が付きやすい座席シート、くつ底の汚れがつく床のカーペットなど、内装の各部にスプレー※6してみました。

※5 車内は高温になることがあるため、光触媒スプレーを車内に保管しないでください。

※6 スプレーする際は使用方法を確認して十分な距離をとり、均等に、短時間で吹きかけてください。生地の傷みやシミになりやすい素材もあるので、目立たない場所でお試しのうえでご使用ください。

(左)乗車中に手がよく触れるドアの内側 (右)アームレスト
(左)汗が付きやすいシートの座面 (右)シートの背もたれ
くつ底の汚れがつく床のカーペット

消臭効果をわかりやすくする方法として、光触媒「+Cassius」をスプレーした後、車内に芳香剤の香りを充満させ、芳香剤のビンを外に持ち出しておきました。約1日後、車内のニオイを確認してみると、充満させた芳香剤の香りを含めニオイが確かになくなっており、光触媒の実力を実感できました。なお、ニオイ成分低減などに関する実証データはこちらをご覧ください。

このような消臭効果が長期間続くので、繰り返しスプレーする手間も省けて便利ですね

新製品「+Cassius光触媒スプレー」<BP-PC01AU>と<BP-PC01BV>、および 従来品の光触媒スプレー<MX-AZ03JK>は、当社のECサイト「COCORO STORE」よりご購入いただけます。ぜひご検討ください。

(広報C)

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