水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」(以下、ホットクック)のオプションメニューに、「取り分け離乳食」が追加されました。「取り分け離乳食」とは、大人用と離乳食用の食材を一緒に加熱した後、離乳食用の分量を取り分け、赤ちゃんの成長(離乳食初期/中期/後期/完了期*)に合わせて食材の大きさや調味料の入れかたなどを調整いただくことで、家族で同じ食事を楽しむことができるメニューです。
2月20日(月)より、一般社団法人母子栄養協会(以下、母子栄養協会)監修の「取り分け離乳食」4メニュー(チキンポトフ、肉じゃが、たいのミネストローネ、ミルク豚汁)を公開しています。
*「授乳・離乳の支援ガイド2019年」に基づいて制作しています。ガイドでは「離乳初期・離乳中期」などの言葉を使いますが、本サービスでは「離乳食初期」と表記しています。
「取り分け離乳食」メニューを使うと、たとえば肉じゃがなら、味つけをせずに加熱し、途中でじゃがいもやにんじんなどを取り分けて赤ちゃん用の離乳食(初期/中期/後期)を作り、取り分けたあとの食材に調味料を入れて再度加熱し、大人用の肉じゃがを完成させます。完了期の離乳食は大人用から取り分けて味を薄めてつくります。ホットクックには、これまでも離乳食のメニューはありましたが、「取り分け離乳食」メニューを使うことによって、家族みんなが同じ料理を囲むことができるようになりました。
ヘルシオ教室で「取り分け離乳食」をご紹介
3月1日(水)、この「取り分け離乳食」をご紹介する「ヘルシオ教室」をオンラインで開催しました。公式インスタグラムなどで告知をしたところ、多くの方にお申し込みいただき、当日は約200名の方にご参加いただきました。
講師を務めたのは、管理栄養士、離乳食アドバイザーの資格をもち、ヘルシオやホットクックのメニューの開発などを担当している栗原。プライベートでは4人のお子さんのママでもあります。
この日は、肉じゃがを実際に作りながら、「取り分け離乳食」の便利な利用方法などをご説明しました。参加者の皆さんには事前にレシピをお送りしていたので、たくさんの方が一緒に調理しながら参加してくださいました。中には赤ちゃんを抱っこしながら参加してくださった方も。画面越しの可愛い赤ちゃんの笑顔に、スタッフ一同癒されました!
講師の栗原からは、できあがった食材を小さく切る際には、衛生面を考えて菜箸を使うなど、手で直接触らないようにといったアドバイスをはじめ、肉じゃがに使う牛肉は脂の少ない赤身、じゃがいもは煮崩れしにくいが柔らかくなるメークインがおすすめといった、離乳食アドバイザーならではのコツもお伝えしました。
ホットクックで作る離乳食のギモン
質問コーナーでは、ご参加者からさまざまな質問をいただきました。いくつかご紹介したいと思います。
肉じゃがを作る途中で野菜を取り分ける際、お肉の繊維などがくっついてしまいますが大丈夫ですか?
→初期の赤ちゃんの場合お肉をたくさん食べると負担になってしまいますが、細かいものでしたら気にしすぎなくても問題ありません。
肉じゃがや煮物などに、だしパックやだしの素を使う時はどのタイミングで入れれば良いですか?
→だしパックは塩分が含まれていることがあるため、月齢にもよりますが、大人用の調味料を入れるタイミングで入れていただくのがおすすめです。
この他、無線LAN対応していない機種を使っている場合はどのように加熱したらよいか?などの質問もありました。
参加された方からは「一緒に肉じゃがを作って、今、子どもがおいしそうに食べています」「二人目の離乳食開始をきっかけにホットクックを購入し、毎日活用しています!取り分け離乳食のメニューもどんどん作っていきたいです」「毎日の食事作りにホットクックはいつも大活躍です。5ヶ月になる息子がいるので、離乳食メニューにも活用させていただきます!」といった嬉しい感想をいただきました。
お子さんと一緒に参加してくださった方は「大人と同じ食事を食べさせられるのがいいなと思いました。これからもホットクックを活用していきたいです」と話してくださいました。
今回の「ヘルシオ教室」では、参加された皆さまの「赤ちゃんに栄養たっぷりの離乳食を作りたい」という思いがひしひしと伝わってきました。ホットクックが、離乳食づくりに頭を悩ませるたくさんの方のお役に立てたら、本当に嬉しいです。赤ちゃんと過ごせる時間はとても短くて貴重なので、離乳食の思い出が楽しいものになりますように!!
(広報Y)
<関連サイト>
ニュースリリース:「ヘルシオ ホットクック」向け「取り分け離乳食」4メニューを公開
ホットクック製品サイト:https://jp.sharp/hotcook/
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