企画担当に聞く、「ヘルシオ ホットクックはこうして生まれた」
2015年11月5日
本日11月5日(木)に発売した、水を使わず自動で調理できる鍋“ヘルシオ ホットクック”
前回のブログでは、ヘルシオ ホットクックの魅力に迫るべく、無水カレーを作ってみました。
“ヘルシオ ホットクック”で作った無水カレーがラクうま!
http://blog.sharp.co.jp/2015/10/23/5310/
ヘルシオ ホットクックのことをもっと知りたいと思い、企画担当の方に話を聞いてみました。
電気無水鍋「へルシオ ホットクック」
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ヘルシオ ホットクックはこうして生まれた
―― ヘルシオ ホットクックは、どのように生まれたのでしょうか?
企画 今回着目した無水調理は、栄養素を多く残すとともに、食材本来のおいしさを味わうことができる調理方法として人気があります。健康とおいしさを基本とするヘルシオブランドとマッチしていたこともあり、いままでなかった“鍋”に挑戦しようと考えました。
―― 無水カレーを作ってみたのですが、野菜の甘みをしっかりと感じることができました。何より、食材からこんなにも水分が出るのかと、とても驚きました。
企画 驚かれる方はたくさんいらっしゃいますね。健康的でおいしい無水調理ですが、火加減のコントロールが難しく、興味はあるけど手が出せないとの声をよく聞きます。そのため、馴染みがない方も多いのではないでしょうか。
前回のブログ取材で調理した無水カレー
―― 火加減が難しいのですか?
企画 食材から出た水分を利用するため、調理中は基本的にふたを開けてはいけません。せっかくの蒸気が逃げてしまいますからね。蒸気の出方で火加減を調整するのですが、見極めが難しく、鍋を焦がしてしまったという方も多いと聞いています。
―― なるほど。ふたを開けてみるまでわからない。経験がものを言いそうですね。
企画 その難しさを当社の技術で、誰でも簡単に調理できるようにしたのが、ヘルシオ ホットクックです。食材を入れてボタンを押すだけで、自動で火加減をコントロールして、適切に混ぜてくれる。食べたい時間に出来上がるように、予約をすることもできますよ。
※ 各機能の詳細はこちら
http://www.sharp.co.jp/hotcook/feature/auto/
―― 開発の際は、主にどの部分を担当したのですか?
企画 メニューの開発と、加熱温度や時間、混ぜ方などの制御の調整を担当しました。
―― メニューによって、制御が大きく変わると思うのですが。
企画 そうですね。まずは一般的な無水調理や煮物をピックアップするところからはじめました。これらの基本となるメニューをもとに、ヘルシオ ホットクックで調理をするにはどのような制御が必要か? メニューごとに調整していきます。例えば、「ひと煮立ちしたら弱火にする」という工程は、「蒸気が出たらヒーターの入力を下げる」という制御にしていきます。すべてのメニューに対し、それぞれに最適な加熱や混ぜ方を決めていきました。
―― メニューが同じでも、食材の種類や量によって加熱に偏りはできませんか?
企画 蒸気センサーと温度センサーで食材の状態を検知したり、食材をかきまぜる「まぜ技ユニット」のモーターにかかる負荷を見たり、調整には苦労しました。技術担当と試行錯誤をしながら、多少の種類や量に違いがあっても、同じようにおいしく仕上がるようにしました。
食材をかきまぜる「まぜ技ユニット」
―― 最初に試したものは何でしたか?
企画 「野菜ゆで」メニューのじゃがいもを試食したのが最初です。甘みがあって、ホクホクしていて、本当においしかったのを覚えています。
―― おすすめのレシピはありますか?
企画 無水カレーをはじめとした煮物はもちろん、無水でゆでる野菜も栄養素が残り、とてもおいしいですよ。変わり種としては、発酵メニューの甘酒が個人的にはおすすめです。甘酒は作るのが大変なので、ご家庭で作る方は少ないと思います。ヘルシオ ホットクックであれば、ごはん、水、米麹を入れて放っておくだけなので、とても簡単に作ることができますよ。まぜ技を使った甘酒はとても甘く、なめらかさがぜんぜん違います。ごはんを雑穀ごはんにしてみたり、さつまいもやあずきに変えてもおいしいですね。
―― 最後に、メッセージをお願いします。
企画 料理にこだわりがある方にも、忙しくてなかなか時間が取れない方も、一度使っていただければヘルシオ ホットクックの良さを感じていただけると思います。お客さまを交えた事前の試食会では、「素材の味がする」「帰ったら料理ができていると思うと、精神的にゆとりができる」「火を使わないところが安心」など、健康やおいしさ、手軽さについて大変好評をいただきました。ぜひいろんな方に使っていただきたいと思います。
―― ありがとうございました。
材料を入れておくだけで、自動で調理してくれる電気無水鍋。
最初は馴染みがなく、私も戸惑いがありました。
ただ一度使ってみると、そのおいしさや便利さを実感することができました。
任せるところはヘルシオ ホットクックに任せて、空いた時間を好きなように使う。
新しい料理のスタイルかもしれませんね。
(広報担当:M)
ヘルシオ ホットクック
http://www.sharp.co.jp/hotcook/
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